理科室

TOKYO FM 『TOKYO SOUNDS GOOD』 [40] 19/05/24

[14:00:00〜14:07:33] オープニング

[14:37:06〜14:45:57] おチルごはん

[14:45:57〜14:51:20] Play Good With Spotify ①

選曲ゲスト:佐藤千亜妃さん

[15:08:03〜15:22:29] Mono Good With DNP

理科室の実験用器具のアレコレ

[15:22:29〜15:27:01] TOKYO C

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理科室。

今回の短編小説は理科室での話です。高校の頃は理科室で弁当を食べていました。

良ければ一読ください。
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 どこかにひとそろいの部屋がある。
 僕がそう思い始めたのは、高校生の頃からだった。

「君には落ち着きがない。
 まるで、言葉と行動がそろっていない」とクラス担任は言った。
「彼が嘘つきなんです」と僕は言った。
「そうじゃないわ。
 君がバラバラなの。
 こんなこと言って厳しいかも

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理科室

理科室で彼女を待っていた。

理科室は暗かった。やや寒くもあった。
人体の骨格標本が奥に白く立っていた。

外の元気な声は、陸上部の練習だろう。

戸棚には、あやしげな薬瓶と実験器具。
緑色に濁った水槽。空気ポンプの音。

いつまでも彼女の来るのを待っていた。
とうに待ち合わせ時間は過ぎていた。

テーブルの上、出しっぱなしの顕微鏡。
窓辺に運び、暇つぶしに覗いてみた。

「もう。遅かったじゃない

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