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ルート66、セドナ、グランドキャニオン、ホワイトサンズ国定公園を巡る旅 ~準備編
アメリカといえば、ルート66、グランドキャニオン、広大な大地 …得も言われぬ、古き良きウェスタンのカッコいいイメージが真っ先に思い浮かぶのは、私だけではないだろう。アメリカ国内旅行は、もちろん、そこから攻めた。旅行したのは数年前になるが、私が4月末に5泊6日でドライブ旅行をした際の様子をご紹介したい。いろんな個人ブロガーさんの旅行記を参考にしながら旅程を組み立てたので、私の記録も、将来このエリアを
もっとみるCosme ~ニューヨークのオシャレメキシカンレストラン
日本ではあまりメキシコ料理はそこまで日本のダイニングに浸透していないように思う。しかし、アメリカではピザと同じくらいメキシカンが浸透している。これはニューヨークに限らず、旅行で巡った地方都市(田舎町)でも同様の現象だ。(外食店が数軒しかないような街にある、地元民の通う店のメニューはたいがい、チキンウイング、タコス、サンドイッチ、バーガーだ。)トルティーヤチップスにアボカドペースト(ワカモレ)をデ
もっとみるニューヨーク、服は安い!
ニューヨークは全方位でお金がかかる。しかし、唯一、服だけは安く調達できるように感じている。今回はそのいくつかをご紹介したい。
1.アウトレット的なお店アウトレットモールではない。アウトレット的な、売れ残った様々なブランド品をかなりの値引きで売るお店がマンハッタン内に点在しているのだ。ブランドもZARAなどから始まり、Theory や Cole Haan、REISS、KARL LAGARFELDと
ワイオミング州で出会った、ラッセルさんという人の話
先日、ワイオミング州を旅行してきた。ラッセルさんと出会ったのは、シェリダンという、カウボーイで有名な街のビアホールだ。金曜日の午後、彼は友人とビールを飲んでいた。私と夫は隣のテーブルに席を取り、何を飲もうか、壁に書かれたメニュー表を見ながら少しぼーっとしていた。すると彼が我々のテーブルに近づいてきて、「この店は忙しいから店員は来てくれない。自分でカウンターでオーダーしなくちゃいけない」と教えてくれ
もっとみるドレスコードなし、といえど… シビアなニューヨークのショップ店員
ニューヨークも、他のアメリカの都市同様、カジュアルスタイルが基本だ。冬はジャージ姿をよく見かけるし、夏は短パンが主流。シーズン問わず、ボトムスはピタッとしたレギンスをはいている女性が多い(エクササイズ前後のようではなさそう)。
ステーキハウスやブロードウェイも同様だ。気合いを入れすぎると「おのぼりさん」みたいに浮いて見える可能性さえある。…アメリカ人は人の目を全く気にしないので、オシャレしたい人は
ネイティブから教わった、似て非なる英単語:Consistent / Coherent →首尾一貫した ???
週に一度、ネイティブスピーカーとの英会話のレッスンをしていて気づかせてもらった内容だ。話は『アメリカでは何をやるにしても個人の自由だから誰も他者のやっていることに口出しできないし、口出しされたくないと思っている』というような内容だった。その後のやり取りから今回のトピックにつながっていく。
先生:片や freedom と言っておきながら、中絶反対とかいう人もいるし、inconsistent だよね
ニューヨークとひな祭り、そして素敵日本人マダムたちの精神
3月3日は言わずと知れた、ひなまつりの日。日本を離れても、忘れることはない。だが、何かするかと言えば、私は何もしていなかった。…日本でも何もしていなかったからだ。日本では有難いことに、別に自分が努力しなくても、ひなまつりの華やかな雰囲気は実感できた。お店のディスプレイや商品、都内ではビルの中に飾ってくれてたりもする。ニューヨークに来る前までの長い実家暮らしでは、親が雛人形を飾ってくれて、ちらしずし
もっとみるペンシルベニアをめぐる旅⑤~フランクロイドライト作のケンタックノブ、そして旅の反省点
今回は、この旅の最後の訪問地、フランクロイドライトの建築のケンタックノブをご紹介したい。その後、レンタカーの反省点もシェアさせていただく。
ケンタックノブは落水荘から15分弱の場所にある。午前中に落水荘を見て、ケンタックノブは12時の予約をした。予約時間の数分前に受付でチェックインをすると、「12時にバスが出るのでちょっと待ってて」と言われ、脇にあったギフトコーナーを見学。落水荘と違い、ここのギ
ペンシルバニア州をめぐる旅④ ~フランクロドライトの落水荘
今回はこの旅の最大のハイライト、フランクロイドライトの落水荘をご紹介する。私は建築やアートが大好きだ。日本にいた時には毎週土曜日22時、「美の巨人たち」(今は『新』があたまに付くらしい)を見なくては週が終わらないほど大ファンだった。落水荘を知ったのも、この番組だった。今調べたらそれは2007年のことだ。小林薫さんの穏やかで、期待を誘うナレーションと共に映し出された落水荘は衝撃だった。周りは森、しか
もっとみるペンシルバニア州をめぐる旅③ ~落水荘へのゲートシティ、ユニオンタウン
今回ご紹介するのは、ペンシルバニア州ランカスターを出た後の話。旅の最大のハイライト、フランクロイドライトの落水荘に向かってひたすら西に進む。落水荘は翌朝見学、この日は近くの街に前泊する、という格好だ。といっても、落水荘は喧騒から離れた山中にあるため、宿とレストランのある「近くの街」は、落水荘から車で35分ほど離れたユニオンタウンという街だ。ランカスターから車で3.5-4時間。高速道路という無機質な
もっとみるペンシルバニア州をめぐる旅② ~ランカスター
前回に引き続き、ペンシルバニア州の小都市を案内したい。今回は、アンティークの街アダムスタウンから移動して宿泊した、ランカスターの様子をご紹介する。
アダムスタウンから車で約25分の場所にあるランカスター市は、アダムスタウンとは打って変わって、比較的大きな街だ。アメリカでは、「比較的大きな街」と言っても、マクドナルドやサブウェイ、ダンキンドーナツといったファストフード店やホームデポ(ホームセンター
ペンシルバニア州をめぐる旅①
前回、ペンシルバニア州のアーミッシュの里に行った記事を書いた。アーミッシュ同様、ペンシルバニア州は知名度は低いものの、魅力ある場所が点在している。今回はアーミッシュの里の前後に訪れた場所をご案内しつつ、アメリカの小都市の様子を紹介したい。
1. ルート概略
1日目:NYC ~ アダムスタウン ~ ランカスター(泊)
2日目:ランカスター ~ アーミッシュの里 ~ ユニオンタウン(泊)
3日