zep0814 i理昭

3行短文(定型方法詩的な?)  短文文学 散文 自由詩 稀に現代詩・散文詩  写真 …

zep0814 i理昭

3行短文(定型方法詩的な?)  短文文学 散文 自由詩 稀に現代詩・散文詩  写真  こころにタナゴを飼ってます  https://twitter.com/i_risho https://www.facebook.com/irisho.progresspress

マガジン

  • 詩のように書いたもの

    行あけで詩の形を借りて書いたものです 詩になっているかどうかはわかりません 現代詩ではないと思います

  • 写真

    スナップ集 基本コンデジで撮影しています

  • バルク短文

    一分以内に読める短い文です 他の方に1分マガジンという企画が先にありましたのでバラモノを集めた記事と言うことでバルク短文と名称を変更します 平均350文字程度 短いものをにさん編 一記事にまとめます メモ文芸  いいことを言おうとかそういうのは違います 意味があるのかないのかどっちともつかない何かを言おうとしない文を目指しますが当然そうならないこともあります

  • 短文

    創作 随想 回想 コラム その他 短文を集めています

  • 行分け日記 または極私詩もどき

    割と現代詩の次を夢想して書いている詩のような詩でないような行分けの短文です

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3行短文(詩?)を提唱します

3行 4文字または4音 4節の 定型短文(詩?)を提唱します この方法による作例を 提示していきます 以下 作例 カナダの 小屋から 逃げ出せ シロアリ 合図と 秘密で 女王を たおして 自由を 勝ち取り ワインは 全滅 水晶 とんかつ どちらを 商う 悩んだ 借金 挙句の 相殺 ひぐらし 鳴いても 帰らぬ ノラ猫 宇宙の 軍隊 創設 アメリカ UFO まとめて 地球へ 襲来 火災の 中から 少年 手を振る 浴衣の 流れる 君から 液体

    • 続 四十九日

      伯母の家からほど近い寺で法事が営まれ墓に 塔婆を立てるあいだ 墓石に刻まれた名字が 伯母のものとあと二つ程度しかないのをみんな 同じ苗字だ と思いながら見ていた 線香の煙 や焼香の煙で少し酔ったようになった 焼香の とき つい火種に落として煙をことさら立ててしまう ぽつりと近頃の書き割りのような家が何軒か建って いてそのほかはまばらな林になっていた ほんとう に穏やかに晴れた日だった マイクロバスで宴席に行った 伯父の子

      • 四十九日

        伯母の四十九日のために早起きした朝 寂しい 利根川を撮ろうとカメラを探してなくなっている のに気が付いた 時間がないのでよく探さない まま気をひかれながら家を後にする頃にはひと月 季節を先取ったような温かさでうっすら顔が汗 ばんでいた 妻と私と 母はそしていつものように 話しかけているのか単なるつぶやきかわからない ような 車窓から見えるもの 目についたものを ひとつひとつ あれ こんなところに藪そば とか ずいぶん高いマ

        • 波乱含みの

          特筆すべきこともなく日々が過ぎて春が近づく 晴れて風の強い春先は南寄りの風ならばほのか に好きだ 試験が終わってあとは卒業と進学 そんなほっとしたような気持ちと新生活の期待 不安をないまぜに などと何をありきたりを言って いるのか このところ何度か車に乗って遠出と まで行かない外出を何度かしたが 作物のうわ っていない畑から立ち上る土ぼこりの中を走って 落花生畑が広がる千葉県八街での外回りを 思い出した 通称やち埃という土嵐がこの時期 頻繁に出現して停めた

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          雑考が雑考をよび

          確定申告というのはいつも気分を陰鬱にさせる が一度手をつけてしまえば割合あっけなく終わる 経費の計上とかそういったところをきちんとすれ ばもっと煩雑なのだろうけれど株式で使った PCの電気代などどのように線引きをするのか もわからず 特段関連書の購入もしない 経験 と勘 それで順調ならばそれはもはや匠ならぬ 巧と言え当然そうではないからきりきりしながら 何とか帳尻を合わせているというのが現状で あり その勢いでこれ

          雑考が雑考をよび

          筍おこわというのを

          百均で買ってきた黒に近い緑の葉の少なくて 大きな植物をテレビの上に置いておいたら 霧 吹を持った娘が小さな虫がびっしりたかってい るのを見つけて ベランダに出してしまった テ レビはメタルラックに置いてあってその上は棚を わざと開けてある 冬に入るとそこから陽がさし てきて眩しいという事を今年は今朝初めて気づ いた ほんの一時間程度の事で 額からやや はなして手をかざし 日よけにしてテレビを見た 金井克子 久しぶりに職場の夢を見たが悪夢で 何故か 机についていたら灯油をかけ

          筍おこわというのを

          自転車にでも乗る週末

          先般日帰りタナゴ旅 というほどの遠出でもな いけれど 夢のような半日を過ごしたおかげで また竿づくりへの情熱が再燃し 一尺 30センチ の あの水場に適した竿を作ろうと竹の切れ端 を選り 接ぎ穂を巻いて継差ししながら数日を 過ごした むしろ釣りよりもそのような設えの いじくりが楽しくもあり 小物釣りはある種ミニア チュールの愉しみでもあるのでいかに道具を 小さく仕上げ それを胸ポケットに入る程度の 小箱に合切する そんな微細化ヘの欲求のひ とつの表現としてこの釣りに入れ込んで

