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仕事術

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記事一覧

仕事術:「組織と書いて矛盾と読む」についての考察

仕事術:「組織と書いて矛盾と読む」についての考察

2023.12.24
私が会社員時代、年や年度の切り替わり時に組織変更が行われることがありました。これは、管理職側が現状の組織に改善すべき点があると判断した時や昇進や管理職の入れ替えが発生した時、または意図不明な組織変更もありました。
私はそのたびに矛盾を感じ、憤慨していました。組織変更により異動させられる側からすると、「なぜこんな組織変更が行われるのか」と不満が生じます。

時を経て、私が組織変

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仕事術:「上司と書いて理不尽と読む」についての考察

仕事術:「上司と書いて理不尽と読む」についての考察

2023.12.23
私が会社員だった頃、特に若い頃は「上司と書いて理不尽と読む」と感じていました。上司の指示が頻繁に変わったり、言っていることが矛盾していたりする場面に何度も遭遇し、腹が立つことも多かったです。

時間が経ち自分が上司の立場になった時には、自分も部下に対して理不尽な要求をすることがありました。これは社会的な背景の変化や組織の目標の変更が原因の一つです。つまり、上司自身もさらに上位

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仕事術: 仕事とは課題解決であることについての考察

仕事術: 仕事とは課題解決であることについての考察

2023.12.22
私は仕事の本質は課題解決であると考えています。日々、私たちはさまざまな課題に取り組んでいますが、その課題を解決することで報酬を得ています。

自分に課せられた課題とは何でしょうか?もし日々の業務に追われている中で課題を見逃しているのであれば、本当にもったいないことだと思います。

与えられた課題を達成するためには、その背景や組織の目標を理解することが重要です。自分の担当する課

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仕事術:上司と部下の信用信頼関係についての考察

仕事術:上司と部下の信用信頼関係についての考察

2023.12.21
上司と部下の信用と信頼関係は組織活動のベースとなるものです。円滑な上司と部下の関係性によって、チームの生産性やモチベーションが向上し、組織の成果にも直結するからです。「信用」とは、上司が部下に対して信じて仕事に任せることを指します。「信頼」とは、部下が上司を信じて頼ることを指します。

では、信用と信頼の構築にはどのような要素が必要なのでしょうか。

まず、上司として部下に信

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仕事術: 出世する人の特徴は? せっかち・数字に強い・プレゼン上手についての解説

仕事術: 出世する人の特徴は? せっかち・数字に強い・プレゼン上手についての解説

2024.1.19
私が会社員時代に出世している人を見た時に、ある共通の特徴があると感じていました。
私が感じていた特徴は
 せっかちな人
 数字に強い人
 プレゼンの上手な人
です。
この特徴について書いてみましょう。

せっかちな人
出世する人の一つめの特徴は「せっかちさ」です。
せっかちな人は、いかに仕事を早く終わらせるかを常に考えます。
そのために効果的な仕事の進め方を追求します。
彼らの

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仕事術:投資についての考察 それは投資ですか?浪費ですか?

仕事術:投資についての考察 それは投資ですか?浪費ですか?

2024.1.20
投資とは将来のリターンに向けて現在のリソースを投入することです。
将来に回収できることが必須条件となります。
投資と浪費をごちゃ混ぜにすることがあるので注意が必要です。

将来のリターンが現在の投資を上回らないと、投資する意味がありませんので、見通しを十分検討することが必要です。

私が会社員時代に投資を行う際は背景から目的、将来得られる利益、投資内容等、詳細な計画を決裁書とい

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仕事術:スケジュールが他人の予定で埋まっていませんか? 取り戻そう自分の時間

仕事術:スケジュールが他人の予定で埋まっていませんか? 取り戻そう自分の時間

あなたのスケジュール、他人の予定で埋まっていませんか?
私が会社員時代、スケジュールは他人の予定でした。
例えばある日のスケジュールは以下の通りでした。

8:30 朝会

10:00 部長会

15:00 現場視察

16:00 IT推進委員会

18:00 本部連絡会

このスケジュールを見ると、全て他部門からの要請によるものであり、つまり他人の予定で占められていることがわかります。
その結果

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仕事術:第1回 PDCAについて 一般的な解説をしてみましょう

仕事術:第1回 PDCAについて 一般的な解説をしてみましょう

2024.1.24
私は仕事をする上で一番の基礎となるのがPDCAだと思っています。
ただ若い頃はPDCAは研修で習うもので、実務では役に立たないと思っていました。
しかし年を重ね経験を積むにしたがって、特に管理職になって部下の指導をするようになると、PDCAの重要性と有効性を認識しました。
PDCAをうまく回すにはコツがいるのです。
まさにPDCAをうまく回すことが仕事術だと思います。

私なり

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