記事一覧
ミドルマネージャーになって「自分の言葉で話せない」という感覚を持った
株式会社MIMIGURIで、組織コンサルタント・組織ファシリテーターをしている矢口泰介です。
昨年、ミドルマネージャー(チームリーダー)という役割になって経験したのですが、「マネージャーとして思っていることを言ってくれ」と言われた時に、何を話せばいいのかわからない、という状況に直面しました。
また、同じ頃にメンバーから言われたのが「自分の言葉で話してくれている感じがしない。借り物の言葉で話して
「プレイングマネージャー」が抱えているかもしれない5つの感情パラドックス
株式会社MIMIGURIで、組織コンサルタント・組織ファシリテーターをしている矢口泰介です。
今回は、2024年3月12日(火)に実施されるMIMIGURIの無料ウェビナー「組織変革のパラドックスを乗り越える「新時代のリーダーシップ」を紹介します。
ただ、せっかく紹介するのですから、私の最近の関心にひきつけて、私は「感情パラドックス」をこんなところに感じているよ!こんな話題にもつながるよ!とい
あらためて(2024年2月時点の)自己紹介をします
株式会社MIMIGURIで、組織コンサルタント・ファシリテーターをしている矢口泰介です。
ここ数年、noteを書いてきて今更ですが、今のタイミングでの私の自己紹介をしようと思います。「誰が書いてるのか」を明示したほうが、記事の内容やスタンスがわかりやすくなると思ったのと、仕事内容が数年で変わってしまうので、定点観測的に書こうかなと思ったことが理由です。
今の仕事や役割について私は今(2024年
マネジメント育成には「つまずき」へのまなざしが必要ではないだろうか
株式会社MIMIGURIで、組織コンサルタント・ファシリテーターをしている矢口泰介です。今回も前回に引き続き、マネジメント育成に関して書いてみました。
私は前回、こんな記事を書きました。
書いた動機は単純で、まさに私自身がマネジメントに向いてない人間だと思っているからです。
私はマネジメントが本当につらかった私は、会社において数名のチームの事業推進面を見るマネジメントの役割をしています。しか
自己認識を定期メンテナンスしよう
MIMIGURI Advent calendar企画、4日目の矢口です。大久保さんからバトンを受け取りました!「余談をゆるす」最高でしたね〜
何も書くことがない!と毎度焦るさて今年は何を書こうかなと迷ってあれこれ考えたのですが、「あれ、書くことが何もないやんけ!自分空っぽやんけ!」と去年に続いてめちゃくちゃ焦ったのですね。焦るな焦るなまだあわてるような時間じゃないと自分をなだめた結果、書く時間
アイデンティティの更新を試みるとき、私たちの中に起こることは何か?
はじめにこれはMIMIGURI Advent Calendarの12/16の記事です。6つのキーワードを起点に、MIMIGURIメンバーが毎日記事を更新しています。こちらのページにまとまっていますので、ぜひご覧ください!
何を書こうかな〜と考えているうち、気がつくと衝動的に手がキーボードを打ち、葛藤が火を吹いたかと思うと「何の役にも立たない記事」が爆誕していました!!!!
私はおじさんになった
組織ファシリテーション試論③|組織開発は「みんなのもの」になり得るのか?
ここに書いていることは極めて試論であり私論です。特定の組織の見解ではありませんので、ご了承ください🙇
前回の振り返り前回は、私の課題感である「組織開発とは誰のものか?」をとっかかりにしながら、以下をゆるゆると考えてきました。
組織開発の出発点に多くの場合「不信」(あいつが悪い、○○が悪い)があるのではないか?
その「不信」が「正しい見方」として残り続けることがあるのでは?
そうすると組織
組織ファシリテーション試論②|組織開発は誰のものか?
ここに書いていることは試論であり私論です。特定の組織の見解ではありませんので、ご了承ください🙇
組織開発は誰のものか?組織ファシリテーションという概念について極私的に考えていくにあたって、私が手がかりにしたいのが「組織開発は誰のものか?」という疑問でした。組織開発の主体を求める、ということの困難さが、この問いから立ち上がってきて、それを考えたい、というのがこの「試論」を書いている動機になってい
組織ファシリテーション試論①|私は何を書こうとしているのか?
はじめにここからしばらく「組織ファシリテーション試論」と名付けたnoteを書いてみようと思います。「試論」とは、まさに字のごとく「試しに書くよ」ということでので、まったく大それたことを書くつもりはありません。
思えば、久しぶりのnoteになります。とはいえ、読む人にとっては久しぶりかどうかは関係ないのですが、もしかすると過去記事を読んでいただく機会もあるかもしれませんので、断っておくと、過去の記
CI(Corporate Identity)プロジェクトにおけるプロジェクトデザインの勘どころ
株式会社MIMIGURIでデザインシンキング・コンサルをやっております矢口泰介(@yatomiccafe)です。かなり久しぶりのnoteになりました。
2020年後半から、CI(Corporate Identity)プロジェクトに関わることが多くなってきました。
リモートワークを余儀なくされる中で、組織の一体感や求心力が失われている、という課題感をよく耳にします。その関係もあるかもしれませんが
CI開発における「組織のナラティブ」について
こんにちは。ミミ&グリ(DONGURI & Mimicry Design)でデザインシンキング・コンサルをやっています、矢口泰介(@yatomiccafe)です。
DONGURIとMimicry Designは2020年3月をもって資本業務提携を結び、国内におけるイノベーションを加速させるために活動することとなりました。活動について詳しくはこちらのメディア「idearium」をご覧ください!
[やってみよう!]自分たちの「組織課題」を発見する2つのワーク
こんにちは。DONGURIにてデザインシンキング・コンサルをやっています、矢口泰介(@yatomiccafe)です。
前エントリーにて「人事ごった煮会・アンバサダー企画」で行った「組織課題を洗い出すワーク」を紹介しました。
あくまで簡易的なワークではありますが、組織内部でやってみると意外と有効では、と思いましたので、シェアしたいと思います。
「組織課題を発見するワーク」を試す意義私はDONGU
「効果的な研修」ってなんだろう?組織課題から設計してみよう![イベント開催レポート]
こんにちは。DONGURIにてデザインシンキング・コンサルをやっています、矢口泰介(@yatomiccafe)です。
去る8月28日に、「人事ごった煮会」のアンバサダー企画枠にて、「本当に効果的な研修ってなんだろう?」をテーマとして、イベントを開催しました。
人事ごった煮会とは?アンバサダー企画とは?についてはこちらのnoteをご覧ください
今回も、開催した私たちにとっても非常に学びの多い場
デザイン思考における「優れたひらめき」とはなにか?【デザインシンキング・コンサル⑨】
以前アップした本記事を、先日操作を誤って削除してしまいましたので、あらためてリライトし、投稿しました!
こんにちは。DONGURIでデザインシンキング・コンサルをやっています、矢口泰介(@yatomiccafe)です。
「なぜこんなことを思いつけたのか!?」「どうして今まで思いつかなかったんだ!?」とは、優れたデザインへの賛辞ですが、
事程左様に、優れたデザイナーには、インプットとアウトプット