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日本の政治

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日本国内の特定の政治家や政治の動きにフォーカスした記事たち
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記事一覧

ワシントンに道連れにされる永田町:ウクライナに支援し続ける日本

ワシントンに道連れにされる永田町:ウクライナに支援し続ける日本

日本のニュース報道では、ロシア・ウクライナ間の戦争がいまだ活発に続いているように報道されていた最中、イスラエル・パレスチナ間の戦争が勃発したことで、人々の関心はぐーーっとそちらに引き寄せられる形になった。

結局、ロシア・ウクライナのことで頓珍漢なことを言っていた自称保守の人達は自分達の見解の間違いを認めることもなく、それどころか、今度は違う場所に移しては、また同じ日本人との喧嘩に勤しんでいる。

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たゆたう線香の煙:分断でなく団結を

たゆたう線香の煙:分断でなく団結を

最近、日本が大きく揺れ動く様子を見ていると心が動揺することが多い。

私と同じような窮屈さを感じている人も多いのではないかと感じ、今回は皆が守りたいと思っている「日本」という国を見つめ直したいという思いを込めて書きたい。

少し前までは、明らかな反日発言をする人達と愛国的な発言をする人達の対立に見えていたのだが、最近は少し様相が変わって来ている様に見える。

きっかけはやはり2020年の大統領選挙

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参政党の内紛:なぜ今、それをやる。。

参政党の内紛:なぜ今、それをやる。。

百田新党(仮)が正式に党名を発表し、日本保守党なる政治団体が10月半ばに誕生した。

『自民党の政策にもう我慢ができなくなった!』という代表の百田尚樹氏の強い主張を聞いて、自民党の左傾化を憂う日本の多くの保守層はその誕生を喜んでいた。

党名はいかがなものかという感を拭えないとはいえ、結党宣言も賛同するところが多いし、私も日本を大事に思う人達の集まりが大きくなることは嬉しいと思っていた。

しかし

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タイムリミットは刻々と近づいている:IHR改訂の恐ろしさとは?

タイムリミットは刻々と近づいている:IHR改訂の恐ろしさとは?

水面化で着々と進むグローバル化(世界統一政府化)3年半以上にも及ぶパンデミック騒ぎが日本でもやっと収まり、今年の夏は実家へ帰省やずっと我慢していた旅行も叶ったという人も多かったのではないだろうか。

しかし、

これで2020年以前の世界に戻れる!

と期待するのはまだ早い。

私だって心からそれを願う毎日だが、コロナ騒動で大儲けした人達の欲望というのは止まらないようだ。

9月11日には遂にアメ

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読者の方の質問に答える:日本とアメリカの選挙について

読者の方の質問に答える:日本とアメリカの選挙について

読者の方からとても丁寧なお手紙を頂戴した。

これは多くの日本人に共通する質問であり、話題であると感じたので、記事の形にして、できる範囲で答えていってみようと思う。

海外というと広くなりすぎるのでアメリカ限定で答えてみようと思う。

アメリカの選挙についてまず、投票の仕組みから言えば、日本の方が優遇されている気がする。というのも、選挙日当日に都合がつかず行けない人達のために、便利にも「期日前投票

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日本でより強く感じた危機感

日本でより強く感じた危機感

ここ最近は日本に滞在していた。

日本の状況について自分の目で確認したいことが色々とあったので、現地取材も兼ねて様々な所へ行ってきた。
それぞれの取材内容はこれからの関連記事に活かしていこうと思っているので楽しみにしておいて欲しい。

さて、毎朝、意識的にテレビのニュースを見る様にしていたのだが、やはり中でも特に気になったのが、ウクライナに関するメディアの報道姿勢だった。
毎朝、毎朝、なぜ?という

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LGBT、ウクライナ:メディアが右向け右で報道する時

LGBT、ウクライナ:メディアが右向け右で報道する時

2022年の2月に、ロシアがウクライナへの侵攻を始めた時、日本は一斉にウクライナ支援一色になった。

その中には確信的な活動家がおり、それらの人達にいわば扇動された「事情をよく知らない人達」が、【日本人が進むべき唯一の道】であるかの如く、右向け右になったあの姿は、今から思い出しても身の毛がよだつ。

