【クリスマスの珍事件】母親から直に「サンタはいない」と告白された小学生のお話
たしかあれは、小学4年生か、5年生くらいだったと思う。
12月はじめ、母はわたしを呼び出すと、真剣な顔で言った。
「もう知っとると思うけど、サンタの正体はお父さんとお母さんなんよ」
突然のカミングアウト。衝撃だった。
サンタの正体が両親だったことにショックを受けたわけじゃない。
母親から直接「サンタはいない」とカミングアウトされたこと、そして親から「あの子はサンタのことは信じてないだろう」と確信されていたことがショックだった。
あとから聞いたところによると、私は子どもの