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【その他の記事】

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私がこれまでに、書きましたその他の記事のまとめとなっております。
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記事一覧

【‘‘食を愛すること’’】

【‘‘食を愛すること’’】

ここ数ヵ月前から料理にハマっていて、時間があれば出来るだけ自炊をするように心掛けています。
料理にハマったきっかけとしては、料理研究家の土井善晴さんの影響がかなり大きいものであり、和食や洋食といったジャンルにとらわれずに、料理することの考え方や価値観、在り方そのものを示すものそれこそが一汁一菜の教えであることを料理の基礎として私なりに学びました。
食事することは、目の前の料理と真摯に向き合い、料理

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【‘‘創作の輪郭線’’】

【‘‘創作の輪郭線’’】

-創作の自由さ、楽しさについて考える-

テーマとは、私にとっては‘‘輪郭線’’だと捉えています。
創作に必要なテーマは、何かと何かを組み合わせることによって、思いもよらない化学反応を起こすことがあったりします。
自然的な素材や自然的な形状を取り入れながら創作して、創作から自己へと探求する行為こそが創作の魅力だと思っています。
色彩から美学へと焦点を当て、様々な色の組み合わによって、どのような色に

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【‘‘筆彩’’】

【‘‘筆彩’’】

小説や映画において、読むことと見ることの任意は対象者によって決められる。
物語の中に没頭している時というのは、別次元の世界へと身を投じているということになります。
小説を読んでいる時、私たちは栞を挟めればそこで強制的に物語の幕を閉じることが出来ます。
映画の場合、家で見ている時は一時停止のボタンを押せば一旦物語から退場することは可能ではあるが、それは一定時間のみ有効だと考えられます。
映画館で映画

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【‘‘YOASOBIの魅力’’】

【‘‘YOASOBIの魅力’’】

今や世界的な有名なアーティストであるYOASOBIさんと成田さんとの特別な対談動画を見つけてYOASOBIさんの音楽性について深く考えさせられるものがありました。

YOASOBIさんと言えば、デビュー作である「夜に駆ける」からマンガ『推しの子』の主題歌「アイドル」、テレビアニメ化として放送している『葬送のフリーレン』の主題歌「勇者」が有名であり、私自身も何度も聴いている大好きな曲でもあります。

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【‘‘独創性からのAIと人類’’】

【‘‘独創性からのAIと人類’’】

-生成AIと人における、出来ることと出来ないこと-

人とAIにおける出来ることと出来ないことの境界線は何かということについて考えることがありました。
近年は生成AIの進化に伴い、文章生成や画像生成、音楽生成など、創造力が求められるものも人間に代わりAIが行うことが出来る社会になったところが見受けられます。

ブルーカラー(肉体労働系)の仕事やホワイトカラー(頭脳労働系)の仕事の両立はAIにとって

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【‘‘新年のご挨拶/2024年’’】

【‘‘新年のご挨拶/2024年’’】

新年のご挨拶ということで、明けましておめでとうございます。

たくさんの方々の支えもあり、note活動も頑張ってこれたので、本当にありがとうございました。

今年もよろしくお願いします。

一昨年のnoteの方では、新年のご挨拶が出来ていましたが、去年のnoteではご挨拶を忘れてしまっていたと気付き今回は急遽、こちらの記事にまとめて記すことに決めました。
去年のnote投稿では、いくつか長編の記事

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『揺蕩う素養』

『揺蕩う素養』


◆Ⅰ.幸の調べより豊かさや幸せを考えるとき、‘‘素養’’という言葉が脳裏を過ることがありました。
私たちは、日々の暮らしの中で見たものや感じたことを胸の中に記憶して、あるときそれについてふと考えることがあったりします。
あのとき、怒ったこと、笑ったこと、泣いたこと、感情には必ず理由があって、感情の向こう側に家族がいたり、友人がいたり、恋人がいたりします。
相手が笑うと、自分もつられて笑って、怒っ

