マガジンのカバー画像

コーディネーターのチカラ

172
人と人をつないで15年 地域×大学生プロジェクトの組み方 ボランティアの組み立て方 フォローの仕方など 新しい企画を、現地の人と若者が作っていくサポート方法をまとめていきます。
運営しているクリエイター

#インターンシップ

今月のゲンヨウさん(2022年12月)

今月のゲンヨウさん(2022年12月)

鳥取でNPO法人bankupを経営しているゲンヨウです。あっという間に年末です。師走とは本当に走る感じの一か月ですね。今月も振り返りましょう。

1.総理官邸に行ってきました。なんだそれって感じですが。ディスカバー農山漁村の宝という農林水産省の受賞を受けまして(特別賞:ベスト8くらい)、全国で616件のノミネートから選ばれました。全国で37事例。鳥取県としては若桜のジビエの取組以来と聞いています。

もっとみる
地方におけるインターンシップの設計について

地方におけるインターンシップの設計について

鳥取県で長期実践型のインターンシップを導入しているゲンヨウです。今日は広島に来ています。”地方創生インターンシップ”のセミナーに来ています。NPO法人ETIC.さんのお誘いで、半分は勉強、半分はワークショップのグループファシリテーターとして参加しています。

1.多様な主体が興味を持つインターンシップ地方創生インターンシップは主に都市部の大学生を地方に還流させる狙いがあり実施されています。研修会の

もっとみる
おもしろがろう、鳥取

おもしろがろう、鳥取

鳥取県で、「大学生×地域」のプロジェクトをコーディネートしているゲンヨウです。今日は、表題にあるような”おもしろがろう、鳥取”のキックオフイベントでした。ちょっとした反省会も終えて帰ってきたところです。

1.関わりを探す人たちと、関わって欲しい人たち”関係人口”という言葉が出て表しやすくはなりましたが、移住だけじゃない地域との関り方、地域外の人との関係性が見えてきました。

僕らは地域仕掛け人市

もっとみる
人口減少と就職とつなぐ人

人口減少と就職とつなぐ人

兵庫県養父市に来ています。今年で3年目になる養父インターンシップという仕組みのファシリテーターとして参加しています。養父市にある企業と大学生(今年は高校生も)をつなぐ企画です。

7月には、受入れ企業向けの研修もやりました。企業の方々も、若手の人材との接点を求めていて、真剣な表情で話を聞いてくれました。

1.地方企業の状況(主に鳥取を中心に)採用に関しては、ここ2-3年でそもそもの接点が減ってい

もっとみる
地域を超えるからこそ共有できるもの

地域を超えるからこそ共有できるもの

今年から、”地域コーディネーターのオンラインサロン”を始めたゲンヨウです。と言っても事務局ポジションなので、僕が喋ったりするのではなくて月に1回ゲストに話てもらったり、会員同士のオンライン飲み会をやったりという感じです。

1.地域コーディネーターのオンラインサロンとは長期実践型インターンのコーディネートを行う業界団体チャレコミのオンラインサロンをやっています。キャンプファイヤー経由は8名ですが、

もっとみる
人を還流させる動きはどうなっていくんだろう

人を還流させる動きはどうなっていくんだろう

昨日は、日本全国地域仕掛け人市でした。そして、今日は朝一の便で鳥取に戻り、兵庫県養父市へ。但馬銀行さんのご縁で、養父市のインターンシップの組み方について企業の方にお話ししてきました。

今年から1泊2日に短くなったので、そこも含めて組み方について話してきました。期間が長ければやることの可能性は増えますし、一方で参加できる学生の数は減るという、バランス問題があります。その辺を考慮に入れての1週間のプ

もっとみる
インターンシップについての様々な事情

インターンシップについての様々な事情

実践型インターンシップのコーディネートもやっているゲンヨウです。主に鳥取県でやっています。大学生と地方企業の接点づくりという点ではインターンシップは一つの面白い方法だと思っています。

1.僕のインターンシップ経験(1)大学3年次の環境コンサルタント
僕自身は20年前に大学生をしていたのですが、当時にしては珍しくインターンシップが必修でした(大学3年の夏休みに2週間、学科の先輩の企業などに行くもの

もっとみる
機会にはグラデーションがある

機会にはグラデーションがある

大学生×地域(企業・集落)のコーディネートを行っているゲンヨウです。大学生の相談を聞いていると、何か○○という経験をしたら自分がパワーアップすると勘違いしがちな場面に出合います。逆に△△は、自分にはハードルが高いみたいな話。○○や△△には、留学とかインターンシップとか学生団体などをあてはめてもらうとわかりやすいかと。

実は下記のイベントで、いろいろ大学生のチャレンジを聞いていて、一つのキーワード

もっとみる
オンラインとオフライン

オンラインとオフライン

オンラインサロン、オフライン研修講師、両方経験しているゲンヨウです。

金曜日から業界の研修会に参加していました。オフラインの研修会を年に2回開催して、各地のコーディネーターのスキルアップやマインドセット、僕ら経営陣の意見交換などをやっています。半年前からオンラインサロンも始めて、距離を超えた定期的な育成の機会を設けるようにしました。今回はオンラインサロンをオフラインの研修で退官するという両方のメ

もっとみる

しなやかなタスク管理[オンラインサロン2019年3月:講師(株)御祓川岡本さん]

タスク管理は苦手なタイプの玄洋です。同時並行で進んでいるものが多いのでは?とご指摘をうけましたが、社内では僕のポンコツ度合いがわかっているので、大事な時はアラートがつきます。苦手な仕事は回収されます。これが正しい社長対応ハックです。

チャレコミオンラインサロン定例会(業界のオンラインサロン)では、長期実践型インターンシップ業界のノウハウ共有を通じたコーディネーター育成を目的とした、地域を超えた学

もっとみる
オンライン飲み会で全国とつながる夜

オンライン飲み会で全国とつながる夜

地域×若者のコーディネートをやっているゲンヨウです。昨夜は、オンラインサロンの企画「オンライン飲み会」に参加してきました。

地域で中小企業向けの長期実践型インターンシップなどのプログラムをコーディネートしている仲間の集まりでした。年度末ということもあるので、それほど人数は多くなかったですが、逆に限られたメンバーで深い話ができたかなと思います。ざっくりまとめると以下の3点

1.何気なく話し始めて

もっとみる
企業×大学生の話を進める面白さとは

企業×大学生の話を進める面白さとは

企業×大学生のプログラムを提供しているゲンヨウです。今日も企業さんとお話しする機会をいただいてました。

若手のスタッフと一緒にいって1時間くらい、弊社のプログラムの話をキッカケに会社として取り組みたいことや、課題についてお話しさせてもらいました。初めて伺う会社だったので、お互いを知る時間になるなと思いつつ、提案が可能なら提案してしまおうというのが僕のスタイル。

結果的に一つのプランについて、具

もっとみる
オンラインで全国の仲間と勉強会

オンラインで全国の仲間と勉強会

こう見えて鳥取にいる日数が多いゲンヨウです。Facebookなどでは出張報告が映えるので、鳥取にいないと思われていますが、けっこういます。

鳥取にいると、他の地域に行くのはすごく大変です。田舎→田舎が一番遠いんです。先日は、徳島に行くのに羽田経由しました。移動距離だけ考えたらビックリです。

最近は便利になりまして、オンラインで情報共有できるようになりました。僕らの業界は各県にコーディネート組織

もっとみる