記事一覧
ごまと過ごした愛しい日々
イシデ電さんの『ポッケの旅支度』を読んだ。
ねこと暮らせば、いつかは見送ることになる。そんなことは分かっているはずなのに、分かっていると思っていたのに、全然分かってなかったんだと、すべてが過ぎ去ってから分かる。
ごまの不調に、わたしはぎりぎりまで気付かなかった。ちょっと食事量が減ったなと思って病院に連れていったら、それから10日ちょっとでごまは旅立ってしまった。これからかかる治療費のために働かな
わたしの愛する吉本ばなな
吉本ばななさんが好きだ。
初めて読んだのはたぶん高校生のころ、古本屋で『キッチン』を買った。もともとかなり年季の入った本だったと思う。そのうえわたしが何度も何度も読み返したので、角は破れてしまっているし、すべてのページが茶色く日焼けしていて本を開くたび古い紙の匂いもする。それでも、このボロボロになってしまったこの本のことを、わたしは一生愛し続けると思う。
つらいときいつもそばに本があった。ずっ
毎日ドレスで暮らしたい
古着のニットが大好きなんだけど、去年くらいから気づいてはいたんだけど、今年確信してしまったね。悲しいことに、手に取ってももう心躍らんのです。かわいいのはたしかにあるけど、今まで好きだった柄ものの、メンズのニットとかはもうなんだか似合わなくなってしまったんだね。
それに伴い大きくなる少女趣味。あまりにかわいらしいものはこんなんわたし着たらだめでしょと思って着ないけど、袖がふんわりしてるとか、首元だけ