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【‘‘創から個へ’’】

【‘‘創から個へ’’】

-クリエイティブ脳とは何か、哲学的思考との関係性について-

クリエイティブとは、何かということについて改めて考えることがありました。
創造力というものは、書くことにおいても非常に大切な心構えであり、私たちにとってクリエイティブさがなければ物事を見極める力を発揮させることは不可能なことでありますし、クリエイティブな思考を持つことは、哲学的な思考との関わり合いもあることが理解出来ます。
そして、クリ

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【‘‘Resource & Install’’】

【‘‘Resource & Install’’】

デジタルヒューマンやデジタルクローンという言葉が世に浸透してきた中で、人間とAIに通じるもので‘‘意識’’というものがいかに重要であるかということを考えることがありました。
意識そのものを機械へとアップロードすることが出来れば、身体が老化しても思考だけは思考し続けられることは可能であって、好きな読書や映画を見たり、音楽を聞いたりと数年、数十年、数百年先も生き続けられることが出来ればどれだけ幸せなこ

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【‘‘現在と未来の感度’’】

【‘‘現在と未来の感度’’】

久しぶりに宮崎駿さんの最新作『君たちはどう生きるか』について、改めて考えるきっかけがありました。
それは、映画の主題歌にもなった米津玄師さんの「地球儀」のMVを見て聴いたからでありました。

本編の部分的なシーンと音楽が重なり合うMVからは米津さんが映画に込めた歌詞のメッセージ性や宮崎監督の情感の全てが詰まった作品であることは間違いなく、『となりのトトロ』のような子供向きな映画から『風立ちぬ』ま

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【‘‘漫画とAI’’/表現力の臨界点】

【‘‘漫画とAI’’/表現力の臨界点】

-人間が描く漫画とAIが描く漫画、表現力について-

画像生成AIの力を使って、漫画を描くという動画をみた。
漫画家にとって、画力は必須であるスキルではあるし、画力だけではなくストーリー性も求められ、画と文章を組み合わせて作品をつくるということを考えるとかなり難しい分野でもあることが理解出来ます。

漫画を描くにあたり、本来はネームと呼ばれる作業からキャラ作り、ペン入れ、仕上げの段階を経て制作され

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【‘‘AIと人間、汎用性から’’】

【‘‘AIと人間、汎用性から’’】

-人工知能と人間における相違点について-

人工知能でしか行えないものを調べていると、逆に人間にしか行えないものというのは何かという疑問が脳裏を過ることがありました。
デジタル化の進化、発展によって私たちの生活はより良く効率的にかつ合理的に支えられており、AIが人間の行う行動様式を代行してくることで便利だと感じる反面、時間を無駄に余らしてしまうという現象も起きてしまっているのではないかと考えられま

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【‘‘生成と創造の音楽’’】

【‘‘生成と創造の音楽’’】

-音楽における生成と創造の狭間についての問題-

AIが更なる進化を遂げることで、私たちが持つ音楽的な価値観や感性、嗜好というものが変わりつつあるのではないかと感じられます。
生成されて生み出されたAIの音楽とクリエイターがつくる音楽とを比較する場合、鑑賞者側にとっての良し悪しというものもあるとは思いますが、芸術的と捉えずに作品として捉える場合は遜色ないようにも思えます。
今やAIを使って、世界中

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【‘‘機械学習とディープラーニングによる機能性’’】

【‘‘機械学習とディープラーニングによる機能性’’】

-機械学習からディープラーニング、そして深層強化学習まで-

AIを学ぶ上で、‘‘機械学習’’という言葉と‘‘ディープラーニング’’という言葉をよく耳にしますが、それぞれどういう意味なのかという問題については広く曖昧なところがあると感じたので、まずこの二つを定義からまとめたいと思いました。
一つ目の機械学習とは、人工知能が自ら学び、知識を得られるようにする為に誕生したものだと言われていますが、過去

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