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Orfeo オルフェオ
歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」
太陽神アポロと詩の女神カリオペの息子オルフェオは、父から竪琴を与えられた優れた音楽家。ニンフのエウリディーチェと結婚し、幸せな日々を送っていましたが、エウリディーチェは毒蛇にかまれて死んでしまいます。
●1762年:ウィーン版(イタリア語)
● 1774年:パリ版(フランス語)
パリ・オペラ座上演の為に、グルックはバレエの場面を加えています。第2幕「精
Come o'er the Sea 海を越えておいで アイルランド民謡
アイルランド民謡「come over the sea」
※「o'er」は、「over」の詩的な短縮形です。
歌詞:Thomas Moore (1778-1852)
トーマス・ムーアは、アイルランドの詩人。アイルランド古謡に英語の歌詞を加えた『アイリッシュ・メロディー』(Irish Melodies アイルランド歌曲集)「ミンストレル・ボーイ」や「夏の名残りのばら」(= 「庭の千草」)の作詞者
交響曲第94番「驚愕」
*作曲者:ハイドン(1732-1809)
この作曲家はモーツァルトの忠実な友人で、ウィーンとロンドンでも非常に有名でした。ロンドンでは、交響曲第94番「驚愕」を含む12曲(108 曲の交響曲のうち)を作曲しました。
*聴いて発見
交響楽団
オーケストラには、弦楽器、打楽器、管楽器 (木管楽器と金管楽器) の、さまざまな楽器が集まります。
ハイドンの時代、オーケストラには通常次のような楽器が含
5つのロマンスとリート Op.84
5つのロマンスとリート Op.84(1881)
第1曲 夏の夕べ
第2曲 花の輪
第3曲 果物畑で
第4曲 甲斐なきセレナーデ
第5曲 緊張
作曲:J.ブラームス(1833-97)
慎ましい家庭に生まれたブラームスは、ポピュラーなメロディーに大きな影響を受けました。彼は、チャイコフスキーと同時代の作曲家です。
第1曲 夏の夕べ [Soir d'été]
この曲は、母と娘の対話です。前半
G.Brassens(1921- 81)
Georges Brassens(G.ブラッサンス)
フランス生まれのシンガーソングライター・シャンソン歌手。愛、友情、抗議をテーマとする歌をギターで伴奏しています。彼はまた、F.ヴィヨン、V.ユーゴ、P.フォート(『小さな馬』)の詩にも音楽をつけました。
Le petit joueur de flûteau(笛を吹く少年)
Je rejoindrai ma belle(あの娘に遭いに)
学
交響曲第5番「宗教改革」
● 作曲者:メンデルスゾーン(1809-47)
このドイツ・ロマン派の作曲家は、バッハとヘンデルの忘れ去られた作品に光をあてることに、人生の大部分を捧げました。
1824(15歳)祖母からJ.S.バッハ「マタイ受難曲」の手書き写譜をプレゼントされて歓喜する
1829(20歳)バッハの「マタイ受難曲」の復活演奏を指揮する(バッハは1729年に初演。1742年に再演した後、100年近く演奏されま
ヴァイオリン協奏曲 作品77
作曲者:ブラームス(1833-97)
このドイツ・ロマン派の作曲家は、ピアニストとしても有名で、シューマン夫妻と友人でした。
ブラームスとヨアヒム
ブラームスにとって重要な人物に、ヴァイオリニストのヨアヒム(1831-1907)がいます。すでに成功していたヨアヒムは、無名だった20歳のブラームスの才能を見抜き、すぐシューマンに紹介。シューマンも、自身の『音楽新報』誌で、ブラームスを称賛してい