へいごく

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最近の記事

我が価値観をひっそりと

人は一人では生きていけないのは正しい。しかし人生でなんらか関わりを持つ人間の9割9分9厘は入れ替え可能だ。 自分にとって本当に入れ替え不可能な人間は片手で数える程度である。もしかしたら、一人だって作れるかどうかも怪しい。 親、親戚、兄弟でさえ入れ替え可能である。家族という事実はあるが、それを持ってかけがえがないと言い切ってしまうのは早い。その理屈でいけば、血の濃ささえ考慮しなければ、人類はみな家族のようなものといえるので人類全員かけがえがない、という発想になる(倫理的には

    • 悩むということ

      例えば、嫌われたくない ↓ 嫌われない行動という名の、自分が安心できる行動、結論を探す(相手のことを考えているようで自分の恐怖をなんとかしたい) ↓ 実際は、どんな行動をとったとしても失敗するリスクがある そのためか、理由は分からないが、 結局どう考えても、何かで嫌われるかもしれないと思える ↓ どんな答えが出たとしても結局 どの選択肢を選ぶことも怖い ↓ 悩むことが決断を先延ばしにする口実になる ↓ 悩んでいる間は決断しなくてよいから ↓ 恐怖を避けるために安心できる結論を

      • 流されること、考えすぎること、やりかけでやめること、先延ばしにすること

        全部つながっている。元凶は一つである脳の緊張の問題だ。全部だ。いやもちろんほかの要素もあるのだけれど、結局は一つである。 なぜ流されるか、それは自分の中でどうしたいかが決まっていない、決まっていたとして自分の判断をつっぱったときの不利益を予期して不安になる(責任のがれ)、から→覚悟の問題、集中しないと覚悟もできないので集中の問題ともいえる なぜ考えすぎるのか、あとで問題が起こったときに瞬発的に対応できる自信がない、から、事前にいろいろ考えすぎるその時に対応できると思ってい

        • アニメ【推しの子】感想

          推しの子のアニメを見た。 推しの子はいろんな意味で話題になっていて、予告やあらすじを見て困惑したり、見る気をなくしたりする人もいるっぽい。 アイドルに子供ができて、その事実を隠しながら活動するという話だからだ。 自分もちょっと変な気持ちがして、見る気になれなかったのだけど見てびっくり。 転生系のアニメの中ではぶっちぎりに面白いと思った。 推しの子を言い換えると「転生したら推しの子供だった件」みたいな感じだ。 面白いな、よくできているなと思った理由は、 アイのファンの視点

        我が価値観をひっそりと

          空虚であるのか

          何かを求めていないようで、でも何かしらを求めているような感じがあって、自分の気持ちがよくわからなくなる。例えばうらやましいという感覚があるが、僕の場合たいていはネガティブっぽいことも含んでいて、そのネガティブっぽいことについては、他人事だからとか、となりの芝が青いだけだからとかいうようなそんな話ではない。ネガティブっぽいこと、やれ自分のことが嫌いだとか、世の中に対して怒っていることがあってひねくれた感じがあっていきにくいとか、けんかっ早くて何度も失敗しているとか、酒癖が悪くて

          空虚であるのか

          くずから始まる現実生活~警備員は人間のるつぼである~

          るつぼなんて古くて難しい言い方で、気取った感じもあるから正直つかいたくないのだが、なんでかな、一発で伝わる言い回しだと思う。権威っぽさを出したくないから何か別の言葉を使いたいところだが、良い言葉が浮かばない。 私小説家の西村賢太が亡くなったらしい。西村さんのことはほとんど知らないし、小説も読んだことはない。ただなんとなく彼の醸し出す雰囲気、話す感じが自分に似ていて親近感を持っていた。 父親が強盗強姦でつかまり、両親が離婚、母子家庭で育ち成績が悪かったので中卒のまま家を出て

          くずから始まる現実生活~警備員は人間のるつぼである~

          何が辛いのだろうか

          意味のある嘘をついて、一人だけかと思ったらまた別の人にも嘘をつかなきゃいけなくなった。 バイトじゃないのも意味がわからない。正社員じゃなく、契約社員で社保完備で期間の定めがないとかいってたけどよくわからん。 くそ。 今日は研修初日だし寝ずに行ったからギリギリだった。 ああ。 何がつらいのか、なにが嫌なのか。 日給はいい。現在の状況も打破できる。次につながる。多分近場のいい現場に行けるような気がする。 働き方、キャリアの積み方について色々教えてもらった。どうせやりたいこと

          何が辛いのだろうか

          親になんて言おう

          更新が止まっていた。 いろいろと金策について考えたりバイトの面接を受けたり、就活したりいろいろやっていた。 きょう(昨日か)警備系の面接に行ってきた。採用、だそうだ。 しかし少し悩んでいる。過去5年の素行調査が行われるからだ。退職した会社と空白期間を合わせて5年すべてについて確認がとれないとダメなのだとか。つまり履歴書周りの調査だ。 で、前の会社は個人情報を漏らすわけにはいかないのでほぼ話すことはないだろう。なので、その代わりに僕の素行を答えてくれる第三者が必要なのだと

