michiやぎ座のAB型0.1t

東京住み独身フリーランスデザイナー。近未来ヒッピーな生き方をしているみたい。

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記事一覧

憧れのアーティストに会えた話〜LUNA SEA編おまけ〜

LUNA SEAとの出会いは、自分のギタリストとしての人生の始まりでした。 1991年から33年経ったいま、引退し10年近く弾いてなかったギターを最近また趣味で弾き始めまして。 …

憧れのアーティストに会えた話 〜LUNA SEA編⑦〜

気づけば4年近く続きを放置してました。 というのも、ここまで勢いで書いてきたのですが、この先に起こることはあまりにもプライベートすぎて、多方面に迷惑がかかるんじゃ…

宗教とワクチンと私。

宗教は個人であるか。 アラフィフ、昭和から平成、令和を生き、時代の変化も多く経験している我々世代は、置かれている状況や環境により、考え方にとてつもない差があると…

第七話 とあるランプとの未来

オークション終了まで残り5分 現時点で彼の入札8750円が最高だ。 このまま終わることができるのだろうか。 自動延長が設定されているから、残り5分以内で入札があった場…

第六話 とあるランプへの戦い

翌日、店主より返答があった。 「入札されてなければ直接販売もできたのですが、既に入札されはじめているので、、」 それはそうだ。もちろん理解した。 同時に、誰かに…

第五話 とあるランプとの邂逅

世界中のサイトを検索する日々は続いていたが、やはり国内、ヤフオクとメルカリのチェックは重点的に行なっていた。 海外のサイトで買うよりも手続きが簡単だし、国内でも…

第四話 とあるランプへの想い

期待半分で参加したガレージセール 扱っている商品は全てアンティークの1点ものなので、競合した場合、誰よりも早くオーダーを完了する必要があった。 気合いを入れて臨ん…

第三話 とあるランプへの発見

忙しい日々を過ごしながらも、暇を見つけてはネットであのランプを探していたある日、ついに同じあのランプを過去に取り扱っていた日本のショップを見つけた。 アンティー…

第二話 とあるランプへの怒り

ある日、画像検索している中で、あのランプに似たものを過去に制作したことのある国内の古道具・アンティークリメイクショップに出会う。 あのランプが手に入らないのなら…

第一話 とあるランプとの出会い

「はぁ。。」 今日も収穫なしか。 このところ毎晩のようにネットサーフィン、正確には目的を持って巡っているので波乗りというよりはダイビングだ。 そう、ネットの奥深…

えんとつ町のプペル感想

西野作のえんとつ町のプペルを観てきた。 はっきり言って駄作、歴史的駄作であった。 没入感ゼロ、ガタガタつまづく感じの展開、ミュージカル風にして収集つかなくなる場…

憧れのアーティストに会えた話 〜LUNA SEA編⑥〜

まさかこんなに早くその機会が訪れるなんて思ってもみなかった。 慣れないローディー業の話とREDЯUMのステージについては今回の主旨から外れるので割愛するが、本番が終…

憧れのアーティストに会えた話 〜LUNA SEA編⑤〜

経験もなければ、そんなポジションは想像もしていなかったバンドスタッフという立場。 迷って当然、平凡な日常に突如あらわれた運命の分かれ道。 しかしなぜか、やろうと決…

憧れのアーティストに会えた話 〜LUNA SEA編④〜

まさかの偶然で例のバンド、REDЯUMがすぐそこにいる事実に動揺していると、店員さんが紹介しましょうかと言ってくれた。 ただのLUNA SEAファンのギターキッズ、緊張しな…

憧れのアーティストに会えた話 〜LUNA SEA編③〜

LUNA SEAのINORANファンとなった俺は、それまで弾いていたベースを置き、ギタリストになった。 というのも、LUNA SEAのコピーバンドをやりたかったのだが、INORANパートを…

憧れのアーティストに会えた話 〜LUNA SEA編②〜

人生初のコンサートとなるLUNA SEAデビューツアーIMAGE OR REAL 場所は宇都宮市文化会館小ホール公演 INORANファンとなっていた俺は、黒いシャツにブラックデニムと簡素な…

憧れのアーティストに会えた話〜LUNA SEA編おまけ〜

LUNA SEAとの出会いは、自分のギタリストとしての人生の始まりでした。
1991年から33年経ったいま、引退し10年近く弾いてなかったギターを最近また趣味で弾き始めまして。

