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朝ドラLOVE〜rap
朝ドラを観る習慣はなかったけど、いつのまにか、というか、2012年の「梅ちゃん先生」の第二週から欠かさず観続けている。
再放送等機会あるごとに多くの作品を観続けてきた。
過去の多くの作品には戦争を描いている部分もあり、いずれ朝ドラと戦争の描き方について個人的に深めていきたいと思っている。
今期の「虎に翼」は、これまでのどの作品よりハマっている。
第一回から夢中になり、第一週がすごく濃い内容で
「彼らが本気で編む時は、」〜rap
最初にこの映画を観た日は、とても寒い日で、長距離のウォーキング途中、ちょうど時間が合って劇場に立ち寄った。
リン子さんのお母さん(田中美佐子さん)の、子供の気持ちをまっすぐに受け止めて共感して守る姿が心に焼き付いていた。
ずっとまた観たいと思っていて、今月wowwowで観ることができた。
辛い状況の子どもたちも描かれている。でも、暖かく、ユーモラスな台詞がそこここに散りばめられていて、観てい
『4月になれば彼女は』ネタバレ〜kaf
観終わった後、とてもいい気分になって帰れる作品だった。
1番大きいネタバレしますのでご注意下さい。
背景が綺麗だなとぼんやり考えながら観ていたが、まさに背景がキーになる映画だった。
主人公2人が病院を歩きながら診察に近い雑談をしている。
その2人を正面から捉える形でカメラが向けられているので、登場人物が移動したら自然と背景には彼らが歩いた景色が写り込む。
現在を写しながら、過去も同時に写し出さ
『ファイナルデスティネーション』〜kaf
主は大のホラー嫌いだ。
何故なら刺激が強すぎるから。
グロい表現や、驚かす系のシーンになると決まって目を伏せる。耳を塞ぐ。情報をシャットアウトする。
が、最近好きなパーソナリティのラジオを聴いていて、その方はホラーが大好きで、ホラーについて「人間の根源的な恐怖を描くジャンルでもある」といった趣旨のことをお話しされていた。
それを聴いて、主の中で少しずつホラーの認識が変わっていったように、今思え
「悪女について」〜rap
芥川龍之介の「羅生門」は読んでないが、「羅生門形式」の作品は好き。
「恍惚の人」を子供の頃読んで強い印象を持っていた有吉佐和子の小説を今読んでいる。
主に入浴中に読んでいるが、一章一章が程よい長さで、しかも同じ人に関する様々な人のインタビュー形式なので、読みやすい。
そして、一人一人の印象の微かな差異が、女の嘘や策略、それに魅力もを浮かび上がらせるので大変面白い。
2023年総括〜rap〜kaf
【映画】
(R)
「シン仮面ライダー」「ほかげ」「怪物」
(K)
『バービー』『小説家の映画』『怪物』
【ドラマ】
rap
「エルピス」「どうする家康」「麒麟がくる」
kaf
『エルピス』
【小説】
rap
「恍惚の人」
kaf
『絞首商会』
【舞台】
rap
「入管収容所」
kaf
『スローターハウス』
【俳優】
rap
・野村萬斎・趣里
kaf
・榎木淳弥・瀬戸さおり
「マザーズ」(金原ひとみ)〜rap
最初の部分は私の子育て経験と違い過ぎて一旦積読していた。
ユカと涼子と五月という三人のマザーについて書かれていて、小説家だったりモデルだったり、ちょっと特別な子育てが描かれているように思えた。普通の人である涼子も、その煮詰まり方が異常で怖くなった。
しかし、積読を片付けようと読み始め、読み進めるうちに、30年前の私の気持ちがこと細かに蘇ってきた。
ほんのちょっとした小さなことの積み重ねで自分を
「アイアムサム」〜rap
親であること。
子であること。
を考えた。
サムとルーシーは心から愛し合っている。
実はこれだけが親子である資格なのではないか。
ただ心から愛する気持ち。
互いにそれがあれば充分なはずなのに、それが足りない者たちは、独占欲や支配欲で愛しているふりをする。
「子育てにおいて、ミスを犯してしまう不安」それはすべての親が持っている。
それを乗り越えられるのも「愛」しかないのかも。
自分の思い
ネタバレあり『キリエのうた』~kaf
急遽思い立って鑑賞。
岩井俊二監督作品の独特な空気感に包まれた3時間でした。
岩井俊二監督の映画を観てると不自由な自由を感じるというか、
本当の嘘を見てる感じというか、
不幸せな幸せを見てるような気分になる。
アイナ・ジ・エンドさん(以下、アイナさん)のキャラクターがとても良かった。
日常の会話では声が思う通り出せないが、歌なら思いっきり自己表現ができる女性キリエを演じていた。
友人との会話で