          親になんて言おう

          僕の脳は閉じている

          自分でも何を言っているかわからない。僕が常に持っているこの感覚について科学的な知見を得ようとしてみたのだが、読解力、知識、集中力の乏しさゆえにたどり着くことができなかった。 何かしらあるのだと思うのだけど。つまりそれはどういうことか。多分なのだが、僕の脳にはマニュアルの車みたいにギアがあるのだと思う。動き始めは1速でパワーがある代わりにゆっくり回転で、5速までいくとパワーはないが高速回転するような。 で、社会人として生活していくためにはある程度、脳の回転力が必要になる。端

          僕の脳は閉じている

          生きることを納得する

          納得とは理解ではない。 理解だけでは足りない。 受け入れるまでがセットである。 僕はずっとあらゆることに納得できずにいた。 喧嘩してはいけない、人の嫌がることはしてはいけない、勉強しないといけない、学校に行かねばならない、友達を作らねばならない、外で遊ばねばならない、ご飯残さず食べなければいけない、女性には優しくしなければいけない、男は強くないといけない、なぜなら大人になって社会でやっていけないからだなどなど、きりがない。 何となく筋は理解した、それに大人の言うことは聞か

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          田舎者と子供と世間知らずと、行きつく先は。

          身の程を知る、現実的になる。そのためには大きな衝撃が必要だ。 僕らは小さいころから道徳とか綺麗ごととか人情だとか、調子が良いときにも悪いときにもてきめんの効果がある麻薬を浴びてきた。 調子が良いときは綺麗ごとを吐き、その様に振舞う余裕がある。若者に夢を与えられるし、何より模範的な感じもあって結局は商売をやりやすくなるメリットもある。 調子が悪いときは、綺麗ごとなんて吐いていられないし、なりふり構っていられない。みっともなく情けない姿を晒してしまうだろう。 これらは人間らし

          田舎者と子供と世間知らずと、行きつく先は。

          僕の頭は0.7倍速

          小学生のころの通知表には「人の話を聞いていない」とか、「上の空」とか書かれていた。周りの人からもそういう風に言われることが多かった。実際僕は人の話を聞いていなかったし、上の空だった。最初はちゃんと聞いているのだが、気づいたらそうなっているし、いつからそうなったのかも覚えていない。 僕は外界からの情報を摂取する速度が遅いらしい。それは脳的にそもそも遅いのか、技術的な慣れとか熟練の問題なのかはわからない。聞くことではyoutubeで速度をいじったり、読むことでは平易な内容でも文

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          ニュースとの接し方が分からない

          生きているといろんなニュースに触れる。子供のころは良いニュースも悪いニュースも新鮮で、毎回あーだこーだ考えたり発信したりしていた。大人になると「同じ事が過去にもあったな」ということが増える。テレビ、SNS、ネットニュースが提示する論点は大体同じだし、自分が行きつく答えもほとんど同じだ。悲しいくらいに。 といって思考停止するとどこかで偏ってしまうので、毎回イチから考えるようにしている。ただ時々むなしくなってしまう。結局自分は考えるだけだし、ツイートするだけだ。いやまあそれが普

          ニュースとの接し方が分からない

          特にない

          定めなどない わたし囚われず歩く 渇きなどない わたし満たされてる 前を向いて歩くことの効用僕は昔からだれかと隣り合って歩くと、必ず肩がぶつかる。どうやってもゆらゆら、ふらふらと歩いてしまう性質がある。足の病気とか疑ったけれどそんな感じではなさそうだった。大人になってもまっすぐ歩けなかった。 1年半も引きこもるとさすがに暇になって散歩することが増えた。何となく気分が良くて背筋を伸ばして、遠くを見ながら歩いた。体に軸が突き刺さったような感覚になった。驚いた。 明らか

          我が引きこもりの価値

          現実逃避 今とてもまずい状況なのだけど、現実逃避的な行動かもしれないのだけど。書き残しておこうと思う。 というか、もし今この行動が現実逃避なのだとしたら、現実逃避じみた現実逃避だなと思う。これまでやってきた現実逃避はタチが悪かった。いやタチが悪いから現実逃避だったのか。なのだとすると、今のこの行動はどんな現実逃避なのだろう。 一口に現実逃避といってもグラデーションがあるでしょう。そう、言葉にはかなりグラデーションがある。他人同士ならなおさらだけど、自分でさえそのグラデーシ

          我が引きこもりの価値

          まずいことになった

          などと言いながら文章など書いている。 僕は緊張しいで、嫌なこととか悩みとか取り返しがつかないなぁ、まずいなぁどうしようとか思い始めるとパニックになる。頭が重くなって何もできなくなってしまうタチだ。それを解消するための儀式みたいなものだ。 東浩紀さんが昔「書くことによって考える事に惹かれて文章を書くようになった」と言っていた。(もちろんレベルは全然違うのだけど)それは僕も似たようなところがあって、言語行為っていくつかあるけれど、発信するのは書くかしゃべるの二つで、しゃべるの

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