Haru

ピアスの穴がふさがりそう。 文章を書いて食いつないでいます。

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マガジン

  • 能登で暮らしたはなし

    能登で過ごした日々の思い出と、復興支援と

最近の記事

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自己紹介

ありがたいことに、昨日書いた無印良品購入品の記事を山門文治さんのマガジン「「今、このnoterが面白い」採用担当」マガジンに掲載していただきました。 記事への掲載には至らなかったのですが、少しでも目に留めていただいたことがありがたいです! ちなみに、該当の記事はこちらです。 掲載していただいたことで、こちらの記事を普段よりも多くの方に見ていただきました。 今までなんとなくやっていたnoteですが、こういったタイミングで普段のとは違う方に見てもらうこともあるのだなーと。

    • 運勢 大吉

      おみくじを引いた。 今年も3分の1が終わろうとしているが、初詣の気分で。 私は昔からおみくじの引きが良い。 20歳前後の頃は、いく先々でおみくじを引いて大吉を引きまくるという強運をもっていた。 ここ数年、その強運も尽きたのか、小吉や末吉あたりをウロウロしていた。 そして、久しぶりにおみくじを引くことにした、今日。 引く前からなんとなくいける気がしていた。何がだか知らんが。 引いたおみくじは、大吉。 渾身のドヤ顔である。 古文は苦手だったため、正しい現代語訳はできない

      • 次の1年間に

        先日誕生日を迎えて28歳になった。 怒涛の20代を送っている。 休学、卒業、就職、転職、結婚、二度の出産、住宅契約(そして手付解約)、子連れ別居、離婚調停までをここ5〜6年で経験していると思うと、自分のことながら空恐ろしい。 別居を開始したということは1つの区切りでもあって、27歳の私はよくやった。 離婚までは長丁場になりそうだけど、とにかく27歳の私はよくやったのだ。 28歳の目標は、「幸せであること」。 どんなに状況が困難でも、しんどいことが重なっても、日々の生活か

        • 母だけど働きたい

          ↑前回の記事で書いた、社長面接に行った会社。 落ちました。 理由はやっぱり、子育てする女性を受け入れる体制が整っていないため、とのこと。 仕方ないなと思う。 私が雇う側だったって、シングルマザーには不安がある。 そしてきっととても忙しいのだろう。 仮に今回採用されたとしても、子育てと両立するのは難しい仕事だったのだと思う。 だけど、「一緒に働きたい」とまで言ってもらえた会社に落とされるというのは、やっぱりこう、堪えるところがある。 理由が理由だけに。 1人で子ども

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        • 能登で暮らしたはなし
          5本

        記事

          noteを続けていてよかった

          こちらの記事で書いた、私が面接中に「菜々屋が好きなんです」と口走った会社だが、その後社長面接まで進ませていただくことができた。 一次面接の時から変わったスタイルの会社だったが、社長面接もまぁまぁ変わっていた。 いろいろと突っ込みどころのある面接だったが、最終的に私は社長と2時間にわたる会話のなかで、中学生時代から今に至るまでの全活動と当時の気持ちなどをすべて話すことになっていた。 社長ともう一人同席していた社員の方が一生懸命議事録のようなものをパソコンで入力していたが、きっ

          noteを続けていてよかった

          四畳半の部屋から

          私が今まで暮らした1番狭い部屋は四畳半だった。 ワンルームにキッチンとユニットバスがついていて、なぜかベッドとデスクが備え付け。 クローゼットはなく、ベッド下の空間が唯一の収納スペースだったから、そこに衣装ケースをいれていた。 洗濯機を置くスペースなどない。 1階にランドリーコーナーがあったため、洗濯物が溜まると3階から1階までせっせと通った。 大学の学生宿舎だったその部屋に、18歳の4月から20歳の3月まで暮らしていた。 その部屋で過ごしていた時間を、私はやけに鮮明に

          四畳半の部屋から

          「寝不足でお越しください」

          あなたは「寝不足でお越しください」という文言を見たことがあるだろうか。 私は先週初めて見た。 病院で渡された、検査の注意事項の用紙。 1枚目に朝から絶食の内容が記載されており、めくった2枚目の紙の1行目がこの文言であった。 検査を受けるのは私ではなく次男。 低身長症の検査の一環で、MRIをとることになったのだ。 私はMRIをとったことがないのだけど、なんでも閉ざされた空間で大きな音の出る機械のなかに入るため、大人でも恐怖を抱く人がいるらしい。 そのため、おおよそ10歳く

          「寝不足でお越しください」

          大豆田とわ子から考える、1人で生きること

          「大豆田とわ子と三人の元夫」 というドラマが好き。 ざっくりいうと、3回結婚して3回離婚した不動産会社社長の大豆田とわ子が、元夫たちや娘、親友との関係をとおして生き方を探るといったような内容。 松たか子演じる大豆田とわ子がチャーミングだし、3人の元夫の「ちょっとはみ出た」キャラ設定も良い。 コメディ要素もあり、1人で観ていてもついつい声を上げて笑ってしまう。 何より、3回も結婚と離婚を繰り返しているにも関わらず、前向きに人生を歩んでいこうとしているとわ子の姿に元気をもらえ

