死後違える

来世でも一緒になりたい。
前世で報われなかったんだろうと、シーツの縒れを辿りながら思う。
できれば、一夫一妻制ではない国で。
私は、また、あなたに会って、結婚したがって、安心して、誰かを好きになれる。そして、その人達の子供をあなたと育てていく。

あなたは、私と来世でも一緒になれると信じている。閻魔様の前で、私がどんな裁きを受けるかも知らないで。

(仕事帰り。と打ち込んだつもりが…で、つらつらと

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誤字を愛でる⑫ ピュァなSALL

度々書いているけれど、店頭表示は誤字の宝庫だ。店の人も、忙しくて細かくチェックする暇などないのだろう。そこここに、愛すべき誤字が生まれてくる。

書店に、30%オフのCDを乗せたカートがあった。
赤いリボンに、大きな文字でこう印刷してある。

    SALE!   SALE!   SALE!   SALL!

ん? 最後、どうした?
セール!セール!セール!サル?

勢い良く走っていたら、最後に

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誤字を愛でる⑪ 「-」と「ー」、「ニ」と「二」

前に書いた記事で「コンピュータ」のように音を伸ばす記号を「棒」と書いたけれど、あれは正式には長音符(長音記号など、他の呼び方もある)というらしい。

私は仕事でよくテプラを使うのだけど、その時によくハイフンと長音符を間違えて入力してしまう。印刷してみると例えば「コンピュータ」の「ー」の部分がハイフンになっているので、そこだけ他の字と全く異なる細さの棒になっていて、ものすごく違和感がある。慌てて打ち

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誤字を愛でる⑩ 本日の脱字『しゅんかん図鑑』

今年も課題図書の季節がやってきた。
今年の読書感想文の課題図書で、小学校中学年向けのもののうちの一冊が、こちらの本。『そうだったのか! しゅんかん図鑑』だ。

図書館でこの本を見つけて読んでみた。
これが、とにかく面白い!
ものが消える、落ちる、割れる、こぼれるなどの「瞬間」をハイスピードカメラで捉えた写真集だ。子どもだけでなく、大人も楽しめる。長女(高一)や三男(中二)にも読んでもらったが、二人

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誤字を愛でる⑨ 推敲が誤字を呼ぶ

誤字の話ばっかりしているけれど、私だって誤字が出ないわけじゃない。
私の場合、誤字の主な原因は、三つある。
タイプミス、変換ミス、推敲した時に出るミスだ。

タイプミス

私はタイピングはそれほど遅くないと思うのだけど、ミスが多い。「わたし」と打とうとして、「わつぃ」になる。ホームポジションがしっかりしていないので、一列ずれたところを打ってしまう。隣のキーを押してしまう。打ったつもりで打てていない

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誤字を愛でる⑧ 外国人の書いた日本語を添削する難しさ

Lang-8というサイトをご存知だろうか。外国語を勉強している人が利用する相互添削サイトだ。

Lang-8ってこんなところ

Lang-8では、自分が勉強している言葉で日記などを投稿して、その言語ができる人に添削してもらうことができる。
自分も、自分ができる言語で、他の人が書いた文章を添削してあげると喜ばれる。

様々な国から、様々な言語を学ぶ人たちが集まって、毎日賑やかに文章を投稿したり、添削

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誤字を愛でる⑦ ひとつ足りない

スーパーのお菓子売り場の表示で、菓子店の「あわしま堂」が「わしま堂」になっていた。

学校からのアンケートで、生徒が困っているとき教職員が「すぐに対応しくれている」かどうかを尋ねられた。「て」が抜けてますよ、「て」が!

こんな風に、一文字落ちてしまうことって、よくある。

私の場合は、文を書き直したときに一文字余計に消してしまったりする。(逆に、修正前の表現が一部残って余計な文字が入ってしまうこ

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誤字を愛でる⑥ 伸ばすか、伸ばさないか、そこが問題だ

理工系の大学に勤めていた時、「コンピューター」ではなく「コンピュータ」というふうに、最後の棒がない形で表現する人が多いことに気づいた。文字数が一つ減る方がいいんだろうか。「コンピューター」と表記するものだと思っていた私には、ちょっと違和感があった。

ユーザーなのか、ユーザなのか。
ルーターなのか、ルータなのか。
サーバーなのか、サーバなのか。
どちらが正しいのか。どちらも正しいのか?

じゃあ、

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嬉しいです!あなたにもいいことがありますように!
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誤字を愛でる⑤ カタカナにご用心

昭和6年生まれの私の母は、スパゲティのことを「スパゲチ」と呼んでいた。私の高校の先輩のお母さんは「スパゲテー」と言っていたそうだ。
慣れない音を、自分のものとして取り入れることは難しい。スパゲティとかスパゲッティという音は、彼女たちの世代にとってはハードルが高かったのだろう。

誤字を見ていても、カタカナの誤字は結構多い。Webで見かけるものはおそらく、多くがタイピングのミスだと思う。
「ベ」が「

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誤字を愛でる④ 書いた人の作業を想像する

noteで誤字を見つけることも、しょっちゅうある。
だいたい、一つの記事に1箇所だけのことが多いが、複数見つかることもある。

この人は、忙しくてチェックする時間がなかったのかな。
記事のこの部分を書いている時、疲れていたのかな。
なんて、書き手に想いを馳せてみる。

ある記事では、お菓子の作り方を書いた部分に、誤字が2,3個集まっていた。他のところには誤字がないのに。
この部分だけ、後から急いで

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