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生き物が好きでたまらない

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生き物に関する記事を書いていきます。
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ビオトープ生活

ビオトープ生活

いま、ビオトープ界隈ではTwitterで「#俺のビオトープ」というハッシュタグをつけて、おのおのが「俺のビオトープ」の見せ合いをしているのです。私はビオトープという言葉にドキドキが止まらないタイプなので、人々のビオトープを羨ましく見ているのです。

特に郊外に住んでいる人のビオトープは本当に羨ましいですね。地面を掘ってトロ舟を埋めたり、人工物を使ってなかったり。極めつけは湧き水が流れ込んでいたりな

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昆虫を好きになって世界平和を

昆虫を好きになって世界平和を

かなり大きく出たタイトルですが、私は幼児期から昆虫と接することで、差別が減り、世界が平和になると思っているんです。本気で思っています。

私たち人間から見たら、昆虫はかなり遠い存在なんだと思います。骨の周りに筋肉があるのではなく、殻の中に筋肉があります。幼虫、サナギ、成虫とかなり大きく姿を変えます。羽根が生えます。サナギなんて何でしょうあれ。中身がドロドロに溶けて再生されますからね。どういう工程で

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カブトムシを鳥かごで飼う

カブトムシを鳥かごで飼う

我が家では毎年カブトムシの幼虫を育てています。秋ぐらいに幼虫を採りに行くこともあれば、その年の夏に産んだ卵が孵って育っていくこともあります。だいたい両方の幼虫が混ざっていることが多いです。

両方混ざっている方が、成虫になって交尾する時の遺伝子の多様性に安心感があります。昆虫はそれほど関係ないとも聞きますが。

多い時には200匹ぐらい飼っていました。人が入れるぐらいのコンテナ2つに100匹ずつ入

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息子とずっと釣り

息子とずっと釣り

ゴールデンウィークは妻の実家がある姫路に行きましたが、ほぼずっと息子と釣りをしました。

息子は釣りにはまっていて、自ら家の手伝いを申し出て、アルバイト代を稼ぎ、それでせっせと釣具を買っていました。釣具を買うと、捕まえたヤモリを持ってくるネコのように、私に見せに来て、解説してくれました。寝てる私を起こしてまでして。起こすんじゃないよ。

釣りの本や番組もたくさん見ていて、知識も豊富なのですが、実際

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甲殻類アレルギー

甲殻類アレルギー

高校生ぐらいの時に、甲殻類アレルギーが発症しました。

魚を食べていないのに、喉に骨が引っかかった感覚がするようになりました。それを何度か繰り返しているうちに、エビカニを食べた後に起こることが判りました。

かっぱえびせんを食べてもアレルギー反応は起きないのですが、甘エビを食べると特に出るようになりました。鮮度が良いほど激しく出るようにもなりました。

30年前のその頃、私は特にエビカニが好きでは

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虫好きが増えますように

虫好きが増えますように

私が子どもの頃は、みんな競い合うように虫を採っていました。

と書くと、いかにも形になる文章が書けそうな気がするのですが、よくよく思い返してみたら、私と同等かそれ以上に虫が好きな友達は思い当たりません。私の子どもの頃は、虫を採ることぐらいしか遊びがなかったのかもしれませんし、昔の子どもが、とりわけ虫が好きだった訳でも無い気がします。

長男が産まれてから、あらためて虫採りと向き合うことになりました

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ナマコを捌きました

ナマコを捌きました

先日、ちょっといい居酒屋で食べた赤ナマコがメチャクチャ美味しかったので、活きたナマコを取り寄せて、自分で捌きました。

調べてみると、今がナマコの旬らしく、検索するとたくさん出てきます。新規サイトで買うと、名前の登録やらが面倒くさいので楽天で購入しました。送料を入れて1kgで4500円ぐらいでした。

注文して二日後に家に届きました。まだ外で仕事中だったので、息子から動いているナマコの動画がLIN

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生き物を飼う生活①

生き物を飼う生活①

私のうちでは常に何かを飼っています。

ずっと飼っているのはカブトムシです。もう8年ぐらい連続で飼っていると思います。一番最初は息子と公園にカブトムシの幼虫を取りに行きました。

今までの知識と経験を駆使し、公園のあらゆる場所を掘りました。いかにも幼虫がいそうな落ち葉が貯まっているところを掘ってもいないのに、駐輪場の脇の小さな場所を掘ったらいたりしました。それを繰り返しているうちに、カブトムシの幼

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私とウジ虫

私とウジ虫

私の心にはウジ虫が住んでいます。どうにもならない不安で弱気な自分がいて、私はそれをウジ虫と呼んでいます。私のウジ虫との戦いは、ずっと続いていて、いまだに克服できないんです…

みたいな内容だったら読みやすかったかと思いますが、私が書きたいウジ虫の話は、節足動物門昆虫綱ハエ目のウジ虫の話です。

私も息子と同様、幼少の頃から生き物が大好きでした。両親も祖父母も、特別生き物に関心があるわけでも無く、遺

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息子と生き物①

息子と生き物①

息子とは、共通の趣味である「生き物」を通して、いろんな経験をしてきました。でもこれは「幼児期の教育的意義」とか「情操教育としての生物の飼育」などと言うものではなく、シンプルに私と息子が生き物が好きだった事による経験です。

息子が生まれた時、大きな公園の目の前に住んでいたので、公園のいろんなところに連れていきました。

息子が保育園に通ってる時によくやったのは、夜、公園にヒキガエルを見に行くことで

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