マガジンのカバー画像

生い立ち〜 いつか飛び立てる日を夢見て生きた日々の記憶

10
臍の緒がついたまま、置き去りにされた私は不必要な子ども 何の存在意義もないのではないか・・思春期の頃はそんなことも感じていました。 だからこそ、生きる意味が欲しかったのかもしれ… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

生きているっていう躍動感!今の日本に欠けてしまっているあれこれをなんとなく独り言ちる・・・以前の記事から

生きているっていう躍動感!今の日本に欠けてしまっているあれこれをなんとなく独り言ちる・・・以前の記事から

2022.9.8の私のブログから少しブラッシュアップして再度ここに

*****

辛さや哀しさ、大変なことをたくさん知っているからこその慈しむ心

泥沼に咲く蓮の花のように清らかに輝く・・・

まるで泥沼を歩むようだった昔のわたし

産まれてすぐに置き去りにされ‥正直言って、ろくな育ち方をしていない。

人情家でありながら、酔うと激変してしまう養父近所の人から追い出すための署名運動をされたほど酒

もっとみる
結婚していた頃・・・暴力の始まりから一度目の家で迄の日々 シングルマザーへの道のり(5)

結婚していた頃・・・暴力の始まりから一度目の家で迄の日々 シングルマザーへの道のり(5)

2009.5.1のアメブロ記事から

今改めて読み返すと、忘れてしまっていたことなどもあって、『あぁ、そんなこともあったんだったな』と改めて思い出す。あの日々の辛さも、“時は薬”…すっかり薄れてしまったけれども。

あの日々を思えば、せっかくの自由な今を有意義に過ごさないとなと思います。

***
以前に書いた文と重なる部分も多いが、少し細かく振り返ってみる。

情にながされたまま始まった結婚生活

もっとみる
あんたの世話にはならないから…いまでもたまに思い出してしまう育ての親からの悲しい言葉

あんたの世話にはならないから…いまでもたまに思い出してしまう育ての親からの悲しい言葉

寝起きに.古い思い出など蘇ることが多い

まだ小学生だった私に
養母は、「あんたの世話にはならないから」と言葉を投げつけるように言い放つ。
そのたびに、なんだか寂しく悲しい気持ちになったものだ。そして同時になんだか腹立たしいような情けないような混沌とした気持ち。

捨て子の私には、頼る値もないのかな
信頼されてないのかな

血の繋がらない私の世話にはなりたくないってことか。。。

幼心に、ああいう

もっとみる
人生ってままならないよなって心で呟く…で、ままならないって? 独り言

人生ってままならないよなって心で呟く…で、ままならないって? 独り言

普段使わない言葉でも
長い人生の中で、本で読んだり、映画の中のセリフだったり…なんとなく記憶されていて、ふと浮かんで心の呟きとなる。

呟いてみて…えっ、本当はこの言葉の意味って何?って気になる事ありませんか?

そんな時、今はすぐにネットで調べられて便利な時代になりましたね。

***

調べているうちに、胸を締めつけるような想いが少し和らぐ不思議。

何も解決はしてないし、動かないといけないこ

もっとみる
どうやって乗り越えたの?波瀾万丈な日々の中で

どうやって乗り越えたの?波瀾万丈な日々の中で

「どうやって乗り越えてきたのですか?」

セラピストとして活動するようになり、プロフィールなどに自己開示するようになってから、たまに聞かれることがあります。

 産みの親には臍の緒のまだついた状態で置き去りにされ、戸籍も16歳まで無かったですし、どん底の生活の果てに、DV離婚もしています。

 タフなタイプではなく、内向型であり感受性も高いのに、過酷な環境の中で生きてきた期間が長いので、生い立ちな

もっとみる
養母の話し

養母の話し

 母の日に因んで?

 私には本当の母親の記憶もなく養母のことしか浮かばず

 可愛がってもらった記憶もなく、あまりいい思い出はないのですが

 養母は・・もともとはお洒落好きだったんだろうなと思います。
後半、あまり身だしなみを気にしない感じが嫌でしたが…

 貧しい日々を送った反動だったのかもしれませんが、ポー○化粧品など 私が小さな頃にはまだ高価な感じであった化粧品を使っていました。

あっ

もっとみる
遥か昔、17歳の頃の夢は…

遥か昔、17歳の頃の夢は…

↑は9年ほど前の自分の記事です。
最近はとても気持ちがフラットで、あまり昔のこと…それも辛かった時のことは思い出さなくなっています。

月日はどんどん流れて…

着々と環境は変わってきたんだなと改めて思うけれど、

それでも昔願った夢は、形を変えつつ、少しずつ叶っているような気もします。

何よりも欲しかった心地の良い心の居場所を見つけたようにも感じてます。

数年前に戸建てを手に入れ

ブルーベ

もっとみる
「誰も僕を見ていない」・・・昔読んだ本の中から思う事など徒然に

「誰も僕を見ていない」・・・昔読んだ本の中から思う事など徒然に

新聞記者が綴るノンフィクション
『誰も僕を見ていない』祖父母を殺害した少年

その本を最初に読んだ2017年だった。

2014年、17歳の少年が祖父母を殺害…10代の子どもにそんな事をさせてしまう状況にはどんな事があったのだろう…そう思い手にした本。

私はどんな事件であろうとも被害者、加害者両方の立場に想いを馳せる癖がある。

特に未成年の子が犯罪に手を染める状況にならざるをえない環境…なんと

もっとみる
あの頃までの人生は…確かに茨の道だった

あの頃までの人生は…確かに茨の道だった

2009年のブログを読み返してみたら

そこまでの人生が、ほんと大変だったんだなって思い出した。

そして、13年間の辛い結婚生活から解放されたばかりの私が、そのページにいた。

それまでの人生観は…生きていくって茨の道で、時折花も咲くけれど…耐え忍ぶ事が多いものだと、そういうものだとも思っていたのかもしれない。

若い頃は特に宿命とか運命という言葉の呪縛に囚われていたように思う。

あえて苦難の

もっとみる
私を支えてくれた言葉たち**言の葉⭐︎想うこと

私を支えてくれた言葉たち**言の葉⭐︎想うこと

思春期の頃は

血の繋がった親もなく、乳飲み子を捨てるような親の血を引いたあたしには、とても汚れた血が流れているのではないだろうか…

宿命とか運命という言葉に翻弄されていたのかもしれないあの頃の私。

(当時育った工事現場の飯場には訳ありの職人さんが多かったので)荒くれ者の中で育ち…世間一般的な躾けや常識など無縁に育ってしまった自分に何ができるのだろうと混沌とした想いを抱えてもいた。

バイトで

もっとみる