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読書野郎

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本を読んで読んで、本が呼んで呼んで、 一行、一言一句、一冊は 読書は、自分を発見する旅
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『襲来』上巻

『襲来』上巻

Twitter マイツイートより帚木蓬生 先生のような幅広いジャンルで
執筆されておられる作家は、とても貴重です。
(先生、原作『閉鎖病棟』公開中)
書き下ろし作品『襲来』上巻を読了。
日蓮が世に顕れた時、天災が続き、
そして、元寇が…
天災と外国からの攻撃がいつ起きるかわからない、
そして起きている、そんな時、国内は?

帚木蓬生 先生の著書で、
特に勉強になったのは、
〝パチスロ依存症〟

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ワイルド7 展にて

ワイルド7 展にて

2019年10月30日
私は、故郷である北九州で、
弟と一緒に、
〝北九州漫画ミュージアム〟に行った。
目的は、同ビル内での
『ワイルド7』展に行くことである。

原作の望月三起也 先生が
亡くなられたが、
望月三起也ワールドに影響を
受けた作品や漫画家は、多い。

独特のタッチ、画風、ストーリー、
昭和40〜50年代の少年マンガでは
衝撃的な作品だったことだろう。
1969年〜1979年を疾走す

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『最強レスラー数珠つなぎ』尾崎ムギ子

『最強レスラー数珠つなぎ』尾崎ムギ子

2019年10月25日 読了。

尾崎ムギ子さんという
1人のライターが、
プロレスと出逢うことで
人生が変わっていくことになる。

たしかに、プロレスは
人の人生に影響を与える、
100人いたら100通りの
影響が表れる。

私は現在52歳、身体も小柄で
健康もけっこうガタガタだ。
そんな私も小学生の時には
プロレスに熱中した。
一番、関心もったのは、
覆面レスラー
ザ•デストロイヤ

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マイブック

マイブック

2019年10月20日、
『マイブック2020』を2冊
購入した。

日付けだけが記されている
中身、真っ白の本。

私は2006年からのユーザーだ。
毎年、だいたい2冊、購入する。
多い年は、4冊購入した。

必ずしも、日記とは限らないが、
やたらと、記事や写真を
貼りまくった年もあれば、
筆ペンで、思いを書き殴った年も
あった、
2011年は3月11日以降、
全く、何も書けなくなった…

毎年

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『弱いつながり  検索ワードを探す旅』  東浩紀

『弱いつながり 検索ワードを探す旅』 東浩紀

2019年10月11日
読了。

今書は、2012年から2013年に
かけて、思想家である東浩紀さんが
記したものである。

人にはいろいろな考えや思いという
ものがある…

私もいまだに、どこか引きずり、
折り合いをつけれないのは、
東日本大震災と
福島原発爆発事故だ。
九州に在住していて、
被災者でもない私が、
どこかで、何かを考え、
何かを伝え、発信していく
ことにおいて、
この3•11は

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『真鍋博のプラネタリウム 星新一の挿絵たち』

『真鍋博のプラネタリウム 星新一の挿絵たち』

2019年10月3日に読了。

勝手な推測かも
しれないが、
本好き、読書好きの多くは
星新一のショートショート
が、きっかけになっているの
ではないだろうか。

特に、私の世代は
※現在52歳
中学の国語の教科書に
星新一の作品が載っていて、
何らかの感動か衝撃を受けて、
書店に足を運んだ方々が
多いのではないだろうか。

中学生…
難しい言葉や表現がなく、
歴史的なものでもなく、
難しくないS

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『森遊びの日々』森博嗣

『森遊びの日々』森博嗣

2019年9月19日
読了。

私は森博嗣先生のような
才能も、無ければ、センスもない。
※当然だ

収入や経済的基盤も
全く違う。
※当然だ

でも、読んでて、
うんうん、なるほどなるほど
と共感する。

私はインドアで、
アクティブではなく、
なるべく、動かず、
好きなこと、
動画観て、本読んで、
書き物して、
SNSで発信して、
時々、麻雀を楽しみたい
そんな感じだ

