江口絵理

動物・人物に関する本やインタビュー記事の執筆を手がけています。著書に『アフリカで、バッ…

江口絵理

動物・人物に関する本やインタビュー記事の執筆を手がけています。著書に『アフリカで、バッグの会社はじめました』『ボノボ』『ゆらゆらチンアナゴ』『アマミホシゾラフグ 海のミステリーサークルのなぞ』など。https://erieguchi8.wixsite.com/eri-eguchi

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『アフリカで、バッグの会社はじめました――“寄り道多め”仲本千津の進んできた道』

このページでは、『アフリカで、バッグの会社はじめました』(江口絵理・著)の内容紹介のほか、イベント情報、重版情報をお知らせします。 1. この本の基本情報 著者:…

江口絵理
11か月前
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『アフリカで、バッグの会社はじめました』課題図書選定の理由も公開されました。「伝わることを大切にしている」と評していただいたことが何よりうれしい
https://dokusyokansoubun.jp/books.html#4

江口絵理
9日前
3

積読になっても「とにかく手元にあればいつか読めるからよし」と思える本と、いますぐ読みたいのに積む羽目に陥り、目をやる度に仕事の忙しさが恨めしく感じる本とがありませんか? 仕事が嫌いなわけでも、放り出したいわけでもないのだけれど

江口絵理
2週間前
1

読書感想文コンクールの課題図書(中学校の部)になりました!! 発刊後、大人世代の皆様から温かいご評価を受けるも中高生に届いている実感がなく、「何がよくなかったのかなあ」なんてぐじぐじ考えては落ち込んでいたのですが、幸運にも大きな追い風を受けることになりました。うれしい😭

江口絵理
3週間前
5

コテンラジオにはまっている。やなせたかし(アンパンマン)編、すごくよかった。なんなら最初からもう一周聴いてもいいかも、というぐらい

江口絵理
1か月前

ウェイリー版「源氏物語」の沼にはまる

2024年のNHK大河ドラマは「源氏物語」の紫式部が主役なんですよね。楽しみー! いまから2年前の春、私はずぶずぶにはまっていました。源氏物語の沼に。 きっかけは仕事の…

江口絵理
4か月前
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雑誌「こどもの本」の「私の新刊」というコーナーに、『アフリカで、バッグの会社はじめました』について短いエッセイを書かせていただきました。数人の書き手が自分の著書について語る人気コーナーだそうです。オンラインでも読めます!

https://www.kodomo.gr.jp/kodomonohon_article/27230/

江口絵理
5か月前
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カフェで見かけた、宙に浮かんでいるみたいなハンギングボール。星の王子さまのバオバブの星のような、ラピュタのような。

どうにも気になって、小ぶりのものを家にお迎えしました。鉢ものを買うのは十数年ぶり。

江口絵理
6か月前
4

『最前線に立つ研究者15人の白熱!講義 生きものは不思議』ーー鯨骨生物群集とバイオロギング編

読書週間ですね。今日のような夏日と読書週間のとりあわせはややちぐはぐ感もありますが、気温はともあれ空気はからりと気持ちいい。木陰でのんびり読書するならちょうどい…

江口絵理
6か月前
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9月30日~10月2日、アトレ恵比寿の有隣堂書店で、仲本千津さんと私が『アフリカで、バッグの会社はじめました』の対面販売をします。ぜひ遊びにいらしてください。江口は9月30日および10月1日 15:00~16:30、10月2日 17:00~18:00に在店しています

江口絵理
7か月前
5

『アフリカで、バッグの会社はじめました』の主人公、仲本千津さんのインタビュー記事が掲載されました! 
記者は(ファンも多い)谷野哲郎さんです
https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/life/75317/

江口絵理
7か月前
2

昨日の本屋B&Bのトークイベント、おかげさまで盛会となりました。ヒデさん仲本さん、本屋B&Bさん、そして何より参加者の皆さんがいい場を作ってくださいました。ありがとうございます!

江口絵理
8か月前
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【23】「立体物」としての本の楽しみを味わわせてくれるブックデザイン――本書のデザイナーさんに取材してきた

本書の発売から約2カ月。いただくご感想を拝見していると、これまでわたしが書いた本の中でダントツに、デザインに言及される方が多いことに気づきました。イラストのよさ…

江口絵理
8か月前
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東京新聞に、『アフリカで、バッグの会社はじめました』の仲本千津さんの記事が出ました。ウェブでも読めます

ウガンダのシングルマザーに夢を 現地に工房作り、自立を支援 仲本千津さん:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/275377

江口絵理
8か月前
6

本屋B&Bさん(東京・下北沢)のご発案で、ちょっと変わった取り合わせのトークイベントが実現😆 9月19日火曜日の夜です。詳細・予約はこちらから ↓
https://bb230919a.peatix.com/

江口絵理
8か月前
2

【ウガンダ旅・12】治安はいいほう。「初めてのアフリカ」にお勧めしたい

ウガンダの治安ってどう? 一口にアフリカといっても、国によって、エリアによって、治安はさまざま。ウガンダはアフリカの中では比較的いいほうだと言われています。 で…

江口絵理
8か月前
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『アフリカで、バッグの会社はじめました――“寄り道多め”仲本千津の進んできた道』

『アフリカで、バッグの会社はじめました――“寄り道多め”仲本千津の進んできた道』

このページでは、『アフリカで、バッグの会社はじめました』(江口絵理・著)の内容紹介のほか、イベント情報、重版情報をお知らせします。

1. この本の基本情報

著者:江口絵理
定価:1,500円+税=1,650円
出版社:さ・え・ら書房(本書の情報ページ)
刊行:2023年6月30日

2. 主人公の仲本千津ってどんな人?