          自転車にでも乗る週末

          それで傷ついた

          住む町に大規模なインターチェンジが出来て もう数年経っている 工事の進捗を通りかかり ながら見ていてあと二十年は無理だろうと思って いたらいつの間にかつながっていた 反対して いた地所の人も何かの折り合いで移ったのだ ろう 何度も高速道路の下をくぐっていながら いまさらそんなことを思う 大きな幹線道路が 出来ると下に通っていた道は寂しくなる そもそも そのあたりは特段抜け道という事でもなくずっと 前から寂しかった  そういった地勢の上に大きな高架道が何本も 入り組んだ そこ

          それで傷ついた

          小さなバー

          何という事のない町のとあるビルの地下でさん ざん色々なことがあった末に小さなバーを営んで いる 最後の客がしばらく前に帰って 店じまい をした後に カウンターで一人書き物を始めた といったシチュエーション そのような本を読み 始めた そういえば以前店舗運営をしていた 時期があったのを思い出した 一度だけ計画停電 にそのエリアがかかったことがある ほぼ駅前 と言ってもいい新しい雑居ビルの七階に店舗は あった 嵌めころしのまどから駅前通りや向か かいのビルの午

          小さなバー

          好きでなったわけではない何らかの障害について軽々しく言われることは当事者並びに家族からすれば非常に不快 フォローを外されない限り余程でないとフォローを外すことはしないが外させて頂く

          好きでなったわけではない何らかの障害について軽々しく言われることは当事者並びに家族からすれば非常に不快 フォローを外されない限り余程でないとフォローを外すことはしないが外させて頂く

          現代詩手帖の12月号2023年度作品年鑑の作品部分を読み終えた

          現代詩手帖の12月号2023年度作品年鑑の 作品部分を読み終えた 既視感を覚える作品 が並んでいた印象だ 破れかぶれの冒険とか 実験 破綻を恐れないような果敢な作品がみ られなかったという印象 あくまで印象で 批評 では印象というのがもっともよくないとされている が 特に批評ではない というより書けない素人 なので と卑怯にも言い訳めきつつ 素人目に はそのように映った 手堅い麻雀 安牌を切る 危なければ降りる しかし そ

          現代詩手帖の12月号2023年度作品年鑑の作品部分を読み終えた

          本が手元にあつまって

          午前十一時という微妙な 午前の一仕事には 丁度いいような しかし何だか午後にかかって しまうような中途半端な時間に歯医者があり 妻は持病の診察に朝から出ていて 家に帰る といるかいないかどちらとも言えない時間で ならばせっかくスポーツ自転車で出たことだし すこし足を延ばそうか とひとつは娘の出た高校 のほうへ小川の辺を流してみるか もうひとつは すこしあるが私鉄の駅で三つほど離れた商店 街に息子の好きな焼

          本が手元にあつまって

          意味

          水場に初夏の匂いがしている 11月なのに マスクをずらした ハイリスクグループだとわか ったのでマスクをしている 埃っぽい町中を通る マスクをしていてもそれほど苦にならない む しろマスクが防寒の役目を果たすシーズンに 近づいている 使いかけの釣り餌からレモンが 腐ったような 酸っぱい感じの汗みたいな匂い がしている 風が強いから人が出ていないかと 思えば 公園の木々が風を和らげるのか そ れともそもそも風が落ち着いたか いつもここで 見るメンバーはあらかたいる ちょっと違う

          年が明けて数日過ぎ

          年が明けて数日過ぎた ひさびさに少しの昼寝 をした 妻は明日来るガスコンロの取り換えのため ずっと台所を片している 娘は今日から大学 息子は今年の勤務四日目 私と言えば新年から 矢竹の並継竿を二本と手のひらサイズの竿小物 入れを一つ仕上げて現代詩手帖の昨年の年鑑 を読み始めた 昨年は現代詩を読まなかった ほとんど小説 たまに評論 極少なくマンガ よく 詩の世界では詩と散文 韻文と散文 という言い方 をする

          年が明けて数日過ぎ

          娘のはたちのお祝いに

          娘がようやく二十歳になった 成人年齢十八 と言われてもやはり節目ははたちが切り良い 成人式にはいかないと決めているようだが記念 写真は撮るとのことで ひと月ほど前から着物 店と打ち合わせしていた 私の姉の着た振袖 と妻が成人の時に着た着物と 私の母は姉の を着させたがっていたが順当に考えれば妻の つまり娘の母の着物を着るのが筋かと 着られ るかどうか店に持ち込んでみれば そこのグラン ドマザー的な年配女性に ほれぼれする着物 と褒められたそうだ 商売上のおあいそかもし れない

          娘のはたちのお祝いに

          ああ 年末雑感

          昨年は大きくマイナスとなったが今年は何とか 生活費が出た 投資利率は44パーセントほど になった 全資産比でのでっこみひっこみで 計算すると退職後大体利率が5パーセント程度でなら せる 誰もが投資で億り人などと夢想するその 難易度たるやある意味人生をすべて賭すれば 簡単かもしれず それを何度も いや何万回も 繰り返していかなければならないのでやはり 結局は夢想に過ぎない 抽選に当たり続ける ようなもので しかし何度か当たり続けると始め はきつくてもあとはや

          ああ 年末雑感