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セカイの片隅から見たセカイ

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セカイの片隅から見たセカイのレポート
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「志村けん」というコメディアンについて

「志村けん」というコメディアンについて

 志村けんがコロナウイルスで亡くなってから、そろそろ四十九日が経つとか経たないとか。

 実に惜しいコメディアンを亡くしたと思う。
 なぜなら、現代の数多あるコント師の中で、ほぼ唯一と言っていい、テレビでスラップスティックなコントやっている人だからである。彼は、キャラものもあるが、80年代にあった全員集合の流れを組んでいて、セットが壊れたり、お約束のギャグが挟まれていたりだとか、実に緻密にコントを

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文学フリーマーケットについて

文学フリーマーケットについて

 今日は文学フリーマーケット東京(文フリ東京)の予定日だった。
 コロナで吹き飛んだ。
 昔は、文フリがある前の日は、「どれくらい売れるだろう?」とか、興奮して眠れないことはないが、寝不足になることはあった。
 いざ始まってみると、人の圧に負けて自分のサークルの売りを出せないでいた。

 唐突ですが、ぼくはとある文学サークルに所属していまして、小説を書いてますし、サークルに作品を提出したり、自分で

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千葉雅也 デッドライン

千葉雅也 デッドライン



 この物語の主人公がゲイだからというフックがあって、ハッテン場の雰囲気や描写や男性同士の性描写を期待していた。しかい、それは途中までで、後半からは雰囲気が変わってしまって、そういう描写がなかった。
 しかも、主人公が覚めているし、恋愛に関してはほとんど無頓着なので、「愛」を語るみたいなことは一切なかった。

 この作品は千葉氏にとっての初めての作品なのではないだろう。そこで少し物申したいのだが

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オカワダアキナ FLAT

オカワダアキナ FLAT

 前から読んでみたいと思っていた同人作家さんがKindle Unlimitedであったので、速攻でポチった。

 この本は短編集(表紙にはオカワダアキナ小品集となっている)であって、8つの話が載っている。

 この中でぼくが好きなのは、『バイ・ミー』という話である。
 バイの男が女性を好きになる話とざっくり言えばそういう話なのだが、そこに男同士の哀愁が感じられる作品になっている。そして、主人公の男

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アウトプット大全を読んでみた。

アウトプット大全を読んでみた。

 今回は、樺沢紫苑著『アウトプット』大全を読んでみました。

 おそらく、ぼくのnoteを読んでいるという人は、noteを書いている人が大半を占めると思います。
 さて、みなさん、noteを書くときの案だし、つまりインプットどれくらいかかってますか? それに対するアウトプットはどれくらいかかっていますか?

 この本によりますと、インプットとアウトプットの割合は差3:7でいいらしいです。だから、と

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緊急事態宣言だから世界史の本を読んでみた。

緊急事態宣言だから世界史の本を読んでみた。

 このステイホームな世の中だから、世界史の勉強をしてみた。

 一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書

 もう、併読して読んだので、一週間ぐらいかかった。

 その読んでいる間に、読んでいる内容を半分くらい忘れているかもしれない。
 とはいっても、高校生のときは、世界史の専攻だったので、受験のときは塾でもらったプリントが破れるほど年号や出来事をメモしたり、マーカー引いたりした。

 さて、この

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初めての投稿は、PIGGSについてです。

初めての投稿は、PIGGSについてです。

 お久しぶりです。
 毎日更新するって言って、一ヶ月経ってしまいましたが、やっと始動したいと思います。

 今回はPIGGSについて語りたいと思います。

 PIGGSは五人組の地下アイドルですが、リーダーでプロデューサー的な存在が、BiSのリーダーだったプー・ルイがやっています。
 デビューしたのは、コロナの中で、YouTubeの生放送でした。それから、ほぼ毎日YouTube LIVEでコメデイ

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