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9歳の誕生日に寄せて
こどもが9歳になった。
私が19歳になるとき、とても怖かった。
傲慢で、貪欲で、プライドが高くて、他人が怖くて、一方で怖いもの知らずだった私は、何ものでもない、ただの、ふつうの20歳に、成人になってしまうことが怖かった。
29歳になるときは、まだちょっとざらっとした苦さを感じていた。
39歳にはもはや何ともなくなっていた。
凡庸な自分を受け入れたのかもしれない。
家族ができて、就職もして、
四の五の言わずに「量」の勉強しろや、と思うことはある。
「主体的で対話的な学び」とか、「暗記より思考力」とか、「自分で気づき、選択する学習」とかなんやかんや言われるわけですし、分かるっちゃー分かるんですが。
なんっつーか、身体化するのに絶対的に「量」って必要でしょ?
闇雲に勉強するんじゃなくて、目的と手段を関連付けながら自分自身の学習の状況を客観視して修正しろ、というやり方はごもっともですし、私も自分の勉強のときにはそうしているわけですが。
その
ReHacQの上出さん回を見た話。
「ハイパーハドボイルドグルメリポート」が好きなんです。
いろんなところのやべえ飯を食べるというドキュメンタリー。
マフィアのご飯とか、紛争地の少年兵のご飯とか。
数年前に見たきりだけど、当たり前のように誰しも飯を食って生きるのだ、ということを思った。
そのディレクターの上出氏が対談している動画があるよ、と友達が教えてくれたので前後編の動画を見ました。
youtubeでご覧ください。
大して
次女5歳「どうして自分は自分なの?」
次女の最近の問いがとてもよいので記録用。
「どうして、ちきゅうはこうなっているの?」
「人はさいしょはなんだったの?」
「どうして自分は、自分なの?」
「しんだら、また新しい自分になるの?」
「でも、新しい自分はちょうちょかもしれないの?」
本当に答えを知りたいというよりは、問いをとめどなく言葉にしてる感じ。
ちなみに、なにひとつろくに答えられず、「うーん…なんでだろうね…」と途方に暮
キッザニア東京訪問記~1部・2部連続入場編~
前回の2部入場は悪くはないものの、不完全燃焼気味で終わりました。
てことで、今回はフルで1日キッザニアを満喫しようと1部・2部ともに連続入場することにしました。
キッザニアで1部・2部に参加しようと思ったら、
①「1部チケット」と「2部チケット」をそれぞれ購入する
②「ONE TWO PLUS」という1日チケットを購入する
のどちらかになると思います。
あとで述べますが、①のそれぞれチ
親の思惑や予想を子どもが越えていく。
ふんわりとした憧れから
「バレエをやってみたい!」
と言っていた次女5歳。
家から通えるところをいくつか調べていたのだけど、
保育園で一番仲の良いお友達が
なんとバレエを始めたと。
ここで、私は
「いくつか体験・見学したとしても
〇〇ちゃんと同じところがいい!
ってなるんだろうな」
と思いました。
じゃあ、もう最初からその教室にほぼ確定でいいやーと
体験に行かせました。
どうしても私の用事が
「水車小屋のネネ」(津村記久子)~物語と現実の距離~
がんばって読んだ、という読後感。
長さと、ちょっと読みにくい文とが、たびたび一息つかせたけど、1週間ほどで読了。やっぱり1時間くらいの電車時間がいいですね。
修飾文節が長いので、一文の中で、どの言葉がどこにかかっているのかが混乱して、読み返すということがたびたびありました。
この人の文体の特徴っぽいですね。
親切や思いやりが巡るお話だった。
「人に親切でないと、人生はあまりに長すぎる」
と
今年の小学校の読み聞かせボランティアが終わった。
娘の小学校では、ボランティアによる読み聞かせの日というものがある。
頻度や規模こそ違えど、わりとどこの小学校でもやっているんじゃないかとは思う。
だいたい、保護者が朝の授業前の時間に15分~20分程度、選んだ本を1、2冊読み聞かせするというものだ。
2年前、長女が入学して間もなくの学校からのお知らせで、そうした活動があることを知り、興味があって参加した。
そのときは、まだフルタイム勤務だったけ