ジェフ・ヒーリー1988年のデビュー作。盲目で、座った膝の上にギターを置いて演奏する珍しい奏法のギタリスト。当時の私はブルースに入れ込んでいたので、その流れで買っ…
ダリル・ホールがジョン・オーツを訴えた、という話から始まり、その後それぞれインタビューで「ホール&オーツは終わった」旨の発言をしており、本人たちが公式に解散を…
イギリス、ブリストル出身のバンド、ザ・サンデイズ1990年リリースの1stアルバム。邦題が『天使のささやき』だったのを調べていて思い出した。 ネオアコ風な歪まない…
ジーザス&メリー・チェインの3rdアルバム、1989年リリース。「JAMCといえば」のギターノイズとポップなメロディは相変わらず。1st『Psychocandy』と比べればノイズがや…
ザ・ローリング・ストーンズ1986年のアルバム。何度目かの(そしておそらく最後の)ストーンズ混乱期の作品で、特にミックとキースの仲が最悪だったと言われている。ロニ…
ジョン・ハイアット1987年のアルバム『ブリング・ザ・ファミリー』にライ・クーダー、ニック・ロウ、ジム・ケルトナーが参加。そのメンバーがバンドを組んで1992年に発表…
トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ1987年の作品。なかなか代表作には上がらないアルバムを何故選んだかというと、単純に何度も聴いていて思い入れが深いから。実はCD…
エリック・カルメンの訃報が伝わり、萩原健太さんがエリックのソロとラズベリーズのプレイリストを公開していた。 ラズベリーズは好きで良く聴いていたが、健太さんの…
スティーヴィー・レイ・ヴォーンとジミー・ヴォーンの兄弟によるアルバム。スティーヴィー・レイがヘリコプター事故で亡くなったので遺作となってしまった。没後のリリー…
リアム・ギャラガーとジョン・スクワイアがコラボ・アルバムを作成したというアナウンスからずっと楽しみにしていたが、年明けのシングル“Just Another Rainbow”と2月…
1986年リリース。当時はCDとアナログレコード混在の時期で、私が買うものもまちまちだったが、これはレコードで購入。ロバート・クレイをレコードで買う18歳は今思うと渋…
1987年のボブ・ディランとグレイトフル・デッドのツアーを収録したライヴ・アルバム。リリースは89年。 当時ボブ・ディランはあまり聴かず、グレイトフル・デッドにい…
ロン・ウッドとロニー・ウッドどっちが正しいんだ問題。昔はロンが正しくてロニーは愛称か?それともRONNIEと書いてロンと読むのか?など考えたこともあったが、いまだに…
元々noteではブルースのレコードについて書くつもりだった。数が多いのと年代が幅広いことでどんな内容か忘れることがあるし、古いブルースマンは名前が紛らわしいケース…
右利きの人間が右の片麻痺になったときの1つの例として、左手の練習などについて書いてみたいと思う。左手の練習は厳密にはリハビリではないのかも知れないが、自分の意…
『King of the Delta Blues Singers』と『King of the Delta Blues Singers Vol. II』の2枚、入手したのは20代。当時はそれほど夢中にはならず、クリームがカヴァーした…
タカハシレイジ
2024年5月13日 13:42
ジェフ・ヒーリー1988年のデビュー作。盲目で、座った膝の上にギターを置いて演奏する珍しい奏法のギタリスト。当時の私はブルースに入れ込んでいたので、その流れで買ったし、ブルースとして聴いていたのだが、久しぶりに聴いてみると思ったよりロック色が強いと感じた。数十年かけてディープなブルースにどっぷり浸かった私の耳の問題か。 実際今聴いてみると、やはりどちらかと言えばブルース・ロック的で、例えば“
2024年5月6日 09:49
ダリル・ホールがジョン・オーツを訴えた、という話から始まり、その後それぞれインタビューで「ホール&オーツは終わった」旨の発言をしており、本人たちが公式に解散を認めたということになっている。 訴訟を起こしたことには驚いたし、切なさがないわけではないが、お互いに罵りあうわけでもなく淡々と語っているし、長い間楽しませて貰ったのでそこまで落胆もしていない。まだソロ活動は聴けるし、早速来週ジョンの、来
2024年5月3日 19:10
イギリス、ブリストル出身のバンド、ザ・サンデイズ1990年リリースの1stアルバム。邦題が『天使のささやき』だったのを調べていて思い出した。 ネオアコ風な歪まないギターのサウンドはザ・スミスのフォロワーと言われることも多かったし、レーベルがラフ・トレードだったこともそれに拍車をかけたと思う。そのつもりで買いに行ったような気もする。 音はアンサンブルがとにかくタイト。ドラムもベースもギター
2024年4月26日 16:35
ジーザス&メリー・チェインの3rdアルバム、1989年リリース。「JAMCといえば」のギターノイズとポップなメロディは相変わらず。1st『Psychocandy』と比べればノイズがやや抑え目で、2nd『Darklands』よりもBPM速めの曲が多いせいか意外に聞きやすく明るいイメージ。ドラムはほとんど打ち込みらしいが、唯一人間が叩いている10曲目の“Gimme Hell”もフレーズが打ち込みっぽ
2024年4月18日 14:07
ザ・ローリング・ストーンズ1986年のアルバム。何度目かの(そしておそらく最後の)ストーンズ混乱期の作品で、特にミックとキースの仲が最悪だったと言われている。ロニー・ウッド&ボ・ディドリーのところでも触れたが、この3年後にアルバムを発売してワールド・ツアーを行うとは、この時点ではとても思えなかった。 そんな複雑な時期の作品だからか、内容よりもバンドの内情で語られることが多く、また内容の評価に
