- 運営しているクリエイター
#映画
文学に生きる滑稽な人々について
この日を待ち望んでいた!
大ヒット漫画「響―小説家になる方法」が9月14日ついに映画化された! さっそく観に行った。がっかりだった。多くの読者を魅了し、2017年のマンガ大賞にまで登りつめたこの素晴らしい作品を、どうしてこんなにつまらない映画に仕立ててしまったのかと、悲しみが胸に広がった。
原作漫画を読んでいない人がこの映画を観たら、おそらく何だか分からない作品だと思うだろう。
つまり、主人
映画「デトロイト」を観て感じた、絶望の中にあるアメリカの希望
先日公開された映画「デトロイト」は、イラク戦争を描いたキャサリン・ビグロー監督の作品とあって、期待して観に行った。そして期待通りの絶望を味わった。1967年に起きたこの暴動のことは前から知っていたので、結末も知っていたが、あらためて突きつけられると、暗澹たる後味がある。
なので映画の感想として、私はあえて、アメリカの希望について語ろうと思う。
1967年と2018年とでは、アメリカはどう変化し