時代も変わり、SNSで簡単に発信できるようになったこともあり、LUNA SEAのギター弾いてみた動画をYoutubeに上げ始めてみました。
既にネタ切れですが、興味もっていただけたら覗いてみてください。

そして、20年

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憧れのアーティストに会えた話 〜LUNA SEA編⑦〜

憧れのアーティストに会えた話 〜LUNA SEA編⑦〜

気づけば4年近く続きを放置してました。
というのも、ここまで勢いで書いてきたのですが、この先に起こることはあまりにもプライベートすぎて、多方面に迷惑がかかるんじゃないかと思い筆を止めていました。
ただ、始めたからには終わらせないといけないと、締めだけ行いにきました。

初めての生SUGIZOさんとの邂逅
その後は、REDЯUMのローディをしながら、SUGIZOさんのプライベートにも関わらせていただ

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宗教とワクチンと私。

宗教は個人であるか。

アラフィフ、昭和から平成、令和を生き、時代の変化も多く経験している我々世代は、置かれている状況や環境により、考え方にとてつもない差があると気づく。

どちらが良い悪いではなく、時代の変化をどう受けて生きているかの違いであり、結果的に私は同世代との距離に1枚のフィルターが生まれてしまった。

最初にそれに気づいたのは、コロナ禍でのワクチン接種問題。

仕事などで指示指定されて

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第七話 とあるランプとの未来

オークション終了まで残り5分

現時点で彼の入札8750円が最高だ。
このまま終わることができるのだろうか。

自動延長が設定されているから、残り5分以内で入札があった場合はさらに5分延長が続く。
知らずに終了直前に入札する人もいるので面倒だ。

だが現在の価格から、そこまで高騰はしないだろう、せいぜい2万位内ではないかと安堵もしていた。

ならばきっと勝てる…彼はそう思いながら画面を見つめていた

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第六話 とあるランプへの戦い

翌日、店主より返答があった。

「入札されてなければ直接販売もできたのですが、既に入札されはじめているので、、」

それはそうだ。もちろん理解した。
同時に、誰かに先に買われる心配はないのだと安心した。

同じ土俵で競売での勝負。
3日後、その時まで静かに待つことにした。

終了2日前の夕方時点、ウォッチリスト数は22人で8250円。
競合がなかなかいるようで若干気持ちが焦る。
オークションに張り

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第五話 とあるランプとの邂逅

世界中のサイトを検索する日々は続いていたが、やはり国内、ヤフオクとメルカリのチェックは重点的に行なっていた。
海外のサイトで買うよりも手続きが簡単だし、国内でも売られていた過去がある以上、誰かが持っているし、そして誰かが売りに出す可能性があると思っていたからだ。

ここまでくると手に入れたいという欲求と最早執念である。

そんな地道な検索活動が功を奏し、たまたまヤフオクをチェックしようとした際に、

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第四話 とあるランプへの想い

期待半分で参加したガレージセール
扱っている商品は全てアンティークの1点ものなので、競合した場合、誰よりも早くオーダーを完了する必要があった。

気合いを入れて臨んでいた彼は、セールのオープンから2分以内には決済を完了していた。

手に入れたのはあのランプではなかったが、似てるランプが売りに出されたこと、そしてその争奪戦に勝利したことへと興奮していたが、安堵とともに気持ちを落ち着かせつつ改めて商品

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第三話 とあるランプへの発見

忙しい日々を過ごしながらも、暇を見つけてはネットであのランプを探していたある日、ついに同じあのランプを過去に取り扱っていた日本のショップを見つけた。
アンティーク界隈ではよくあることだが、個人で仕入れて販売している類のネットショップだった。

