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大学生自転車日本一周旅を振り返って⑭:綺麗なものへの過程はいつだって汚い
以前自転車で日本一周をした時の振り返りシリーズ。今回は、綺麗で整っているものでも、そこに至るまでは非常に汚い道のりを経由している、ということについて書いていく。
今回の旅ではいくつかの工業地帯を通った。その中でも、香川県から愛媛県あたりでの工場が並んでいる地域を通った時のことが印象深い。
工場が密集しているあたりに近づいてくると、大型のトラックの交通量は格段に増えるとともに、なんとも言えな
大学生自転車日本一周旅を振り返って⑩:辛いことは一人で、楽しいことはみんなで
以前自転車で日本一周をした時の振り返りシリーズ。今回は、辛いことは一人で乗り越えざるを得ないが、楽しいことは一人よりもみんなで共有した方がいい、ということについて書いていく。
目の前に現れた高い壁を越えるとき、他力本願では成功しないと思う。もし先に進んでいる人が手を差し伸べてくれたとしても、その人が引き上げ切ることは不可能に近く、負荷は軽くなるものの最後は自力だろう。そう、どれだけ仲間が多く
大学生自転車日本一周旅を振り返って⑦:パンクの重要性・焦りとイライラは禁物
以前自転車で日本一周をした時の振り返りシリーズ。今回は、旅をしている中で気が付いた、一見厄介に思えるタイヤパンクの魅力や、焦りやイライラが導く結果について書いていく。
スタートしてからゴールするまで、9回もパンクをした。そのうち一回は実家で自分の空気入れのミスが原因と思われるもので、旅自体に影響は与えていないから省いたとしても、計8回ものパンクを経験した。自転車屋が営業していない週末のパンク
大学生自転車日本一周旅を振り返って⑥:頑張れるときに頑張る、頑張れないときは一応やる
以前自転車で日本一周をした時の振り返りシリーズ。今回は、「頑張れるときに頑張る、頑張れないときには一応やる」ということについて。言い換えると、どうしてもやる気が出ないときや、やらなければいけないと分かっているのに頑張れずに自己嫌悪に陥ってしまうときの対処法について書いていく。
神奈川県横浜市からスタートし、気が付けば50日間という日数自転車を漕ぎ続けて、北海道と沖縄を除いた45都府県を旅して
大学生自転車日本一周旅を振り返って⑤:苦しむことでしか救われない、目の前の一漕ぎに全力を
以前自転車で日本一周をした時の振り返りシリーズ。今回は、苦しむことでしか救われないということについて書いていく。
苦しい時、しんどい時、私たちは逃げてしまいたくなる。現実逃避。だが、逃げてしまえば、その分目的地まで近づくことが出来ない。結局苦しいことから逃げるという行為は、困難にぶつかる時期を後回しにしているのと何ら変わりはない。
この旅においては、基本的に苦しいからもう動かないという選択