黒猫侍

主に短編小説を製作しております。気の向くままにご閲覧頂けましたら幸いです。

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    私のtwitterにて投稿しておりました140文字前後の 超短編小説集です。

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あるスーパーの店員

高校生の柳田君は学校帰りにスーパーに寄った。 これはいつもの日常。ユーモア溢れる人たちの物語です。決して大手程大きいとは言えないが地域住民から支持されているちょ…

黒猫侍
5年前
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私にとっての秘密基地(憩いの場)

広い公園の真ん中付近に 屋根付きのベンチスペースがあって。 そこに座り込むのが私にとっての贅沢の一つです。 雨の日には公園に誰もいないので。 そこで自宅…

黒猫侍
5年前
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無題

podcastってすごいと思う。 漫画家ってすごいと思う。 医者ってすごいと思う。 上司ってすごいと思う。 俺様気質な人が多いけれども。 良い上司・悪い上司含めて 何…

黒猫侍
5年前
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阪急阪神1dayパスを利用するという娯楽

このチケットは大人は1,200円 小児は600円にて阪急阪神の駅の定期購入窓口等にて阪急電車各駅(注意:天神橋筋六丁目駅以外)と阪神電車各駅が一日乗り降りし放題でテレホン…

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5年前
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古風な人達の冒険

池田秀作(イケダシュウサク)21歳は縁側で音楽プレイヤーを片手にほうじ茶を飲んでいた。 彼は今個人製作のインターネットラジオを聞きながら彼らの放つ世界観に心を通わせ…

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5年前
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橋の下の屋台/超短編小説

江戸時代後期主人が営んでいる屋台が橋の下にあった。 偶然訪れた武家の若者が尋ねた。「主人。つかぬ事を聞くがどうして橋の下に店を構えている?」「慈善事業にちょうど…

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5年前
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広報営業部。

君たち!!そんなことをして面白いとか笑いがとれると思っているのか!! まるで無駄な抵抗はやめなさい!! とでも言われている様な気がする 言葉を神谷少年と村上少女…

黒猫侍
5年前
3

リサイクルショップのちょっといい話

皆さんは5年くらい前からTVや雑誌などで 度々紹介されている** 【リサイクルショップ】**を利用したことが ありますか? (リサイクルショップは利用していた物や買ったけれ…

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5年前
3

超短編作品

#小説 #自作 #短編 「そこの君。何かお困りかな」 紳士は少年に問う。「妹が欲しがっていた物が売り切れてた」 「マスター(店長)。彼に例の物を」 「良いのですか?」 「…

黒猫侍
5年前
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あるスーパーの店員

高校生の柳田君は学校帰りにスーパーに寄った。
これはいつもの日常。ユーモア溢れる人たちの物語です。決して大手程大きいとは言えないが地域住民から支持されているちょっと変わったサービスが評判のスーパーのお話。

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柳田君はスーパーで買い物をしていた。
「ふっ。そこの君。今何か悩みでもあるんじゃないかな?」
「なぜだ。なぜそう思うんだ?」
ビジネスマンコーデのエプロン店員はすかさず答えた。

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私にとっての秘密基地(憩いの場)

私にとっての秘密基地(憩いの場)

広い公園の真ん中付近に

屋根付きのベンチスペースがあって。

そこに座り込むのが私にとっての贅沢の一つです。

雨の日には公園に誰もいないので。

そこで自宅から持参した水筒を取り出して

コップに注ぐ。

中身は甘めに作ったホットカフェオレだ。

公園には無料の草野球用グラウンドや

ゲートボール用の設備があるので。

普段は子供から大人まで幅広い世帯で

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無題

podcastってすごいと思う。

漫画家ってすごいと思う。

医者ってすごいと思う。

上司ってすごいと思う。

俺様気質な人が多いけれども。

良い上司・悪い上司含めて

何かしら抱えながら責任を抱えているんだから。

自分自信散々上司や部下に利用されてきた経験があるのでどうしようもない
感情やつらさや苦しさは上司・部下・同期含めてどの立場になっても辛くて辛くて
どうしようもないことは理解して

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阪急阪神1dayパスを利用するという娯楽

阪急阪神1dayパスを利用するという娯楽

このチケットは大人は1,200円 小児は600円にて阪急阪神の駅の定期購入窓口等にて阪急電車各駅(注意:天神橋筋六丁目駅以外)と阪神電車各駅が一日乗り降りし放題でテレホンカードっぽい形状の魔法の切符です。阪急電車・阪神電車と言えば。大阪・京都・兵庫の3県に移動できる電車です。(※JRとは地域路線が異なる場合があります)

一日大人1,200円と聞いて高い!!と思われる方もいらっしゃると思います。(

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古風な人達の冒険

池田秀作(イケダシュウサク)21歳は縁側で音楽プレイヤーを片手にほうじ茶を飲んでいた。

彼は今個人製作のインターネットラジオを聞きながら彼らの放つ世界観に心を通わせている最中でした。

時折そよ風が吹き庭に植えてある木々がざわつきながら温もりのある実りの香りをおすそ分けしてくれている様

な何気ないひと時。

ふと耳から聞こえてきたある単語に池田は身を震わせた。

「なっ。なんだと」

ささやく

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橋の下の屋台/超短編小説

橋の下の屋台/超短編小説

江戸時代後期主人が営んでいる屋台が橋の下にあった。
偶然訪れた武家の若者が尋ねた。「主人。つかぬ事を聞くがどうして橋の下に店を構えている?」「慈善事業にちょうど良いからです」「うむ?」
ポツポツと急に天から川に水滴が落ち始めた。「急な雨宿りにぴったりだからですよ」

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江戸時代の某橋の下に屋台があった。
「なぁ。店主?なんでこんなとこに店さ作った?」
「慈善事業だよ。追っ手から逃げる人をかく

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広報営業部。

広報営業部。

君たち!!そんなことをして面白いとか笑いがとれると思っているのか!!

まるで無駄な抵抗はやめなさい!!
とでも言われている様な気がする
言葉を神谷少年と村上少女は
顧問である坂本教師に説教を受けている。

ここは会社では無い。
一般的な私立高校の部活です。

ただ一点特質すべき点があるとすれば。
部の名前が広報営業部という名前であることです。

目的はボランティアに近い内容で。
名前の通

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リサイクルショップのちょっといい話

リサイクルショップのちょっといい話

皆さんは5年くらい前からTVや雑誌などで
度々紹介されている**
【リサイクルショップ】**を利用したことが
ありますか?
(リサイクルショップは利用していた物や買ったけれども使わずにしまっておいた物を売り買いできるお店です)

私事ですが。約6年間程リサイクルショップにて
働いていた経験がありまして。
(主にスマホやPC・その他家電製品全般の
フロア担当として接客・実演販売・お客様窓口
業務を

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超短編作品

#小説 #自作 #短編

「そこの君。何かお困りかな」
紳士は少年に問う。「妹が欲しがっていた物が売り切れてた」
「マスター(店長)。彼に例の物を」
「良いのですか?」
「構わないさ。プレゼントはこれでいいかな?」「いいの?」
「あぁ。いいさ。僕は通りすがりのサンタさんの従兄弟だからね」
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仕事終わりのひと時を私はさりげなく楽しむことを生きがいとしている。
明日も仕事だろうって?それは

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