「男/女であること」を見る
鶴田幸恵「性同一性障害のエスノグラフィ」を入手しました。で、序論とか最初の章をざっと読んだあたりです。以前紹介した「正当な当事者とは誰か」もこの本に入っていますね。方法論を述べた序論のあとの、具体的な話になる「性別判断における外見を「見る」仕方」の感想ですけども、確かにね~おばさまの経験と照らし合わせて、面白く感じていました。要するに「パス」の話なんですが、著者は純女さんなので、逆に言うと「自分が「女」と判断されるのは何でなんだろう?」という根源的な問いから始まっているが興味