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「X」がまるで現実のように思えず、人差し指で触れることすらままならないことをここに記す。
女生徒ちゃんに出会うために。九段理江『Schoolgirl』
九段理江『Schoolgirl』を読み、あらためて太宰治『女生徒』と言う作品について考えさせられた。
たとえばほんとうにこれが “令和版『女生徒』” なのであれば、ここにいるのは有明寂嬢ーー『女生徒』の元になった日記を太宰に送った実在の女の子ーーとは全く関係のないあたらしい女の子のはず。有明寂ちゃんは百年前の女生徒。そして彼女は百年後の女生徒。令和の彼女はタブレットを操作し有明寂をアップデートす
あの子は世界を救えないーー選ばれなかった女の子が陰から照らす物語について。
「きみには世界を救うための力がある!」
ということは、
「世界を救うための力がない子がすぐ近くにもいる」
ということ。
物語における選ばれた女の子は、世界を救うために戦います。
あなたが数々の物語から学んできたように、それはとても長く辛い道のり。自分を賭して、なにかを失いながら、平和な世界みたいな大きなもののために文字通り戦い続ける。
でもでも、選ばれた女の子だって普通の女の子なんだもん、そん
はじめまして、藍色茜色です。
親愛なる藍色茜色読者のみなさま、ごきげんよう。
そして、はじめましてのみなさま。はじめまして、わたしたちは藍色茜色です。
藍色茜色は、藍ちゃんとわたくし茜による少女論サークルです。
学生時代に出会ったわたしたちが、社会に出て、物理的に離れ離れになりながらも、わたしたちの大好きな物語に寄り添い表現するため、10年くらい前にふわっと発足し、これまで5冊の同人誌を刊行しました。
茜が本筋を書き、解説を
ニュー「わたし」は、100%フェミニスト宣言!
わたしはフェミニストです、と宣言するのが怖かった。
フェミニストであるということは、大きななにかの一員になるようだった。
その大きななにかはとかく大きくて、全容が掴めなくて、きっとたぶん“いいもの“なのだけれど、見ようによってはひどくわるいもののようでもあった。
なにかに所属することがなにかを否定することになるのは嫌だった。
それが今までのわたし。
でも、フェミニストであるということは思想だ
mixiコミュニティ「世界は女の子ふたりで廻っている」について
百合マインドだけでは語り尽くせない
《女の子ふたり》総合コミュニティ
映画・小説・漫画・音楽などあらゆるジャンルに
きらめいている《彼女と彼女の物語》を集めましょう。
女の子はもちろんのこと男の子のみなさんも
お気軽にご参加いただければと思います。
(中略)
女の子ふたりでも少女ふたりでも乙女ふたりでも
なんならふたりじゃなくっても(ええっ?)
《わたしたち》の強さと弱さが絶対値
僕とわたしのパウ・パトロール
パウ・パトロール、通称パウパト。
前回の育児日記(あいあかの記事だらけになってしまいましたが、その前)でクリスマスプレゼントに息子がパウパトのおもちゃを選んだお話をしました。
それから数ヶ月。
クリスマス以前は馴染みの薄かったパウパトですが
、サンタさんからおもちゃを貰ったことをきっかけに息子の中で大ブレイク。
今は借りてきたDVDを何度も何度も繰り返し見て、おもちゃでごっこ遊びをし、『パウパト