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アブノーマル(普通じゃない事)をコンテンツ化する時代の流れにあえて私は抗いたい
高校3年生の夏、初めてアイデンティティークライシスを起こした。
私にとって、毎年夏休みは作文とスピーチ執筆の時期だ。元々は、英語しか喋れない私を不憫に思った母が、私が小学校に入ったタイミングで日本語の文章の書き方を学ばせるために「夏休みは作文を書いて、コンクールに出しなさい」と言い出したことが始まり。
その後、一度入賞すると周りがチヤホヤしてくれることに味をしめて、なんやかんや高校時代までずっ
何度やっても自己紹介は難しい
まだ未完成のものを指差して「これはなんだ?」と言っているようなものである。しかも答えがないからタチが悪い。
私がそんなことを考えながら悶々としていたのは一昨年の12月。クラスメイト達がセンター対策をしている中、私はパソコンに向かって一人答えのないこの難問に何時間も頭を悩ませていた。
Common Application (以後、略してCommon App)。 アメリカの大学を受験する人は必ずと