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書きたいネタメモ~マネと二人の女性画家
前々から書きたいと思っているネタの一つが、この作品、マネの<エヴァ・ゴンザレスの肖像>。
ゴンザレスはマネの唯一の女性弟子で、彼女の肖像画を描くために何回もポーズを取らせたので、彼と家族ぐるみで付き合っていたベルト・モリゾはキリキリしていた。しかも、マネはモリゾに「ゴンザレスのように描け」みたいなことを言っていたので、余計怒りが増すというもの。(というか、マネさん、ちょっと無神経すぎやしませんか
ミュシャとロートレックに学ぶこと
ゼロから一は生まれない。
ローマは、一日にしてならず。
ミュシャやロートレックのポスターデビューした時の周辺を調べていると、こんな言葉が思い出される。
二人とも、第一作のポスターで、鮮烈なデビューを果たした。
ミュシャに至っては、わずか数日で仕上げた、というオマケつき。
しかし、その「成功」の裏には、地道な積み重ねがあったのは忘れられがちだ。
ロートレックは、デッサンを積み重ねてきた。
ムー
継承と、反抗と、自立
継承。反抗(反発)。自立。
この3つから、美術史を切ってみる方法は、どうだろう。
継承は、必ずしも直接の「師弟」でなくて良い。
時や場所を隔てて、手本と仰ぎたい人や作品に出会い、「私淑」する。その典型的な例は琳派だ。
ギリシア・ローマの古典を学ぶことも、同じようなものだろう。
でも、お手本を唯々諾々と受け入れているだけでは、亜流止まりだ。
「納得いかない」という思い。
「もっと、違う方向を試し
「美術こぼれ話」について
最近、隔週水曜日の夜に、Twitterスペースで行うようになったトーク「美術こぼれ話」。
先日、「宮仕えはつらいよ ベラスケスの場合」をかけたのだが、いつか「ゴヤ篇」を、とリクエストを受けた。
先日やって痛感したのは、情報はできるだけ正確に。資料を手元に置いて話すこと。
あらかじめ話す内容について、文章でノートにメモを取り、流れを確認しておくこと。
文章であれ、トークであれ、いい加減
『ゴッホまみれ』計画
大目標:ゴッホとその作品について、10本前後のコラム記事を書き上げ、『ゴッホまみれ』のタイトルでまとめた物を出す(kindleか、あるいは有料noteか、同人誌か…形態は未定)
期限;2022年5月(目安)
小目標:コラム(1000~1500字)を10本書く
書きたいテーマ(作品)
・<赤い葡萄畑>
・<ひまわり>
・オリーヴ畑
・糸杉
・自画像
・デッサン作品
思いつくのはこ
課題シナリオがかけません
ずっと魚の骨のように喉に引っかかっている問題の一つが、「シナリオ講座」の課題シナリオの一回目が未だに書けていない、ということだ。
書かなければ、筋肉が落ちる。
一度書き出せば、はずみがつく。
それらは経験則としてわかっていたのだが、「こなさなければならない仕事」や「ネタがない」などの理由でうやむやになり続けていた。
最近は、美術書の執筆協力もあった。
が、「シナリオ」のことが
あやしい絵展で気になったこと(メモ)
国立近代美術館で始まった「あやしい絵」展。
ポスターにも取り上げられている上村松園もさることながら、「挿絵」作品に面白いものが多かった。
その一つ、小村雪岱の『お伝地獄』挿絵を見ていて思ったこと。
これは、明治時代に実在した「悪女」高橋お伝を主人公にした小説の挿絵。
(展覧会に出品されていたのは、モノクロだったが、参考までに
引用元;https://600dpi.net/komura-s