ほぼ日刊 口をひらけば与太話 〜自転車、車、ときどきオートバイ〜

元ハガキ職人による30分ブログ

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最近の記事

かずくんちの曲がるストロー

 ここのところチラホラ見るのが紙のストローです。環境問題とかで、リサイクルが困難なプラスチックのストローに代わる物だとか……まぁ、紙コップがあるのだから、紙ストローがあっても不思議ではありませんな。  そんな絶滅されそうなプラスチックストローですが、私がガキの頃はパックの牛乳に付いてくる様な細い物しかありませんでした。で、マクドナルドの上陸と共に、現在主流の太さになって来たと記憶しています。初めてあの太いストローを見た時は「ジュースがすぐに無くなっちゃう」と思ったものです。

    • 終活………

       この十何年かで便利な言葉が多数出てきましたね。草食系男子や天然、そして終活。その意味は自分の寿命を見据えての準備、行動との事ですが、早い話しが身辺整理かと。  私の周りにも終活、終活と言っている人が出てきたりしていますが、私もその一人だったりして……  しか〜し、身辺整理するだけが終活では無いというのが持論で、物を手放して「ハイ、終活」というのもいかがなものかと。  今まで悶々としていた事や物に対する思い。それらに、いい意味で決着をつけるのも終活かなと、最近思うわけで

      • 興味ない、好きじゃないけど

         たまにドクターペッパーを飲んでいると「え〜ドクターペッパー好きなのォ〜?」と不思議がられたり「オレも好き〜」と共感されたり……まぁ、クセのある物なのでそうなりますわな。そんな私も10数年前までは好きな飲み物ではありませんでした。  車の免許を取り30数年、当たり前ですが好きな車だけを買ってきました。10年もすれば好みも固まってきて、そうそうハズれた車にも乗らなくなるものです。しかし趣味とはいえ、なんとなく行き詰まった事があり「好きでもない車を買ってみよう」と思い購入したの

        • モモレンジャーのスタントマン

           その昔、リクルート事件というものがあり世間を騒がせました。私がニュースを見ながら「みんなでリクルートの本を買わなきゃ倒産するだろ」と言うと、友人が「おいおい、お前がいつも買ってるカーセンサーはリクルートだぜ」  あらま全く気付いていませんでした。しかも中綴じ時代からの愛読書で……  今まで日野とミツオカ以外の国内メーカーの車には全て所有しましたが、どうにも肌に合わなかったメーカーがダイハツでした。「なにが?どこが?」と聞かれても「もう生理的に合いません」としか答えられな

          ……用意しておいたよ。

           スマホのおかげで、見逃したドラマを気軽に観ることが出来る様になりました。ちょっとした空き時間で何回か観たりすると「なるほど、ここがあのシーンの伏線なのか」と新たな発見があったりと、楽しいわけであります。  伏線……後に起こる出来事を、予めほのめかす事を指した言葉ですが、その伏線無しにいきなりいろいろ登場させていたのが、宇宙戦艦ヤマトの工作班長、真田さんでした。  空間磁力メッキや波動カートリッジ等、ほとんど後出しジャンケンレベルですが、真田さんの想定力には驚かされますな

          0.05パーセント

           「この売り場から一等が出ました」よく通る宝くじ売り場に誇らしげに貼ってあります。その宝くじ……1枚買って当たる確率は、自分が北海道に居て、そこに1円玉を落とし頭に当たる確率と同じなんだとか。  確率といえば、高速道路には欠かせないETC。「レーンは20キロ以下で」となっておりますが、技術的には80キロでの通過も可能らしい。なのに何故20キロ?  どうやら、なんのしがらみも無く誤作動が起こるとの事で、その確率が0.05パーセント。つまり2000回に1回の割合で誤作動が起き

          やっぱ世の中そんなもん

             三ない運動……オートバイを買わせない、乗らせない、免許を取らせない。我々世代の高校時代に盛んだった運動ですが、もはやそんな事をやらなくても、今どきの若者は乗らないですよね、オートバイ。  以前、福野礼一郎氏が「いいじゃないか、クラウンユーザーがいなくなったって…」と言った話をしましたが、ユーザーがいなくなる前にクラウン自体がいなくなるとの事で、2022年に辛くもクラウンの名前は残りつつもSUVとして生まれ変わる事が決定。これにてセダンとしてのクラウンは終了。仲間内で

          先天性インディーズ系

           母の友人のゲイの方曰く「あたしのオカマは先天性なのヨ、そう生まれつきなの」だそうで、何かのきっかけではないらしい。ゲイに後天性なんてあるんかいと思いきや、私の知り合いの歌舞伎役者は、ある時女形をやり"目覚めた"そうで、それ以来お姉言葉に……  どんな世界にもマニアはいるもので、マイナーな飲食店を好んで訪れる人達がいて、その間で「インディーズ系○○」と言うらしい。有名?どころでは、牛丼店の「たつ屋」「丼太郎(旧牛丼太郎)」「峰屋」カレーなら「牛八」あたりでしょうか。  茨

