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まいにち、考える。

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日々の思考を書きとめるnote。
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#エッセイ

あこがれのひとについて(ピナ・バウシュさん)

あこがれのひとについて(ピナ・バウシュさん)

今日はもうひとり、あこがれの人を紹介したい。
振付家、舞踊家のピナ・バウシュさん。
残念ながら2009年に永眠している。

彼女は「ピナ・バウシュ&ヴッパタール舞踊団」というダンスカンパニーを設立し率いていた(舞踊団は現在も活動中)。

彼女及びカンパニーのファンはとても多く、日本でも公演チケットが完売するほどの人気だ。

上演する国をモチーフにした作品がたくさんあり、その違いを味わうのも楽しみ。

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渋谷から愛をこめて

渋谷から愛をこめて

本日、渋谷のNHKホールで行われた「MONKEY MAJIK」のコンサートに参戦してきた。

今回は20周年記念なので、主にシングルの曲で構成されていて、たいへん豪華だった。

あまりに楽しかったので、誰にも頼まれてませんが、セットリストを書いておきます。

1.「MONKEY MAGIC」
ゴダイゴのカバー。バンド名の由来にして原点の曲。

2.「around the world」
1番メジャー

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つぶあん派、こしあん派

つぶあん派、こしあん派

昨日に引き続き、もう少し和菓子の話をしたい。

和菓子のスタンダードな構成要素として、まず思いつくのはあんこかもしれない。

茶席菓子からどら焼きまで、幅広く使われているあんこ。「BRUTUS」で以前、特集が組まれていたこともあった。

苦手という人も一定数いるが、愛する人がまた多いのもあんこだ。

ところで、あんこを食べる際に「こしあんとつぶあん、どっちが好き?」という話になることはないだろうか

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和菓子のおもしろみ

和菓子のおもしろみ

和菓子が好きだ。

食べる機会は洋菓子の方が圧倒的に多いのだけれど、和菓子という世界にはなんとも言えない魅力がある。

四季折々の自然だけでなく、ちょっとした現象や言葉にならない思いも形作れる。見立ての芸術だ。

作り手も商品も様々で、老舗の重厚感も、あたらしい試みをしている人たちのフレッシュさも、どちらも捨てがたい。

さて、どうして自分がこんなに和菓子に関心を持つようになったかというと……。

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あったらいいな、食のスペース

あったらいいな、食のスペース

昨日に引き続き、今日も食べることについて書こうと思う。

上の記事に挙げたもの以外にもほしいものはある。それは、買ったものを持ち込んで食べられるスペース。

デパ地下の隅の方とかにもあるけど、閉店が早いし、何しろたどり着くまでに時間もかかる。食品売り場は1番混雑しているし。

だから、21〜22時くらいまで空いている、屋内の飲食用フリースペースがあちこちに欲しい。

常々そう考えていたのだが、今回

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note初期ユーザーのはずだったが、まさか。

note初期ユーザーのはずだったが、まさか。

先月、こんな記事を挙げた。

この中で、「わりとnote初期ユーザーである」と書いたのだが、今日の記事を書くためにいろいろ調べていたら、驚愕の事実が発覚した。

「note いつから」で検索して出てきたこのサイト。

加藤貞顕さんの話を読み進めると、こうある。

「note」を始めたのはいつからでしたか?

加藤貞顕(以下、加藤) 4月7日なので、2週間たったところですね(インタビューは

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労働者よペンを執れ(イベントレポ未遂日記)

労働者よペンを執れ(イベントレポ未遂日記)

今年の初秋、書店をぶらぶらしていた時に目に留まった本があった。

普段はあまりない現象なのだが、本の方から視界に飛び込んできた感じがして、ふらふらとその1冊を持ってレジに向かった。

それが、川崎昌平さんの「労働者のための漫画の描き方教室」だった。

分厚くて、1800円と決してお安くないのに買ってしまったのは、そのタイトルと簡略化された絵のせいだろう。

瞬時に理解を促す力を持つメディア、漫画。

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自己紹介はじめました。

自己紹介はじめました。

本日で、ちょうど300noteとなる。そして、明後日で連続更新1ヶ月。

昨日は私のnote歴について書いたが、良いタイミングなので、この辺りで自己紹介もしてみようと思う。

※多くの質問を、ヤスタニアリサ様のフォームから取らせていただきました。ありがとうございます!

