始めに

忘れた頃に出てくるのが「学歴」に関することです。またかと言う感じもありますが、今後も同じように学歴に関することは必ずあると思うので、個人的に思うことを書いてみようと思います。

学歴フィルター疑惑とは

今回の学歴フィルター疑惑とは、大手就職情報会社であるマイナビが、就活生に「大東亜以下」などと書いたメールを送ったことから、「学歴フィルター」を使っているのではないかとの指摘がネットで挙がったことを発端としています。

これに対して、最近若者からの人気が上昇中の２チャンネル創始者の西村博之さんことひろゆきさんは、Twitterでツイートしました。

「学歴フィルターがバレて偏差値の低い大学の人が不快になったという話。面接できる人数は限られていて、偏差値の高い大学生だけを相手にしたい企業があるのは事実。嫌なら勉強して良い偏差値の大学に入ればよい。学歴フィルターに文句を言うのは見当違いだと思うおいらです。」と綴りました。

また「学歴フィルターに文句を言っても、低偏差値の学生が採用されるようになるわけではなく、誰も読まずに自動的にゴミ箱に行くだけのエントリーシートを企業に送付出来るようになるだけです」とした上で、「偏差値の低い学生に無駄なコストが増えるだけということがわからないんですかね。」とも書いています。

学歴を気にしているかどうかの問題

これについて自分はどう思うかと言うと、まあしょうがないことだと思います。自分自身Fランクと言われる大学に通っていました。まあAランク、Bランク、Cランク、、、ときてFランクなわけで、「いろはにほてと」にすればまた違うのかなと思ったりしていますｗ

もちろん自分もそこに入りたくて入ったわけではありません。出来れば入りたくなかったのも正直ですが、なんせ実力がないのでしょうがないことです。逆に言うと頑張った人はコネを除けば正当に評価されることになっているのが、善悪はあるにしても現在の日本の教育システムです。こればっかりはしょうがない。今の教育制度に問題があるとはいっても、それが変わる見込みが当分ない以上は今の制度の中で、良い大学に入る努力をすればよいように思います。

それから、学歴を気にし過ぎな気もしています。そこまで気にする必要があるのなかなと思ったり。学歴は過去の栄光なわけで、どこの大学に入って卒業して、大手企業に就職したことがある種の成功と思っているからこそ、今回こんな感じの炎上につながったと思います。

結局、みんな他人と比べてしまっているんだと思います。他人と比べるから、自分はFランクの大学で差別されているとか何とかいうことになるのではないでしょうか。私はFランクの大学、他の人は他の人。以上。という感じに割り切ればよいように思います。

実際学歴フィルターはある

今回の件についてマイナビは、学歴フィルターはないみたいなことをふんわりと言っています。ただ、何となくですが、学歴フィルターについての直接的な否定がないような気がするので「まああるけど、正直には言えないよね」という感じに受け取りました。それは当たり前でそんなことを言うと、規模のメリットが強みのマイナビにとってはユーザーの減少になってしまうわけです。それが嫌だから正直に言うはずがありません。世の中そんなものんです。期待してはいけませんね。

自分も学歴というものを感じる機会は多くありました。その時は嫌だなともちろん思いましたが、最近は特にあまり思うことはありません。そして、どういった業界を目指しているのかで変わってくると思います。国家公務員を目指すなら、東京大学法学部が良いと思いますが、航空業界であれば学歴よりもコミュニケーション力の高さが求められるでしょう。

また何より、社会人になると「仕事ができるか」というところが求めらると思います。仕事が出来ることと、学歴がイコールでないことはきっと多くの人が理解されていることと思います。但し、人間にはどうしてもフィルターがあります。学歴がある人の方が、出来るんじゃないかなという目で見られていることは確かでしょう。

努力は評価されるべき

但し、努力は評価されるべきだと思います。厳しい競争を勝ち抜いた人達であることに変わりはありません。その人達はしっかりと評価しなければなりません。一方で、頑張らなかったのであればそれは当然その評価を受けても仕方がないということは言うまでもないことです。

但し、１つ忘れてはいけないポイントがあります。それは格差の問題です。学歴と所得に相関関係があることは多くの人が知っていることだと思います。そのことについては今回詳しくは触れませんが、忘れていけません。そこについては議論の余地があるでしょう。

終わりに

最近は通信で大学や大学院を卒業出来る時代です。今、学歴がないと思うのであれば、これから努力すれば良いと思います。飛び級はないにしても、１８歳以上は誰でも高等教育を受ける権利があります。過去の自分で止まらず、今を一生懸命に生きていきたいものです。

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最後までお読みただき誠にありがとうございました。

この記事があなたにとって少しでもプラスになれば嬉しいです。

もっと輝いている未来の自分を想像しながら、今を生きて行きましょう。

辛いことも苦しいことも、それはきっと成長している証拠。

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