ヴァルネラビリティ

note版 哲学ダイアグノーシス 第十号 レヴィナス

<note版>

あなたの想いが哲学になる、

経営者・ビジネスリーダーのための読むエクササイズ

<哲学ダイアグノーシス>

第十号 レヴィナス

ホスピタリティという言葉、ビジネスの世界でも、もうすっかりおなじみですね。「おもいやり」や「おもてなし」といった訳し方がされることもあり、接客業はもちろん、さまざまなビジネスにおける顧客への接し方について語られる際に話題となる言葉です。

ご存知の方

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「傷つきやすさ」について物語ることをやめない ーヴァルネラビリティについてのおぼえがき

ここ最近、ずっとあたまの片隅にある言葉がふわふわしています。それは「ヴァルネラビリティ」という言葉です。

この言葉を考えるようになったきっかけは、東京都写真美術館のロビーで偶然、林央子さんにお会いし、立ち話をしたことでした。「拡張するファッション」「Here and There」の著者で編集者である央子さんが、この言葉に着目しているとのことで、ぼくも調べてみることにしたのです。

このヴァルネラ

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行き詰まったら【100日プロジェクト23日目】

何度も経験していることだけど、また停滞期ぽい感じ。こういうのはサイクルだと思うので、最近はそこまで真剣に落ち込んだりはしないけど、やはり「はあ〜(ためいき)」となる。

しかしさすがにこれまでの経験で少しは学んでいるので、そういうときは自分から外に出て人に会うことが大切だと思っている。

RPGでも、行き詰まったらとりあえず外にでて人に話すと、新しい情報やアイテムが得られるのと同じ。

今日はたま

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ヴァナキュラーとヴァルネラビリティー vernacular and valnerability

再現的イリュージョンの否定——。美術評論家の中原佑介は、20世紀のヨーロッパ絵画の特徴を、このように要約した 。「ルネサンス以降のヨーロッパ絵画は、眼で見える世界の再現というイリュージョンによって成立してきた」が、これに代わるイリュージョンを探究することが現代絵画の要諦である。中原によれば、絵画とは物質的ないしは技術的には「彩色された平面」だが、再現的イリュージョンはその事実を隠蔽する反面、今日の

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暴力とヴァルネラビリティについて

“自分の中に潜む純粋な攻撃性、暴力性をどう制御できるか技術的な工夫をしたことがない人間(自分を「つねに正しく、善良であるがゆえの被害者」だと思っている人間)は暴力を制御できません。(内田樹のツイッターより)”

 
 かつてNPO法人に勤めていた。そこでは主に若者層を中心として自立支援や中間的就労支援、コミュニティ支援などを行っていた。ひきこもりやニート、障害者、生活保護者など世間一般からはマイノ

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