太田みのる@進路×作家×教師

進路指導の専門家でKindle作家の高校教師◼️小説『誰かが用意した檻の中で:くじらの部…

太田みのる@進路×作家×教師

進路指導の専門家でKindle作家の高校教師◼️小説『誰かが用意した檻の中で:くじらの部屋②』は無料Kindle本(教育学とエッセー・随筆の2部門)で1位を獲得◼️困っている親や先生をサポートしたい人◼️キャリアコンサルタント|コーチング|カウンセリング|教育相談◼️元不登校の子の、親

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    くじらの部屋: 不登校を死語にしてもいい

    太田 みのる
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    誰かが用意した檻の中で: くじらの部屋② 〜不登校を死語にしてもいい

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お母さん・お父さんのための教育系メールマガジン『くじらの教室通信』、始めました

👉『くじらの教室通信』のご登録はこちらから こんにちは。 僕は、ふだんは高校の先生として仕事をしています。 だけど、文章を書くのも好きで、いつか作家になりたいな…

読解力をどう高めるか。
学び直しの必要な生徒の特徴の一つは、
文章や指示を読み取ることが苦手なこと。

新聞記事を読んで要点を200字で書かせる
トレーニングもあるけど、生徒が絵本を
読んで小さい子に向けて説明文を書く。

絵本の活用からスタートすることを勧めてみた。

自立した経済力を手に入れたいなら、まずは文章を読む力と、文章を書く力を身につけることだ。

学力と聞いて、 あなたはどのようなことを思い浮かべるだろうか。 一般的にはテストの点数や学校の成績を指すことが多いけれど、僕が教育現場で感じている生徒の学力は、…

子育てには絶対的な正解はないけれど、納得する解は見つかる

上の子が不登校だった期間は中学校の2年間。 今は通信制高校の3年になり、 ちょこっと補習を受けるることもあるけれど、 卒業に必要な単位を予定通りに修得している。 …

次の機会に必要かな、と思った文書を残していたけれど「次の機会っていつよ!?」と一人ツッコミ。

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現実で直面する困難は、自分自身の潜在意識にある何かの「投影」だ。

読書三昧とはいかないけれど、この4連休は、薄味のデジタルデトックスをしながら、まったりと本を読むことにしている。 夕方に読み始めた、 『「小さな私」の癒し方』 (…

文章の書き方を学ぶには、好きな作家の作品を読み、その文体や表現を自分の中に取り入れることが、一つの方法だ

10代・20代の頃の話だ。 僕は好きな作家の小説を読み続けた。 自然と僕の書き言葉は、その作家のような文体になった。 高校生の頃は、もっぱら赤川次郎の文章が好きだった…

インプットの時間は大切だけどさ、なんでもかんでも、仕事につなげなくてもいいじゃん。

インプットの時間は本当に大切です。 でも、 必ずしもそれが 仕事につながる必要はないんですね。 4月を振り返ると、 僕は新たな高校での教員生活をスタートしました。 …

3月15日にクラウドファンディングが終わってから、1か月半。
本日、4月30日にCampfireさんから入金がありました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
改めて、応援していただき、本当にありがとうございました。
これからも変わらぬご支援、ご声援を心よりお待ちしております。

子育ては、子どもへの愛情を与える「母性」と、子どもの成長を促す「父性」のバランスが大切なんだけど。

この連休の前半は、 家族との大切な時間と 原稿執筆の仕事を半々に分けて過ごした。 連休の後半で、家族旅行と読書。 家族でのんびり過ごすことにして、 仕事のことは一旦…

くじらの部屋99円

小説「くじらの部屋」では、 コロナ禍の高校生たちと、 その周辺の人々の生活を繊細に描きました。 コロナという未曽有の時代を生きる、 彼らのリアルな日常は、 多くの読…

自分のエネルギーが満たされていないと、他人にそのエネルギーを注ぐことは難しい

4月、新しい職場での生活がスタートしました。 私立校から私立校への転職。 「是非、来て欲しい」 と、あたたかな言葉をいただいたのが、 決断につながりました。 新しい…

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新年度を迎え「親子ウェルカムステーション」のプロジェクトが始動します。 不登校の親子が安心できる居場所を作るためのプロジェクトで、4人のコアメンバーと8人のサポー…

また来るぜ、大阪

ダウンを羽織って家路に着く。 氷点下の日も、あと少しで終わるな。 生まれ育ったこの街は、 居心地がいい。 この寒さも、いつもの風景だ。 帰る場所が、ある。 そして…

「親」は、子どもたちが自分の道を見つけ、歩んでいくための支えであり続けたい。

ふとした瞬間、 自分の子どもが一体どんな未来を歩むのか、 どのように成長していくのかを思い描くことがあります。 先日、Xのスペースで、Kindleで「さよなら、赤信号」…

