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読書は多冊交互に読む派
読書する時、本は一冊ずつ読み終えてから次を読むか、何冊も途中途中で読み進めるか、人によって分かれると思う。どちらがいいとかではなく、自分に合ったやり方でいるのが一番だと思うし、本好きとしては「人はどうやっているのかな?」と興味を感じるところでもある。
私は本を複数冊同時に抱え、交互に読み回すタイプだ。なにかの目的で追い込まれているのでもなく、マイペースで手に取っていく結果、何冊かの本を一人で回し
「むらさきのスカートの女」今村夏子 芥川賞小説
「むらさきのスカートの女」という文字がなんとも気になってしまい、書店で手に取ってしまった。
なぜむらさきなんだろう。黒とか白とかピンクだとたぶん読まなかったかもしれない。
「むらさき」の存在感はなんだか本の平積み群からちょっと哀愁が漂っていた。
芥川賞受賞作の今村夏子さんの小説。
ページをめくってみると読みやすい。
でもむらさきのスカートは一体どんな色なのか、柄があるのか、よくわからない。
と
無機質なようで人間くさい。村田沙耶香『コンビニ人間』
均質で、均一で、無機質な印象を与える「コンビニ人間」というタイトル。
予想に反して物語はもっとも人間らしい感情にあふれていた。
なぜ36歳でコンビニのバイトで未婚だと世の中から蔑まされてしまうのかを主人公古倉恵子は読み手に訴えてくる。
古倉の周りの同級生や旧友たちは“ふつうの生き方”をしているように見えて、ぶっきらぼうな言いやりがちょっとえぐい。
仕事をしていて職場に必要な反射神経やリズムや身
美は「浄化」でもあってほしかった。 三島由紀夫『金閣寺』
小説『金閣寺』の主人公溝口は友人柏木と月光の下で尺八を初めて吹く場面がある。金閣寺、尺八、月という芸術的に美しい情景が読者に浮かぶ描写だ。しかしこの主題は「美は怨敵である」という。
『金閣寺』は実際に起きた金閣放火事件に基づき、三島由紀夫が独自に文学で表現した有名すぎる小説だ。
主人公は戦中戦後の禁欲的な禅寺の修行僧として育ち、吃音を恥ずかしく感じている溝口。
内飜足でまっすぐ歩くことができ
犯罪か、いっそ愛さなければよかったのか。感想 映画「嘆きのテレーズ」
せっかく愛を見つけたとき犯罪者にもなる運命がついてくるとしたら、あなたはそれでも愛をとるだろうか?いっそのこと、愛を見つけないほうがよいだろうか。
文豪エミール・ゾラの原作を映画化した「嘆きのテレーズ」を観た。マルセル・カルネ監督作品で、1953年にはヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞を受賞している。原作はしばしば現代でも舞台化されているサスペンスだ。
テレーズは病弱で愛のない夫カミーユと、溺愛
過程を楽しむことが本当の近道
望むゴールに向かうとき
結果が出るまで
ただ辛抱するよりも
過程を楽しむ人になろう
「どうしたら楽しめるかな?」
根性で耐えていたら
それだけで頭がいっぱいだけれど
楽しむには
あともう一工夫
ゆとりが必要
ステージを一つ上げて
楽しむゆとりを作ること
楽しみという感情は
女神からのギフト。
過程を楽しむ人は
本当の近道を歩んでいく。
今日のこの歩み
過去の延長ではなく、ほしい未来から引き直した「今」を生きる
向上心とは、自分自身を輝かせてくれるものです。
「成長したい」
「学びたい」
「自分を変えたい」
レッスンの生徒さんでも、そんな意識を持って向き合っている方がたくさんいます。
成長への道のりには、時には山も谷もあります。
そんなとき、夢を持ち続けることができるか・・・。
あきらめずに、見失わないでいられるか・・・。
それが成長する者の「核」の強さと、
笑った日も、泣いた日も、あなたは美しいひと
笑った日も 泣いた日も
あなたは美しいひと
心あたためる笑顔も
こぼれおちる涙も
美しいのだから
たとえいつか
悲しいどん底に落ちることがあっても
自分で自分のことが信じられないような
不安に襲われたとしても
あなたは美しいひと
それは変わることがない
もしも
あなたがそう信じられなくなっても
それは美しさが消えたのではなく
ちょっと見えなくなってしまっ