半径数メートル内を

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『中高年のための性生活の知恵』

『中高年のための性生活の知恵』

2019年9月10日読了。
私は中高年である。
この書籍のタイトルも
さることながら、
中身には、さらに
驚くことになる。

リアルだ
リアルすぎる
推測とはいえ
セックスレスやEDの
増加の理由など…
データってやつも
マヂ、ビビる、

しかし、
大切なことだ
包み隠され、オープンにされず、
スルーされたり
背徳感を感じたり
するものではない、

中高年、、その響きの重み…
一年、一年、
一日、

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『プロフェッショナル13人が語る わたしの声優道』 藤津亮太

『プロフェッショナル13人が語る わたしの声優道』 藤津亮太

2019年9月13日。読了。

Twitter マイツイートより#藤津亮太 さんの『#プロフェッショナル13人が語るわたしの声優道』を読了、今の声優さんたちの世界は、また違う。藤津さんのインタビューは最高です、そして何といっても写真が一枚も載ってないというのが、最高に素敵で声優への最高のリスペクトだと思う。読んでて作品とキャラとその声が脳内に響く

藤津亮太さんから、
リツイートもいただき、

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『心理学でわかる女子の人間関係感情辞典』  石原加受子  監修

『心理学でわかる女子の人間関係感情辞典』 石原加受子 監修

2019年9月6日 読了。

いやぁ、何はともあれ、
この編集力の凄さに脱帽する。
私には、私の持論があるから、
それは、記すとしても、
では、こんなに、編集することが
できるかというと、
途方もない作業を想像しただけで
気を失いそうになる。

結婚する前にも、
結婚してからも、
仕事において、女性のチームの
リーダーを務めたことがあって、
それはもう、悪戦苦闘の日々であった。
人格的にも、

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『森籠もりの日々』森博嗣

『森籠もりの日々』森博嗣

2019年9月4日 読了。

よく、森博嗣 先生の著書を
読むと、
〝すげぇなあ〟
〝何だか、スッキリするなぁ〟
と思わされる。

と、同じくらいに、
羨ましいよ、
金もあるし、
好きなことやって
好きなように生きてんだよなぁ、
という思いも、わいてくる。

森博嗣にとっては、
読者がどう思おうと、
そんなことは、関係ない、
って一蹴しそうなイメージがある。
あくまでも私の勝手な想像なので、

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『探検家の事情』角幡唯介

『探検家の事情』角幡唯介

2019年8月27日、読了。

私は根っからのインドア派である。
アウトドア派の友人も多い。
インドア派な上に、
コミュニティも苦手。
読書にしても、映画鑑賞にしても、
基本は、ひとり。

ところが、
探検家、冒険家、登山家の
書籍や動画は大好きで、
けっこう、漁る。

そもそも、私には到底、無理な
冒険や探検をしているだけでも、
敬意を抱くが、
〝探検家の事情〟としては、
探検に行くためには、

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『カンブリア宮殿』の龍さん

『カンブリア宮殿』の龍さん

『カンブリア宮殿』は好きな番組だ。
特に大好きなのは、ラストの

編集後記だ。〝収録を終えて村上龍は、こんなことを
考えていた〟

このナレーションの文言は、
私の何か創作活動をしていく時の
トリガーになっている。
ただ、私は収録されてはいないけど、

毎回、素晴らしいゲストを
迎えて、小池栄子さんの美しい笑顔と
ナイスサポートによって、
この番組は、続いている。
そう、リュウズ プレゼンツ

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『漂流児童』石井光太

『漂流児童』石井光太

2019年7月下旬、読了。

私は、常に自分の慢心と
戦っているという自負はあるのだが、
なかなか、簡単なことではない。
さりとて、人から指摘されたり
すると、激昂する。

自分で、自分の心を戒めて、
慢心と戦い、謙虚であろうと
することは、容易なことではない。

そんな私の方法の一つに、
【石井光太 作品】を読む
というものがある。

絶句する…
反省する、悔い改める、
この世界にある現実を

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