子どもがハッピーになるには、親もハッピーになってほしい。

僕は「居場所」を作ることに、 情熱を傾けてきた。 塾で働いてたときは、 卒業生たちが集まる場所。 学校で働くようになってからは、 ホームルームだったり、 部活動だっ…

お母さん・お父さんのための教育系メールマガジン『くじらの教室通信』、始めました

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こんにちは。

僕は、ふだんは高校の先生として仕事をしています。

だけど、文章を書くのも好きで、いつか作家になりたいなあ、と思っていました。

でも、「いつか…」と思っているだけだと、実現しないんですよね。

そこで、思い切って小説を書きました。

 2023年3月に処女作
「くじらの部屋〜不登校を死語にしてもいい」
を発表。

ありがたいことに、

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読解力をどう高めるか。
学び直しの必要な生徒の特徴の一つは、
文章や指示を読み取ることが苦手なこと。

新聞記事を読んで要点を200字で書かせる
トレーニングもあるけど、生徒が絵本を
読んで小さい子に向けて説明文を書く。

絵本の活用からスタートすることを勧めてみた。

自立した経済力を手に入れたいなら、まずは文章を読む力と、文章を書く力を身につけることだ。

自立した経済力を手に入れたいなら、まずは文章を読む力と、文章を書く力を身につけることだ。

学力と聞いて、
あなたはどのようなことを思い浮かべるだろうか。

一般的にはテストの点数や学校の成績を指すことが多いけれど、僕が教育現場で感じている生徒の学力は、そうした表面的な数字だけではない。

僕がここで使っている「学力」とは、
学ぶ力や学ぼうとする意欲、知的好奇心
のように、非認知能力の意味合いが強い。

これをもう少し分かりやすく
言い換えるならば、
思考力である。

こどもの学力は家庭

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子育てには絶対的な正解はないけれど、納得する解は見つかる

子育てには絶対的な正解はないけれど、納得する解は見つかる

上の子が不登校だった期間は中学校の2年間。
今は通信制高校の3年になり、
ちょこっと補習を受けるることもあるけれど、
卒業に必要な単位を予定通りに修得している。

下の子も、
学校に行きたくないという日もあるが、
僕ら親としてのスタンスは

「行くか行かないは、

 自分の心に従っていいんじゃない」

というものである。

そういうこともあって、
下の子は遅刻して登校することもあれば、休むこともあ

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次の機会に必要かな、と思った文書を残していたけれど「次の機会っていつよ!?」と一人ツッコミ。

次の機会に必要かな、と思った文書を残していたけれど「次の機会っていつよ!?」と一人ツッコミ。

保存する書類かどうかの判断をどうしてるんだろう?

机上整理で、連休の最終日を終えた。

書類の山が3つくらいあったけれど、
要るか要らないか判断を保留にしていたものは、
今回は、すべて処分した。

調査書のように学校の公文書は5年保管などのルールがあるけれど。

自分用の書類の残し方は、
その時々で判断をしていたから、
今回は、とても時間がかかってしまった。

たとえば、研究会のメモとか実施要項

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現実で直面する困難は、自分自身の潜在意識にある何かの「投影」だ。

現実で直面する困難は、自分自身の潜在意識にある何かの「投影」だ。

読書三昧とはいかないけれど、この4連休は、薄味のデジタルデトックスをしながら、まったりと本を読むことにしている。

夕方に読み始めた、
『「小さな私」の癒し方』
(心理カウセラーmasa、KADOKAWA, 2023年6月)
は非常に興味深く、一気に読み終わった。

現実で直面する困難は、
自分自身の潜在意識にある何かの「投影」だ。

僕は最近、特にそう思って行動を振り返っている。

この本でも同

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文章の書き方を学ぶには、好きな作家の作品を読み、その文体や表現を自分の中に取り入れることが、一つの方法だ

文章の書き方を学ぶには、好きな作家の作品を読み、その文体や表現を自分の中に取り入れることが、一つの方法だ

10代・20代の頃の話だ。
僕は好きな作家の小説を読み続けた。
自然と僕の書き言葉は、その作家のような文体になった。

高校生の頃は、もっぱら赤川次郎の文章が好きだった。
大学生の頃、村山由佳の物語に入り浸っていた。

今に至るまで、様々な作家たちの影響を受けてきた。

僕が文章を書くときは、まるで自然とその「声」がして、文章を紡ぐようなイメージ。

作家たちの直接の声を聞いたことがあまりないが、

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インプットの時間は大切だけどさ、なんでもかんでも、仕事につなげなくてもいいじゃん。