          大豆田とわ子から考える、1人で生きること

          返せるもの

          幼馴染2人と、子ども2人を連れて計5人で旅行に行った。1泊2日の会津への旅。 この幼馴染ふたりとの関係は前の記事で書いた。 幸せを感じる旅行だった。 私の子どもたちを、まるで本当の自分の子供のように可愛がり、面倒を見て、時に叱ってくれる人が2人もいる。 私と同じ目線で子どもと接してくれる人がいる。 大変になりがちな子連れ旅行を楽しんでくれる。 こんな幸せなことってあるだろうか。 夜は5人で旅館近くの居酒屋に入った。 居酒屋なんて数年ぶり。 子どもがいるから、17時入

          返せるもの

          もどったね

          久しぶりに中学校の後輩に会った。 中学校はバスケ部と陸上部に所属して、その後輩。 高校も大学も違うんだけど、彼が社会人になった際に勤務地が埼玉県で、それから数ヶ月に1度くらいで会うようになった。 お互い結婚して子どもができてからは、家族ぐるみで動物園に行ったり、遊び場に行ったり。 つかず離れず、みたいな距離感の後輩。 そんな後輩が半年ぶりにやってきた。 LINEで私の状況について伝えてあったから、さぞかし落ち込んでると思った様子。 「やっほ〜久しぶり!!」 と元気に現れ

          もどったね

          愛しさ

          私は背が低い。 そんな私の子どもも背が低い。 特に、次男は私の遺伝子を色濃く受け継いでしまったようだ。 目に見える特徴のほとんど全てがわたしの遺伝である。 彼を見ていると、8割は私だな、と思う。 当然、背の低い遺伝子も完全に受け継いでいる。 生まれた時から小さい小さいと言われ続け、3年半。 ついに総合病院を紹介された。 背が低いばかりに、私も受診したことのない大きな病院にかかる羽目になってしまったのだ。 そして今日、初めての総合病院。 待ち時間が長いことを見越して、長男

          愛しさ

          能登で暮らしたはなし⑤それからと震災と

          自分の能登体験を発信することで、能登の関係人口を増やし、間接的に能登の復興を手助けすることを目指しています。 最初のはなしはこちら。 マガジンにまとめています。 能登を離れてから 能登を離れてから、一度も能登を訪れていない。 忙しさもあったけど、インターンを途中で投げ出してしまった負い目もあったと思う。 長男が生まれたあと、あっちゃんとなみさんが埼玉の自宅まで来てくれた。能登のインターンハウスで一緒に過ごした2人が、自分の家にいることがちょっとおかしかった。 Fa

          能登で暮らしたはなし⑤それからと震災と

          乗り越える

          しんどいことがあった。 別に突発的に起きたことではなく、前々から「これはしんどそうだな」と思っていたイベントを実際に迎えたところ、思ったよりしんどかったという話。 しんどさを乗り越えなきゃ、と思った。 私はハッピーで元気な私が好きなのだ。 そうあり続けるために、このしんどさを乗り越えようと。 お気に入りのコーヒー屋さんでコーヒーを飲んだ。さすがに自分で淹れる元気はなかったから。 前から食べてみたかったレーズンバターサンドも注文した。私はバターサンドが大好きなのだ。 家に

          乗り越える

          何をするかではなく、誰といるか

          転職活動を続けている。 気になる企業をいろいろと受けているのだが、まだ内定がもらえない。 落ち込む、落ち込むけど落ち込んでいる場合ではないから、毎日せっせと就活をする。 ちょこちょこと面接を受ける。 昨日も1社の面接を受けた。地域密着型の広告業と人材紹介業のかけあわせみたいな会社。 「人となりを見たいので、緊張しないでリラックスしてくださいね。」 これは罠だと知っている。 リラックスしてぼろを出させる罠である。 しかし私は素直だからこんな罠にはまるのだ。 雑談のような面

          何をするかではなく、誰といるか

          親友のはなし

          能登の話はまたお休み。今日は親友の話を。 私が親友と思っている人は2人いる。 1人は幼馴染。 幼馴染自体は2人いて、そのうち1人は男性でもう1人は女性。 性別で判断しているわけではないけれど、そのうち女性の1人が私にとっての「親友」。 もちろん2人のことは同じように大事に思っているんだけど、あえて名前を付けるとしたら、彼女が「親友」になる。もう1人の彼には名前を付けられないけれど、同じくらい大切な存在。 で、もう1人の親友は、高校時代にであった「ウミ」。 いつも日焼けを

          親友のはなし

          能登で暮らしたはなし ⑤別れ

          自分の能登体験を発信することで、能登の関係人口を増やし、間接的に能登の復興を手助けすることを目指しています。 最初のはなしはこちら。 マガジンにまとめています。 体調不良 能登での生活に馴染み、毎日を充実して過ごしていた私であったが、だんだんと体調不良の日が増えてきた。 身体が思ったように動かない、寝ても寝ても眠い。 朝起きるのが異様に辛い。 18時の仕事が終わると身体が鉛のように重くて、そこからバイトに行くことがしんどくなってきた。 私は妊娠していた。 相手は埼

          能登で暮らしたはなし ⑤別れ