【短歌一首】 群青のとばりの下りて段葛(だんかずら)光の道を吾に差し伸ぶ 短歌は幽玄セラピー。鎌倉鶴岡八幡宮の参道の段葛。空が水色から群青色に変わる頃ぽつりぽつりと道沿いの店が灯り出す。それに合わせ段葛の灯籠にも光りが増してゆく。どこか能舞台に通じる橋掛りのよう。
見上げた先には 薄ら雲がかかった青空と桜が広がっていた。