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自分自身の話を書くエッセイ集(仮)

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Haruki-UCとは何者なのか。どんな人生を生きてきたのか。
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#HSP

孤独と、僕にとっての表現の理想の形

孤独と、僕にとっての表現の理想の形

孤独に苦しんで生きてきました。三十年ほどの人生のなかで、僕を最も苦しめたものは孤独だといってもいいだろう。

孤独にもいくつかの種類がある。僕の場合は物理的に孤立していたわけじゃない。周りに友達と呼べる人間がいることも多かった。

ひとりでいるときよりはむしろ、多人数でいるときに孤独を感じた。自分は無理をしているな、状況に合わせた擬態をしているな、それはつまり自分を殺しているな、と感じていた。

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一つの小説を書き上げたら、人類への信頼感が増して、自分への信頼感も増した

一つの小説を書き上げたら、人類への信頼感が増して、自分への信頼感も増した

二月末に小説を投稿してから、精神的に大きな変化がありました。

これはストレス解消やデトックスのような「排出」でもありますが、それだけではなく根本の精神構造の「成長」でもあったと感じています。

人類への信頼感が増して、自分への信頼感も増した
そう、こんな風に感じられました。

この二つは心のどこかで繋がっている気がします。

逆に言えば、人類への不信感が強いと、自分にも自信がなかなか持てないのか

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Goodは伝えたいが採点はしたくない。他人の作品をレビューするということについて

Goodは伝えたいが採点はしたくない。他人の作品をレビューするということについて

(僕はカクヨムでも活動しているのでその話が出てきますが、カクヨムだけに限定した内容ではありません)

 カクヨムに新規登録してから約一か月が経った。

 その間に僕は2つの短編小説と1つのエッセイを投稿した。

 (よかったらぜひ読んでください)

 僕は上手な文章が書けるタイプでもなければ、巧みな伏線を貼ったり驚きを与える展開を書けるタイプでもないが、現実の中から何かを感じ取ったり他人の作品を読

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創作活動に癒される毒親育ちの僕の感覚、そして成長

創作活動に癒される毒親育ちの僕の感覚、そして成長

 僕は毒親育ちなので、過去のつらい体験のフラッシュバックに悩まされることがよくあった。

 このフラッシュバックの内容には親が直接的に関わるものもあれば、自分をうまく肯定できず外界への防御力が低かったがゆえの二次災害的なものもある。どちらにせよ、頭に悪霊が取り憑いて罵詈雑言を放ってくるかのような苦しさがあった。

 今でもまだ若干残っているが、一時期のことを思えば劇的に回復したと言ってもよいだろう

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