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読書感想文

14
読んだ本の感想を、不定期で挙げていきます。
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記事一覧

「高校入試」読了

「高校入試」湊かなえ著(角川文庫) この本は、県下一の名門公立高校高校入試の日にとある事…

chatnoir
11か月前
9

「ぱっちり、朝ごはん」読了

「ぱっちり、朝ごはん」小林聡美他著(河出文庫) この本は35人の著者による「朝ごはん」をテ…

chatnoir
1年前
18

「二人の嘘」読了

「二人の嘘」一雫ライオン著(幻冬舎文庫) この本は、孤独な女性裁判官の片陵礼子が「門前の…

chatnoir
1年前
6

「和菓子のアンソロジー」読了

「和菓子のアンソロジー」坂木司他著(光文社文庫) この本は10作の短編から成り、それぞれ作…

chatnoir
1年前
24

「ホテルジューシー」読了

「ホテルジューシー」坂木司著(角川文庫) この本は、大学2年生のヒロちゃんが主人公で、卒…

chatnoir
1年前
13

「ママの友達」読了

「ママの友達」新津きよみ著(光文社文庫) この本は中学時代の「交換日記」をテーマにした推…

chatnoir
1年前
17

「旅はお肌の曲がり角」読了

「旅はお肌の曲がり角」岸本葉子著(講談社文庫) この本は、女性の一人旅に関するエッセイだ。 内容がだいぶ古い。(24年前に出版された本。書かれたのは、さらに前と思われる。) しかし、著者の軽妙なトークは古さを感じさせない。 30年以上前の、留学時代の話、雲南省へ旅に出た話、東南アジアの話…様々な話が載っているが、色々な旅先での生活事情を垣間見ることができる。 私も、今から12年前くらいに、香港とマカオに、両親と旅行に行った。その時の、トイレの水洗レバーの形が忘れられなか

「こんなツレでゴメンナサイ。」読了

「こんなツレでゴメンナサイ。」 望月昭著(文春文庫) この本は、ドラマ化・映画化された「…

chatnoir
1年前
14

「桜宵」読了

「桜宵」北森鴻著(講談社文庫) このミステリー短編集は、短編が5編収録されているが、どれ…

chatnoir
1年前
13

「和菓子のアン」読了

「和菓子のアン」坂木司著(光文社文庫) 可愛らしい装丁に惹かれて、ブックオフで買った本。1…

chatnoir
1年前
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「シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々」読了

「シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々」 ジェレミー・マーサー著 市川恵里訳 (河出…

chatnoir
1年前
16

「花桃実桃」読了

「花桃実桃」中島京子著 (中公文庫) この本も、表紙と表題が可愛くて買ってしまった一冊。 …

chatnoir
1年前
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「バナナケーキの幸福」読了

「バナナケーキの幸福 アカナナ洋菓子店のほろ苦レシピ」 山口恵以子著(PHP文芸文庫) この…

chatnoir
1年前
9

「幕臣たちの明治維新」読了

「幕臣たちの明治維新」 安藤優一郎 (講談社現代新書) この本は、明治維新後の幕臣がどのような生活をしたかについて書かれている。 薩長土肥による「新政府」が誕生してから、幕臣たちは生活の糧を失った。そして、彰義隊や榎本の幕府脱走艦隊に加わる者は少数で、大半は帰商・帰農したり無禄移住など、悲惨な生活を強いられた。彼らの拠り所であった徳川家の移封された静岡藩も、明治4年には消滅する。 不満を抱えた彼らは、ある者はジャーナリズムの道を進み、またある者は下級官吏になった。 西郷