記事一覧
夢の映画館〜ポップスが最高に輝いた夜
1985年1月、一夜に集まった米国の音楽界のアーティストたち。
彼らは「ウイ・アー・ザ・ワールド」を歌い,世界中の人々を感動させた。
しかしレコーディングに至るまでには様々なドラマがあった。
ポップス史上最高の舞台裏に迫るドキュメンタリー。
監督 バオ・グエン
上映時間 96分
Netflixにて配信中
(談)
もうすっかり過去になってしまったライブエイドですが、その前哨戦である「ウイ・アー・
ギターソロをスルーして聴く時代にあえて言う〜ギターを聴け!〜あまり知られていない泣きのギター篇
「今はギターソロをスルーして聴く時代にあえて言う〜ギターを聴け!」という記事を書いたのはもう一年半前だが、このところまた状況が変わってきてるのではと少し期待をしている。
そういえば、80年代デジタル・シンセが出てきて、猫も杓子も使ってて実際やばい時期があった。
当時テクノとか嫌いでたまらなかった。
キーボードといえば冨田勲やキース・エマーソンが弾くムーグシンセに他ならず、ピコピコ音など不快に感じ
夢の映画館〜デューン砂の惑星part 2
砂漠に覆われた惑星アラキスへ派遣されたアトレイデス家はハルコンネン家の謀略により、滅亡。
砂漠へ逃れたポウルと母ジェシカは砂漠の民フレメンを導き、陰謀を画策した皇帝とハルコンネン家への復讐と全宇宙の統一に乗り出す。
part1に続く宇宙スペクタル活劇。
監督 ドゥニ・ヴィルヌーブ
原作 フランク・ハーバート
上映時間 2時間46分
映画館にて上映中
話題のSF映画デューン砂の惑星part2を
新 夢の本棚3〜知念実希人〜仮面病棟
外科医の速水は田所病院の当直医のアルバイトをしていたが、突如ピエロの仮面の男が乱入し怪我人の川崎愛美を治療するよう指示して病院に立て篭もる。
速水の他に入院患者64人、看護師二人、院長が人質となる。
外への連絡網が断ち切られ、監禁状態になり、病院関係者が出勤する朝までのタイムリミットの中で速水と仮面の男の駆け引きが始まる。
その中で明らかになる田所院長の隠された秘密と病棟の謎。
そして看護師の1人
フランク・マリノ〜ジミ・ヘンドリックスの再来といわれた男
ジミ・ヘンドリックスの亡き後、その再来とか復活とかいわれたギタリストは数多いが、このカナダ発のフランク・マリノもその1人だった。
ジミヘン直系といわれ、ジミの曲をカバーし、ジミのサウンドを継承していたように思う。
同じように当時ジミ直系といわれたロビン・トロワーやウリ・ジョン・ロートもブレイク時はジミの再来といわれ、本人らもそれを強く意識していた。
しかしその後の活躍をみるとジミヘン直系という言葉
イーグルス〜ホテル・カリフォルニアの幻影
イーグルスは2017年、ドン・ヘンリーと共にバンドを引っ張ってきたグレン・フライが亡くなり、活動停止となった。
しかしライブ活動としてはその後グレンの息子、ディーコン・フライが参加して継続していたが、昨年ファイナルツアーが行われて2025年で終える。
1971年のデビューから50年以上活躍したバンドであるが、オリジナルアルバムとライブアルバムを合わせても僅か9枚という寡作バンドである。
結成以来
新・夢の本棚1〜大宇宙の魔女〜C・L・ムーア
宇宙を渡り歩く無法者ノースウエスト・スミスとその相棒、ヤロール。
火星で群衆に追われていた少女を救うのだが、彼女の正体を知ったとき‥?代表作「シャンブロウ」、異次元の妖女との死闘を描く「ジュリ」、姿を変化自在にかえる異星の魔女と対決する「イヴァラ」他全13編からなるC・L・ムーアの新訳決定版。
(談)
この作品、以前ハヤカワ書房からも出てましたが、カバー表紙を漫画家の松本零士が担当されてました。
ボズ・スキャッグス〜ライブ2024年で観た原点
とうとう観ました、ボズ・スキャッグス。
AORと呼ばれたボズの70年代から80年代半ば全盛期、30代半ばにしてミドルマンと称して違和感もありましたが、さすがに79才のジェントルマンとなってました。
それにしても22回目の来日、今まで何故かチャンスを逃し今回初めて観るライブとなった次第であります。
ほぼ名盤シルク・ディグリーズからの選曲、そしてAOR時代のヒット曲とブルースナンバーをてんこ盛りで取っ
夢の映画館1〜アリスとテレスのまぼろし工場
郊外の街、見伏の製鉄所で起きた大爆発で街を外部から遮断され、時間が止まってしまう。
製鉄所は神機となり、市民を閉じめたが、やがてそれは変化をともわない生活を送れば元の状態に戻るとの意見がなされ、住民らは通常通りの生活を送る。
そんなある日中学3年の菊入政宗はクラスメートの佐上睦美に誘われて製鉄所の中へ侵入する。
そこで野生児のような少女を出会い五美いつみと名づける。
一方工場を覆う煙は神機狼と化
アル・ディメオラ〜スパニッシュ系サウンドの魔術師
私は本当はフュージョンという言葉は好きではない。
元々はこの手のものはジャンルが特定出来ない境界を越えた音楽、クロスオーバーという名前が先行していた。
1970代前後から始まったジャズの革新は過激であった。
楽器のエレクトリック化、リズムの自由化、ロックやクラシック、民族音楽を取り入れた音楽は融合というより、格闘だった。
ギターとキーボード、或いはベースとドラム、それぞれが奏でる楽器が自己主張して
高中正義〜古希ツアー参戦!
一昨日高中正義のライブを観に、ビルボード大阪へ参戦してきました。
私はかって80年に出た高中スーパーライブのレコードを一枚だけ持ってました
いやー細川たかしも真っ青なド派手なスーツで登場してレディー・トウ・フライを披露。
何かギターの音が細かったのか、2台目のギターに変更。
○レディー・トウ・フライ
1981年サンタナとのジョイントライブが行われた横浜スタジアムでの演奏
ここから怒涛のアップ
2024年の提言〜今さらながら
2024年も気づけば早くも一月下旬。
年を重ねるごとに、時が過ぎるのを早く感じます。
今年は能登半島地震、羽田空港での飛行機衝突事故と起こり、波乱の年明けでしたね。
昨年は私の好きだったアーティスト達が亡くなり、大変ショックでありました。
特にジェフ・ベック先生は1978年の来日公演から欠かさず足を運んでおり、楽しみにしてましたが、突然の悲報に愕然としました。
人間というものは今日は元気であっ
アルビン・リー〜史上最速といわれたギタリスト
テン・イヤーズ・アフターは今も演奏活動を続けているバンドである。
しかし初代のギタリストだったアルビン・リーは2013年に手術後の身体が悪化し、その生を69才で終えた。
1969年開催されたロックの祭典、ウッドストックは様々なアーティストの伝説を作った。
アルビンはテン・イヤーズ・アフターのギタリストとして、当時最速といわれた圧倒的なギターで観衆を魅了したのであった。
◯アイム・ゴーイング・ホ