これは墓場です。 皆さん初めまして。浜月詩鉄と申します。本日よりnoteを始めることになりました。 初投稿ということで、なぜ私がこれを始めることにしたのか、綴…
今日という日ばかりは耳たて ほんに言葉を聞かねばならぬ日 何一つとておもんない日 社交辞令は良いってさ馬鹿 嘘も方便だってさ馬鹿 革命の如く真っ赤に染めて 生きてる…
私の生きる理由とは何だろうか。 そう考えることがよくある。生きる「意味」という話でいうと、とうの昔に「そんなものなどない」と結論付けているのだが、理由という…
もう黙って 「幸せだ」って言うべきだ どこか行きそうな君といること 彼岸荒れ 君がいてさえ不安になりそうな 川湯の夜道を歩く 憂鬱な時の 詩ばかり輝いて 光と影が交差…
大きな勝負に敗れた月に もう一度の思いで立ちあがろうとして 朝起きてみたが寝てしまった こんな人生なら煙草を吹かしたい 取り憑かれたような恋をし 叶うわけもないこ…
自分の詩の形を模索する上で、かつて実験的に作っていた三行詩です。三行に込めるというのは想像以上に難しく、技術が必要ですが、その分面白さがあるのも事実です。 …
いつか見た世界引き込まれてゆくように 二階から見下ろした丸くて真っ赤な果実 どっちも本当さ でも昔の「本当」には戻れない きっと未来の「本当」は別のどこかで大きく…
南口から太く長く続く イルミネーションの並木 サングラスなしには歩けない でも白色一つの世界に 何かが欲しい気持ちは 僕にだってある マルーンの夢を浮かべる 三宮まで…
浜月詩鉄
2024年3月5日 09:39
これは墓場です。 皆さん初めまして。浜月詩鉄と申します。本日よりnoteを始めることになりました。 初投稿ということで、なぜ私がこれを始めることにしたのか、綴りたいと思います。 私は2020年、中学3年の時に詩を書き始めました。当時はコロナ禍初期で、休校時の何もない時間と休校明けからの多忙さのギャップや家庭内に降りかかった不幸などが災いし、完全に心が折れてまともな精神状態でいられなくなっ
2024年4月2日 12:27
今日という日ばかりは耳たてほんに言葉を聞かねばならぬ日何一つとておもんない日社交辞令は良いってさ馬鹿嘘も方便だってさ馬鹿革命の如く真っ赤に染めて生きてることも、嘘と言ってよ君が先へ行くことだって嘘なんだろう?きっと嘘年度初めが半端な遊びこんなのみんな何が楽しいこんなのやめて仕舞えばよろしい
2024年3月27日 19:24
私の生きる理由とは何だろうか。 そう考えることがよくある。生きる「意味」という話でいうと、とうの昔に「そんなものなどない」と結論付けているのだが、理由ということになると、その答えがちらついたり、消え失せたりする。そもそも理由という概念もまた存在しないものなのかもしれない、そう思いもするのである。 先日、私は友人を食事に誘い、食事後にカフェで長時間の会話をした。その人は中学からの友人(友達とい
2024年3月20日 22:10
もう黙って「幸せだ」って言うべきだどこか行きそうな君といること彼岸荒れ君がいてさえ不安になりそうな川湯の夜道を歩く憂鬱な時の詩ばかり輝いて光と影が交差する様に君の好きなものもう一つ好きになろう生姜に「紅」の一文字添えて電池の切れかけた優しさばかり売る「僕の為だ」と無意識に三度
2024年3月14日 10:29
大きな勝負に敗れた月にもう一度の思いで立ちあがろうとして朝起きてみたが寝てしまったこんな人生なら煙草を吹かしたい取り憑かれたような恋をし叶うわけもないことを知って新たな亡霊は殴り書きの詩と旅をするこんな人生なら煙草を吹かしたいどこを見渡しても勝鬨が聞こえる街で劣等感に苛まれる少女に肩を寄せて充電2%の優しさを売ってしまうこんな人生なら煙草を吹かしたい
2024年3月7日 09:40
自分の詩の形を模索する上で、かつて実験的に作っていた三行詩です。三行に込めるというのは想像以上に難しく、技術が必要ですが、その分面白さがあるのも事実です。 三行詩というコンセプトを思いついたのは、恐らく石川啄木の『一握の砂』を読んでのことだと思います。僕の詩はおおよそ孤独感と大切なものへの愛情や恋慕の上にしかありません。それらもありますが、三行詩集の中には日常の遊び心や呟きのようなものも含めて
2024年3月7日 09:16
いつか見た世界引き込まれてゆくように二階から見下ろした丸くて真っ赤な果実どっちも本当さ でも昔の「本当」には戻れないきっと未来の「本当」は別のどこかで大きく実ってるあの日の喜びが笑ってくれると思ってるけれど今は無音だけが響いてる未来はこの胸の中 あの森の向こう側新しい街で もう一度踏み出していきたい細く差し込む陽光(ひかり) 温かくなった右手幼子のように眠り あなたが出てきた
2024年3月5日 23:17
南口から太く長く続くイルミネーションの並木サングラスなしには歩けないでも白色一つの世界に何かが欲しい気持ちは僕にだってあるマルーンの夢を浮かべる三宮まで揺られた阪急電車の車窓から見た街の輝きを思い出しながら大通公園で立ち止まって頬の赤さを感じる時それだけがマルーンに近い他に何もないその後も影のかかった窓やホットコーヒーに映る自分をほとほとと見るわけだがあの夢