1.お名前は?kuu(くー)
愛称をそのままアルファベットにしただけの、至極単純な名前である。
でもなぜか命名に丸1日かかった。

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noteのレキシ

noteのレキシ

私のnote歴は、意外と長い。使い始めたのは、2014年4月。

きっかけはその当時、文筆家の岡田育さんの書く文章にはまっていて「彼女がnoteを始めたから」登録したと記憶している。

最近は群雄割拠のnote戦国時代だが、私がユーザーとなった頃はまだまだ牧歌的だった。

最初の投稿はこれ。

……今だったらなかなかありえない感じである。

長い間、これといって目的や野望を持ち合わせてなかったので

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積読の解消法を模索してみた(後編)

積読の解消法を模索してみた(後編)

積読をどうにかしたくて、インスタグラムのメインアカウントを、蔵書記録専用にしたのが前編のお話。

実際稼働しているのはこちら。

アカウント名も、その時にkuu_booksと改めた。本の登録が終わったと思うところまで、続けるつもりである(インスタのサービス終了まで終わらない可能性も否定できない)。

ルールはシンプルで、毎週土日祝のどれか1日に、持っている本を写真に撮ってアップする。ただそれだけだ

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積読の解消法を模索してみた(前編)

積読の解消法を模索してみた(前編)

先日から話題になっているこの話にとても頷いた。首を振りすぎて赤べこになってしまうくらいに。

特に、積読ばなれ期の話には参った。まさにタワーの姿を見たくない時がしょっちゅうで、積読イヤイヤ期の多いこと多いこと。

ここに書いてあったふと読みは、とても気軽にできる解消方法と言えるだろう。確かに心が軽くなる。

しかし、自分の場合はだいたいこの後に難関が待っている。
ふと読みの後、「完璧に読みたい」熱

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そっとしまう、似顔絵

そっとしまう、似顔絵

これまで、6回ほど似顔絵を描いてもらったことがある。

最初は、とある大学の文化祭を見学しに行った時。ふらりと立ち寄った漫画研究会で、きれいなお姉さんに頼んだ。

おお! けっこう似てる! と、出来に満足して帰ってきたことを覚えている。

それから月日は流れ、社会人になり、SNS華やかなりし時代へ移り変わる。
似顔絵にはアイコンとしての機能が備わった。

残り5回はそんな時代(つまり割合最近)に描

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Mステ事変

Mステ事変

私の推しバンドがMONKEY MAJIKであることは以前記事に書いた通りである。

彼らは地元・仙台を愛するが故か、本当に生放送に出なかった。

それがなんということでしょう! 先週金曜日のミュージックステーションに登場したのである。

金夜にいそいそと間に合うように帰り、スタンバイ。こんなことをするのは久しぶりだ。

今回歌ったのは「ウマーベラス」。サンドウィッチマンとのコラボ曲である。

こち

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初台で、二十億光年の孤独を味わおう

初台で、二十億光年の孤独を味わおう

東京・初台にある私語厳禁のお店
「フヅクエ」。

数年前のある夜、空腹状態で訪れた。

席に着いて定食を頼み、本を選ぶ。

店内はとても静かだ。
先客は、カウンターで熱心に本を読んでいる人が一人だけ。
あとは店主だけしかいない。

私は林伸次さんの本を読みながら、ごはんが来るを待つ。

扉が開き、お客が三人入ってきた。
店長は彼らに近づき、ニ、三の言葉を交わした。その後、彼らは帰っていった。

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