事態のほんの少し前までは、不正選挙に怒り、トランプさんの再起を願って一丸となっていた様に見えた日本

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民主主義とはそんなに素晴らしいものなのか

民主主義とはそんなに素晴らしいものなのか

空気を読む日本人日本人は良くも悪くも空気を読める民族というのは誰もが知るところだと思う。

空気を読んで、自分の行動を決定するということは、自分の周辺の多数が気持ちの良い社会を作ることができる最適な振る舞いだ。

などという場面は日本人は日常的に経験していると思う。

世界中がマスクを外して一年以上経っても、街の90%くらいの人々がいまだマスクをしているという奇怪現象も、この

【空気を読む文化】

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ネトウヨの力なんて弱いもの

ネトウヨの力なんて弱いもの

ネットでの熱と反した結果各県知事、府知事、市議会等々の選挙結果を受けて、いろいろと思うところがあった人は多かったと思う。

ネットでの盛り上がりと、そこから湧き出ていた期待と反する結果になり、残念に思ったり、怒りを覚えた人もいただろう。

それを受けて

「ネトウヨの力なんて弱いな。。」

と揶揄する人達も出てきたが、私はそれよりも何よりも「投票率の低さ」に愕然とせざるを得なかった。

そしてその

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騙されるな❗️:LGBT理解増進法の危険性

騙されるな❗️:LGBT理解増進法の危険性

突然、推し進められるLGBTの話題昨今、日本でもジェンダー問題が大きく取り沙汰されるようになってきた。

この流れはもちろん世界的には前々から仕組まれたものだったが、それを知らないごく普通のノンポリテレビ層の人達でも

『なんか最近、よく話題になってるな〜』

と無視できないものになっているのにはうっすら気づいていると思う。

日本は諸外国と大きく違って、もう何十年も前からいわゆる「オカマ」と呼ば

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『CPACでのトランプ演説の盛り上がり』

『CPACでのトランプ演説の盛り上がり』

CPACがワシントンに戻ってきたCPACという保守団体がアメリカにあることはご存知の人も多いだろう。

日本やオーストラリアなどでも開催される保守系の政治家やジャーナリストや活動家、企業経営者などが集まる大きな団体だが、その大元の大会が今年の3月の開催場所はワシントンDCに戻ってきた。

4日間にわたって開催され、名だたる保守系の人達が登壇したり、議論したりが繰り広げられた。

この大会には、トラ

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1・6国会議事堂襲撃事件:陰謀論だと言っていたのは誰だ?

1・6国会議事堂襲撃事件:陰謀論だと言っていたのは誰だ?

トランプさんが再選を果たせなくて悔しい思いをした人はアメリカ人だけでない。
世界中にアメリカ一極支配のグローバリズムに警鐘を鳴らす人達はおり、また、自分の国を大事にしたいと思うナショナリストも危機感を募らせている。

私が彼の再選を強く望んでいたのは、トランプさんの指揮下だと無駄な戦争が起きないということが一番大きかったと思う。

バイデン率いる民主党政権に戻れば、トランプ政権時代に一旦、止まって

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旧統一と世界の関係は?日本サンクチュアリ協会とはどんな団体なの?

旧統一と世界の関係は?日本サンクチュアリ協会とはどんな団体なの?

本質からずらされる:暗殺の真相究明より統一教会安倍元総理暗殺事件は日本の警察などの捜査能力の威信にも関わる様な事なのだから、国中が大々的な調査委員会でも立ち上げて徹底検証でもするだろうと当たり前の様に誰もが思っていたはずだが、現実はかけ離れたものになっている。

真相究明などという文言は出てこず、メディアは旧統一教会と自民党関係者の関わりを暴くような報道と国葬儀反対の報道ばかりしていた。

そもそ

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広島サミット:有意義なものになるのか?

広島サミット:有意義なものになるのか?

議論に上がらない核武装先の記事(「ウクライナの二の舞になる国」)で日本では安全保障としての核武装の議論がまったく上がらないことへの危機感を書いた。

戦後、核武装を表立って主張していた政治家はただひとり。故中川昭一さんだったのではないだろうか。

彼は生前、「アメリカに殺されないように気をつけようぜ」と親しい友人に笑い話のように語っていたらしいが、その彼が”不審な死”を遂げてから、早何年経ったのだ

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