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虫の思い出(※虫が苦手な方は読まない方が良いと思います!)
3月になり暖かい日が続くので夫と散歩していたのだが、歩いていた夫が私の顔を見るなり突然「奇跡が起きてるから写真撮ってあげる!」と言い、写真を撮ってきた。
撮られた写真を見たら、私の鼻の上で小さい虫が死んでいた。
鼻に着地した虫が、ハエ取り紙のごとく鼻の油で動けなくなり、そのまま死んでしまったようだった。
お腹を抱えて笑っている夫を横目に、今までの虫にまつわる記憶を思い返していたら、他にも残念なエピ
フォトジェニックへの道のりが遠すぎる話
インスタグラムが2010年にリリースされてから、はや10年以上経ってしまったらしい。
世の中がインスタでの写真映えを意識するよう動き始めてからもうだいぶ経ったというのに、未だに写真を撮られる時の場の空気がうまく理解できないため、おかしな写真が出来上がる。
以前、友人の結婚式に参加した時の事だ。
会場に早めに到着し、旧友と昔話をして待合室で式が始まるのを待っていた。
パーティ会場には、そういった
山下達郎「クリスマス・イブ」に歩調が合っちゃう話
クリスマスの時期である。
山下達郎の「クリスマス・イブ」が街中に流れると、どうやら歩くのにちょうど良いテンポのようで、自然とリズムに合わせて歩いてしまい、なんとなく恥ずかしくなってしまう。
歩調が曲に合うとなんとなく恥ずかしくなる感覚をはじめて感じたのは、小学校低学年の頃だった。
当時、放課後に学童保育に通っていたのだが、そこでは夕方17:00になると子どもを集合させる為の曲が流れていた。
青春爆発野郎は茂みの中に突っ込みたいの話
大学生の頃の恥ずかしい思い出話になるのだが、私は事あるごとに茂みの中に突っ込んでいた。
茂みというのは主に公園や街中でツツジなどの植物が四角く刈られている茂みのことである。
事故などで突っ込んだのではなく、正確に言えば、自ら望んで入り込んでいた。
今思い出すと自分でもなぜそんなことをしていたのか理解に苦しむのだが、おそらく都内で手軽に1人になれる場所がそこしか無かったがゆえに取った行動なのだろう
自分で良い事言って自分で泣いちゃう話
生徒に教える仕事をしていると、励ましたり、説教じみた事を言ったりしてしまう場面が出てくる。
言われた方からしたら「はあ、そうですか…。(うるせー)」と思うより他無いだろう。
この時私の心の中には2種類の自分が現れている。
「説教くさいこと言っちゃってるよ。」
と冷静に反省している自分と、その一方で
「よっ!今なんかいいこと言ってるじゃん!(ドンドンドンパフパフ!)」
と盛り上げてくる自分もいる
「シャイニング」原作は別の意味で怖い。という話 ※ネタバレ含みます
最近スティーブン・キングの小説を読むのにはまっている。
「シャイニング」を読んだのだが、かの有名なキューブリック監督の映画とは違う面白さがあった。
〜以下、「シャイニング」原作や映画のネタバレも含みますので、知りたくない!という方は読まないようにしてください。また、とても個人的な感想ですのでご注意ください。〜
まず大まかなあらすじは以下である。
ある家族が冬の間だけ閉鎖しているホテルの管理
フィールドアーチェリーの話
フィールドアーチェリーに一時期はまっていた。
きっかけは勤めている高校の文化祭に遊びに行き、生徒が作った的当てでまぐれの超高得点を叩き出し、生徒に褒められたからである。
スポーツが苦手であるというコンプレックスがあるため、そういった成功体験にはすぐ影響されるのだ。
走ることや球技は苦手である。
しかし、的を狙うスポーツだったらできるのではないか…?
そう思った私は、早速友人を誘って神奈川県