アンティーク特有のシャビー感はなく、磨かれているものだが、確かにあのランプであった。

しかし販売されたのは1年以上前のようで既に誰かに買われていたが、何よ

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第二話 とあるランプへの怒り

ある日、画像検索している中で、あのランプに似たものを過去に制作したことのある国内の古道具・アンティークリメイクショップに出会う。

あのランプが手に入らないのなら、せめて似ているこのランプでもいいので欲しい。そう思い、またもインスタでDMを送ってみる。

「過去のものですが、こちらはもう制作することは出来ないでしょうか?」

店主は言う「作れますよ」

あまり期待していなかった故、まさかの返答に鼓

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第一話 とあるランプとの出会い

「はぁ。。」

今日も収穫なしか。

このところ毎晩のようにネットサーフィン、正確には目的を持って巡っているので波乗りというよりはダイビングだ。
そう、ネットの奥深くまで潜っていた。

彼が探しているのは、50'sのフランス製と思われるCAGEランプ(電球の周りをガードする目的のカゴのようなものが覆っているためそう呼ばれる)だ。

アンティークどころかランプ、ライトにすらそれほど興味もなかったある

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えんとつ町のプペル感想

えんとつ町のプペル感想

西野作のえんとつ町のプペルを観てきた。
はっきり言って駄作、歴史的駄作であった。

没入感ゼロ、ガタガタつまづく感じの展開、ミュージカル風にして収集つかなくなる場面、無駄に音楽に頼った無言シーンなど。
途中何度も眠くなったし、進撃の巨人とかワンピースとかのネタも中途半端。
音響も酷かった。マスタリングエンジニアは素人か高音が聞こえなくなってるジジイだろ。耳痛くなった。

どこを切り取っても失敗作と

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憧れのアーティストに会えた話 〜LUNA SEA編⑥〜

憧れのアーティストに会えた話 〜LUNA SEA編⑥〜

まさかこんなに早くその機会が訪れるなんて思ってもみなかった。

慣れないローディー業の話とREDЯUMのステージについては今回の主旨から外れるので割愛するが、本番が終わり、メンバーがステージから捌けてから機材を片付けてる最中、KANZがアイコンタクトと共に俺にささやく

「来てる来てる」

正直、その瞬間は片付けに意識を集中した。
ここで浮かれても仕方のないことだし、あくまで自分はREDЯUMのロ

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憧れのアーティストに会えた話 〜LUNA SEA編⑤〜

憧れのアーティストに会えた話 〜LUNA SEA編⑤〜

経験もなければ、そんなポジションは想像もしていなかったバンドスタッフという立場。
迷って当然、平凡な日常に突如あらわれた運命の分かれ道。
しかしなぜか、やろうと決心していた。

こんなチャンス二度とないだろうし、ましてやあのSUGIZOさんに会えるかもしれないという邪な思いが後押しした。

しかしこれには当のREDЯUM側も困惑していた。
それもそうだ、突然スタジオで握手を求められた見知らぬSUG

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憧れのアーティストに会えた話 〜LUNA SEA編④〜

憧れのアーティストに会えた話 〜LUNA SEA編④〜

まさかの偶然で例のバンド、REDЯUMがすぐそこにいる事実に動揺していると、店員さんが紹介しましょうかと言ってくれた。

ただのLUNA SEAファンのギターキッズ、緊張しながらも握手ぐらいしてもらえるかもと店員さんにお願いした。

店員さん「曲聴いたことあります?」
俺「ないです」
店員さん「デモテープあるんでかけますよ」
俺「お願いします!」
店員さん「あと5分ぐらいでメンバー出てきちゃうけど

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憧れのアーティストに会えた話 〜LUNA SEA編③〜

憧れのアーティストに会えた話 〜LUNA SEA編③〜

LUNA SEAのINORANファンとなった俺は、それまで弾いていたベースを置き、ギタリストになった。

というのも、LUNA SEAのコピーバンドをやりたかったのだが、INORANパートを任せれる人がいない、というか自分で弾きたいという欲求があり、そして幸運にもLUNA SEAモデルのギターがESPから発売されるというベストタイミングだった。

それからひたすら耳コピをし、地元ではまだBOOWY

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憧れのアーティストに会えた話 〜LUNA SEA編②〜

憧れのアーティストに会えた話 〜LUNA SEA編②〜

人生初のコンサートとなるLUNA SEAデビューツアーIMAGE OR REAL
場所は宇都宮市文化会館小ホール公演

INORANファンとなっていた俺は、黒いシャツにブラックデニムと簡素ながらも
せいいっぱい黒を意識した格好で臨んだ。

記憶が正しければオープニングSEはケイトブッシュの嵐が丘
ついに目の前に現れた本物のLUNA SEAのメンバー

10日程前にリリースされたばかりのデビューアル

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