インプットの時間は大切だけどさ、なんでもかんでも、仕事につなげなくてもいいじゃん。

インプットの時間は本当に大切です。

でも、
必ずしもそれが
仕事につながる必要はないんですね。

4月を振り返ると、
僕は新たな高校での教員生活をスタートしました。

転職後の仕事は、
解決すべき課題への対応や
時間との勝負が続きました。

新しいことを取り入れながら、
自分の中にある「経験」とどう組み合わせていくか。

まるでジグソーパズルを組み立てるように、
とてもワクワクする毎日でした。

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3月15日にクラウドファンディングが終わってから、1か月半。
本日、4月30日にCampfireさんから入金がありました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
改めて、応援していただき、本当にありがとうございました。
これからも変わらぬご支援、ご声援を心よりお待ちしております。

子育ては、子どもへの愛情を与える「母性」と、子どもの成長を促す「父性」のバランスが大切なんだけど。

子育ては、子どもへの愛情を与える「母性」と、子どもの成長を促す「父性」のバランスが大切なんだけど。

この連休の前半は、
家族との大切な時間と
原稿執筆の仕事を半々に分けて過ごした。

連休の後半で、家族旅行と読書。
家族でのんびり過ごすことにして、
仕事のことは一旦忘れることに。

日々の疲れを癒やし、
また新たにクリエイティブな活動をするエネルギーを満たす機会にします。

そして、スタエフの朗読会に、今月も参加した。
僕の書いた小説「くじらの部屋」からの一節から。

朗読に選んだのは、
主人公

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くじらの部屋99円

くじらの部屋99円

小説「くじらの部屋」では、
コロナ禍の高校生たちと、
その周辺の人々の生活を繊細に描きました。

コロナという未曽有の時代を生きる、
彼らのリアルな日常は、
多くの読者の方々に共感していただき、
深い感動につながったという声を多くいただきました。

読者の皆様からの温かいレビューには、
いつも心から感謝しています。

「涙なしには読めなかった」
「教育者や塾の先生にも読んでほしい」

という声は、

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自分のエネルギーが満たされていないと、他人にそのエネルギーを注ぐことは難しい

自分のエネルギーが満たされていないと、他人にそのエネルギーを注ぐことは難しい

4月、新しい職場での生活がスタートしました。
私立校から私立校への転職。

「是非、来て欲しい」
と、あたたかな言葉をいただいたのが、
決断につながりました。

新しい環境での仕事は、
楽しさとやりがいがありますが、
同時に、多忙を極めることもしばしばです。

人生で新しい活動を始めるときは、
慎重かつ大胆な姿勢が求められます。

でも、

自分のエネルギーが満たされていないと、
他人にそのエネル

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親子ウェルカムステーションの報告

親子ウェルカムステーションの報告

新年度を迎え「親子ウェルカムステーション」のプロジェクトが始動します。

不登校の親子が安心できる居場所を作るためのプロジェクトで、4人のコアメンバーと8人のサポートメンバーでスタートします。

僕らのメンバーは20代から50代までと幅広い世代が集まっており、NPO法人を運営している方、教員、映像制作に携わる方、金融機関で働く方、福祉施設での勤務経験がある方など、多岐にわたる職種からの参加です。

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また来るぜ、大阪

また来るぜ、大阪

ダウンを羽織って家路に着く。
氷点下の日も、あと少しで終わるな。

生まれ育ったこの街は、
居心地がいい。
この寒さも、いつもの風景だ。

帰る場所が、ある。

そして、
日常を離れた、『いつも』の場所がある。

おかえり。
ただいま。

何気なく言葉を交わす、居場所。
深呼吸をして、背を伸ばす。

会いたい人と会う喜び。
話したいことを話す喜び。
幸せだ。

何度目だろうか。
同じセリフを呟いて

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「親」は、子どもたちが自分の道を見つけ、歩んでいくための支えであり続けたい。

「親」は、子どもたちが自分の道を見つけ、歩んでいくための支えであり続けたい。

ふとした瞬間、
自分の子どもが一体どんな未来を歩むのか、
どのように成長していくのかを思い描くことがあります。

先日、Xのスペースで、Kindleで「さよなら、赤信号」を著され、ライターとして活躍されているラッタさんと対談する機会に恵まれました。

この対談では、僕が今心を込めて作ろうとしているプロジェクト、「親子ウェルカムステーション」について熱く語らせていただきました。

ラッタさんには、

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子どもがハッピーになるには、親もハッピーになってほしい。

子どもがハッピーになるには、親もハッピーになってほしい。

僕は「居場所」を作ることに、
情熱を傾けてきた。

塾で働いてたときは、
卒業生たちが集まる場所。

学校で働くようになってからは、
ホームルームだったり、
部活動だったり。

そこにいても良いんだよ、
という場所。

今までは、生徒たちのために「居場所」と思ってもらえるような場所を作るように取り組んできた。

僕の子どもが学校に行かなくなって、
親としての葛藤があった。

今、不登校の親の会に参

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