仲本千津(なかもと・ちづ)
1984年生まれ。一橋大学大学院法学研究科修

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『アフリカで、バッグの会社はじめました』課題図書選定の理由も公開されました。「伝わることを大切にしている」と評していただいたことが何よりうれしい
https://dokusyokansoubun.jp/books.html#4

積読になっても「とにかく手元にあればいつか読めるからよし」と思える本と、いますぐ読みたいのに積む羽目に陥り、目をやる度に仕事の忙しさが恨めしく感じる本とがありませんか? 仕事が嫌いなわけでも、放り出したいわけでもないのだけれど

読書感想文コンクールの課題図書(中学校の部)になりました!! 発刊後、大人世代の皆様から温かいご評価を受けるも中高生に届いている実感がなく、「何がよくなかったのかなあ」なんてぐじぐじ考えては落ち込んでいたのですが、幸運にも大きな追い風を受けることになりました。うれしい😭

コテンラジオにはまっている。やなせたかし(アンパンマン)編、すごくよかった。なんなら最初からもう一周聴いてもいいかも、というぐらい

ウェイリー版「源氏物語」の沼にはまる

ウェイリー版「源氏物語」の沼にはまる

2024年のNHK大河ドラマは「源氏物語」の紫式部が主役なんですよね。楽しみー!

いまから2年前の春、私はずぶずぶにはまっていました。源氏物語の沼に。

きっかけは仕事のご縁で、100年前にアーサー・ウェイリーが英語に訳した源氏物語の日本語訳を読んだこと。

ちょっとややこしいですが、

1000年前に紫式部が書いた源氏物語を、
100年前にイギリス人のウェイリーが英語に訳し、
そのウェイリー版

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雑誌「こどもの本」の「私の新刊」というコーナーに、『アフリカで、バッグの会社はじめました』について短いエッセイを書かせていただきました。数人の書き手が自分の著書について語る人気コーナーだそうです。オンラインでも読めます!

https://www.kodomo.gr.jp/kodomonohon_article/27230/

カフェで見かけた、宙に浮かんでいるみたいなハンギングボール。星の王子さまのバオバブの星のような、ラピュタのような。

どうにも気になって、小ぶりのものを家にお迎えしました。鉢ものを買うのは十数年ぶり。

『最前線に立つ研究者15人の白熱!講義 生きものは不思議』ーー鯨骨生物群集とバイオロギング編

『最前線に立つ研究者15人の白熱!講義 生きものは不思議』ーー鯨骨生物群集とバイオロギング編

読書週間ですね。今日のような夏日と読書週間のとりあわせはややちぐはぐ感もありますが、気温はともあれ空気はからりと気持ちいい。木陰でのんびり読書するならちょうどいいぐらいかもしれません。

前回のアマミホシゾラフグ編からの続きですが、この記事はこの記事で完結しています。どうぞ気にせず読み進めてください。

本書には、前回ご紹介したアマミホシゾラフグ研究の川瀬裕司さんを始め、わたしがこれまで取材でお話

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9月30日~10月2日、アトレ恵比寿の有隣堂書店で、仲本千津さんと私が『アフリカで、バッグの会社はじめました』の対面販売をします。ぜひ遊びにいらしてください。江口は9月30日および10月1日 15:00~16:30、10月2日 17:00~18:00に在店しています

『アフリカで、バッグの会社はじめました』の主人公、仲本千津さんのインタビュー記事が掲載されました! 
記者は(ファンも多い)谷野哲郎さんです
https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/life/75317/

昨日の本屋B&Bのトークイベント、おかげさまで盛会となりました。ヒデさん仲本さん、本屋B&Bさん、そして何より参加者の皆さんがいい場を作ってくださいました。ありがとうございます!

【23】「立体物」としての本の楽しみを味わわせてくれるブックデザイン――本書のデザイナーさんに取材してきた

【23】「立体物」としての本の楽しみを味わわせてくれるブックデザイン――本書のデザイナーさんに取材してきた

本書の発売から約2カ月。いただくご感想を拝見していると、これまでわたしが書いた本の中でダントツに、デザインに言及される方が多いことに気づきました。イラストのよさはもちろん、「カバーの色、いいですね!」「しおりひもの色が好き」などなど。

(主に出版業界の人から)ここはどうしてこうしたの?と聞かれることもあるのですが、著者のわたしはデザイナーさんと直接やりとりしないので、一つ一つの意図は知らないまま

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東京新聞に、『アフリカで、バッグの会社はじめました』の仲本千津さんの記事が出ました。ウェブでも読めます

ウガンダのシングルマザーに夢を 現地に工房作り、自立を支援 仲本千津さん:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/275377

本屋B&Bさん(東京・下北沢)のご発案で、ちょっと変わった取り合わせのトークイベントが実現😆 9月19日火曜日の夜です。詳細・予約はこちらから ↓
https://bb230919a.peatix.com/

【ウガンダ旅・12】治安はいいほう。「初めてのアフリカ」にお勧めしたい

【ウガンダ旅・12】治安はいいほう。「初めてのアフリカ」にお勧めしたい

ウガンダの治安ってどう?

一口にアフリカといっても、国によって、エリアによって、治安はさまざま。ウガンダはアフリカの中では比較的いいほうだと言われています。

でも「アフリカの中では」と言われても、そもそもアフリカの平均がわからないですよね。わたしも3カ国しか行ったことがないのでわかった風なことは言えませんが、たぶん、もっとも危険な地域の一つはコンゴ民主共和国(旧ザイール)の東部。

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