          いつの間にやら

           緊急事態宣言とやらで自宅呑みが増え、空き缶の量が増えたのだとか…かわりに減ったというか無くなったのは、はしご酒でしょうか。自宅ですから当然ですわナ。「ちょいと一杯のつもりで呑んで〜いつの間にやらはしご酒〜」なんて、過去の物になりそうですね。  いつの間にやら……自転車のフレームに欠かせないのがエンド。カーボンフレーム全盛の今では当然、フレーム屋さんの"担当"ですが、スチールフレームの全盛期には、部品メーカーの"担当"でした。カンパ、サンツアー、シマノ、ユーレー、サンプレ…

          デコトラや あゝデコトラや

            「松島や あゝ松島や 松島や」有名な松尾芭蕉の句……と思いきや、実際は田原坊が「松島や さて松島や 松島や」と、当時の観光マップみたいなもんのキャッチフレーズ用に詠んだ句なんだとか。  そんな松島は日本三景のひとつですが、松島のある宮城県を拠点にしているのが、デコトラ界で有名な押田運送さん。画像はとあるサービスエリアで遭遇した時のモノで、このアオリに描かれた松島への地元愛がなんともたまらないワケであります。  さまざまな理由から、仕事車としてのデコトラはすっかり減って

          実車が○○なら

           スロットカーと聞いて「おー」と思う方はそれなりの年齢かと思われます。1960年代に大ブームとなったなったスロットカー、溝のついた複数のコースで車を走らせ競争するという物で、鉄道模型の原理を利用したモノだとか。日本でも80年代後半まで盛んで、夜な夜な遊びに行ったものです。  小学校高学年の頃、わりと近所にあったのが、巣鴨駅前の雑居ビルの中にあった「巣鴨サーキット」で、まだまだガキだったのでオモチャの延長みたいな物を走らせていました。ちょこちょこ行くうちにお店の人とも仲良くな

          恐るべしマニアの言い訳

           子供の頃の言い訳の定番といえば「○○くんがやったからです」それを聞いた先生の理屈もむちゃくちゃで「ほ〜だったら○○が死んだら、お前も死ぬんか」  自転車、車、オートバイ…趣味にしていれば台数が増えてくるのは世の中の常でしょうか。  バイク便時代の友人、仕事用とそのスペアと称してバイクを買い「仕事用だから、これは所有台数には入れない。それは王選手のホームランは、オールスターとファン感謝デーで打ったやつは数えないのと一緒なんだよ」と……  車を多数所有する知人は「ホンダ車

          いまだにワクワクボールペン

           メールなど無かった頃、ラジオ番組への投稿はハガキのみ。いつの時代も常連はいるもので、そこから生まれた言葉が「ハガキ職人」  職人とはよく言ったモノで、メールと違いスペースが限られている為、その中にいかに起承転結を書くかが職人技だったんですな。そしてその要がハガキとボールペン。特にボールペンは使い易さ云々があり、いろいろ試したものでした。  話は変わり、小学生の図画工作で必要なのが色鉛筆。そんな時、新発売されたのがサクラのクーピーペンシルでした。当時、クラスの殆どがクーピ

          「あがり○○」は後付け説

           業界特有の隠語はいろいろありまして、お寿司屋さんのお茶=あがりも元々はお店側の隠語だったとか。隠語…特定の仲間だけに通じるように仕立てられた言葉。  車や自転車好きの間でたまに出るのが「あがり車、あがり自転車」です。つまり「○○を入手したらもう終〜了〜」という意味ですが、はたしてそれは……   知り合いのライター氏がある時「よくあがり車、あがり自転車とか言うけど、それって本当に決められるのかな〜。何かの事情で趣味を断念する事もあるだろうし、単に冷めてしまう事もあるだろう

          PP65保存狂会

           知人にジャンクのミニカーを大量に持っていて、フリマで売ってはそのお金でまたジャンクミニカーを購入という、ジャンクミニカースパイラルの人がいます。他人から見ればゴミ、自分でも実はそう思いつつ何故か好きな物ってわりとあったりして…  1985年、突如現れたのがLOOKのペダル。   「おースキーのビィンディングみたいな構造か、だからLOOKなのね。でもチネリも昔、M71でズッコケてるのに大丈夫かいな」と、キャリア6年目のまだ鼻垂れ小僧の私は、仲間といらぬ心配をしていました。

          年齢と共に……

           知り合いの呑んべえ達が口を揃えて「歳とったら呑めなくなったね〜」と言います。私は元々極度な下戸なので、その代わりに?歳をとって辛い物がダメになってきました。若かりし頃はココイチの3辛がスタンダードでしたが、今はノーマルで十分……  そしてもうひとつ、車重のある車の運転に疲れる様になりました。1トンそこそこの車の運転が楽で楽で…もう、クラウンやら重量車はイベント用で良いかなと、最近思ったりして。  画像の車はボンゴからのOEMとなった日産バネットで、4ドア、低床、マニュア