2024年4月11日 06:41
ジョン・ハイアット1987年のアルバム『ブリング・ザ・ファミリー』にライ・クーダー、ニック・ロウ、ジム・ケルトナーが参加。そのメンバーがバンドを組んで1992年に発表したのがこのアルバム。 当時、ジョン・ハイアットというミュージシャンを知らなかったのだが聴いてみたらこれ(ブリング・ザ・ファミリー)が良くて、その4人が組んだバンドということで楽しみにしていた。そして、期待通りの好盤だった。
2024年4月4日 20:35
トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ1987年の作品。なかなか代表作には上がらないアルバムを何故選んだかというと、単純に何度も聴いていて思い入れが深いから。実はCDプレーヤを買ったばかりの時期に入手したうちの一枚で、最初から何十枚も買う経済力はないので(当時19歳)数少ないCDを繰り返し聴くことになる。そんな時期なので知らないバンドの新譜をジャケ買いする余裕は当然なく、知っている上にラジオで聴い
2024年3月28日 11:31
エリック・カルメンの訃報が伝わり、萩原健太さんがエリックのソロとラズベリーズのプレイリストを公開していた。 ラズベリーズは好きで良く聴いていたが、健太さんのプレイリストを聴いて再燃、Apple Musicを検索していて見つけたのがこの音源。ラズベリーズ2004年の再結成ライヴを収録した2枚組CDで、リリースは2017年。もともとの活動期間が短く、オリジナルアルバムが4枚しかないのだが、逆に一
2024年3月21日 12:49
スティーヴィー・レイ・ヴォーンとジミー・ヴォーンの兄弟によるアルバム。スティーヴィー・レイがヘリコプター事故で亡くなったので遺作となってしまった。没後のリリースなのでSRVの意思がどれだけ入っているかは知りようがないが、1990年8月27日に亡くなり9月25日のリリース(Wikipediaによる)というスピードなので、曲順やミックス含めほぼ出来上がっていたのでは?当時はそこを気にしてはいなかった
2024年3月14日 16:19
リアム・ギャラガーとジョン・スクワイアがコラボ・アルバムを作成したというアナウンスからずっと楽しみにしていたが、年明けのシングル“Just Another Rainbow”と2月の“Mars To Liverpool”で期待をさらに増幅させてのアルバムリリースとなった。 “Just Another Rainbow”がジョンのギター弾きまくり曲だったが、アルバム全体では思ったよりバラエティーに
2024年3月7日 14:28
1986年リリース。当時はCDとアナログレコード混在の時期で、私が買うものもまちまちだったが、これはレコードで購入。ロバート・クレイをレコードで買う18歳は今思うと渋いが、当時はクラプトンとジョイント・ツアーをするなどロック好きからしても注目株だったし、グラミーのコンテンポラリー・ブルース・アルバムを受賞した話題作だった。 しかしこの「コンテンポラリー」というのは便利なようなわかりにくいよう
2024年2月26日 16:12
1987年のボブ・ディランとグレイトフル・デッドのツアーを収録したライヴ・アルバム。リリースは89年。 当時ボブ・ディランはあまり聴かず、グレイトフル・デッドにいたっては全く聴いたことのない私がなぜ買ったのか?おそらくビッグ・ネーム2組の共演ということで、入門編として勉強してみようという気持ちがあったのだろう。そしてその目論見は脆くも崩れ去った(笑)全てディランの曲である。つまりグレイトフル
2024年2月22日 09:55
ロン・ウッドとロニー・ウッドどっちが正しいんだ問題。昔はロンが正しくてロニーは愛称か?それともRONNIEと書いてロンと読むのか?など考えたこともあったが、いまだによくわからない。ウィキペディアによると両方使っているらしいが、どういう使い分けなのかは不明。このCDのジャケットも英語表記ではRONNIE WOOD、日本語表記はロン・ウッドになっている。諸々の情報から推察するに、少なくとも現在本人及
2024年2月15日 10:17
元々noteではブルースのレコードについて書くつもりだった。数が多いのと年代が幅広いことでどんな内容か忘れることがあるし、古いブルースマンは名前が紛らわしいケースが多々あるから。ハッシュタグに「備忘録」と付けたのもそれが理由。なのにいつの間にか新譜についても結構書いてる。病気になってから聴く時間はたっぷりあるし、サブスクのおかげで居ながらにして新譜が聴けるのは助かる。 そんなこんなで新譜も新
2024年2月7日 14:45
右利きの人間が右の片麻痺になったときの1つの例として、左手の練習などについて書いてみたいと思う。左手の練習は厳密にはリハビリではないのかも知れないが、自分の意識としては同じ流れだし、作業療法士(OT)のメニューに左手の訓練も入ることがあるので、リハビリの一部として考えることにする。 麻痺にせよ何にせよ、利き手が使えなくなることを想像したことはない。母親がくも膜下出血で片麻痺になったが、そのと
2024年2月1日 15:02
『King of the Delta Blues Singers』と『King of the Delta Blues Singers Vol. II』の2枚、入手したのは20代。当時はそれほど夢中にはならず、クリームがカヴァーした“Cross Road Blues”やストーンズがカヴァーした“Love In Vain”を興味深く聴いたというような感じで、言ってみれば資料みたいな聴き方だったかも知