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京都はんなりnotes

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京都人が京都に関するおすすめnote記事をまとめたマガジン。
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#日記

京都旅はいつも真冬

京都旅はいつも真冬

2023.1.20

京都へ一泊二日の誕生日旅行。去年みたく鎌倉でしずかに過ごすのでいいなと直前まで思っていたのだけれど、昨年末から和泉式部や清少納言の書いたものを読んできてふと、千年も昔の京都で彼らはそうしていたんだよな、書くことに情熱を注いだ人たちのかけらに触れてみたいな、今年は本をつくりたいと思っているし、と思ったのだ。

そうでなくても京都はなぜかとくべつな街で、行けば毎回といっていいほど

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スマホとフィルムカメラにおける逆転現象

スマホとフィルムカメラにおける逆転現象

 仕事忙しの乱に勝利した。世は毎日日記を書くぞの時代に突入する。しないかもしれない。

 ツイッターでも書いたが、今日読み終わった本があまり好みではなかった。
 言葉を選ばずに言うならば全然面白くなかった。

 今までにも、そういう本が数冊あった。
 共通点はある。「『感動』と帯にデカデカと書かれている」「映画化している」「その映画のヒロインが有村架純」など。(これで大体雰囲気が伝わってくれたら嬉

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一度食べたら忘れられないパンの名店

一度食べたら忘れられないパンの名店

今回は、パン好きな私が選んだ1度は行きたい名店をご紹介します。

私はどちらかというと、カンパーニュやベーグルのような、むぎゅっと嚙み応えのあるパンが好きです。そんなハード系のパンを求めて、近所にあったら通いたい(遠くても行っちゃうけど)全国の名店を選んでみました。

感動するほど美味しいパンをつくってたくさんの人に届けるのって、きっと、めちゃめちゃ大変だと思うのです...。美味しいパンを食べるこ

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嵯峨野ぐらし13 六角通を歩く

嵯峨野ぐらし13 六角通を歩く

 ちょっと涼しくなってきたので、久しぶりに歩いてきました。昨日たまたま西大路六角へ行く用事があり、こんなところまで六角通が通ってるんやと思い、突然ですが、今日は六角通を完歩してみようと思い立ったわけです。
 六角通といえば、「丸竹夷二押御池、姉三六角蛸錦~」の歌で三の次に出てくることでもわかるように、三条通の一本南の通りです。地図で見ると、西は西小路通のちょっと東あたりから、東は木屋町まで続いてい

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京都・南禅寺の水路閣。下から見るか上から見るか。

京都・南禅寺の水路閣。下から見るか上から見るか。

南禅寺の水路閣。

南禅寺のいわゆる和風ど真ん中の景色に、西洋風レトロな建築物の水路閣がなぜだか見事に溶け込んでいる、何ともユニークなスポット。紅葉シーズンに訪問する予定の方もいるのでは?

今回は、水路閣のもうひとつの楽しみ方についてご紹介します。

◇明治初期に急にさびれた京都そもそもどうして、こんな水路閣が作られたのか。すっかり忘れてしまったので、改めて調べてみました。

江戸から明治に時代

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絶対に喜ばれる、京都みやげ3選

絶対に喜ばれる、京都みやげ3選

旦那さんの実家は京都です。帰省するたびに、いつも悩むのは、東京へ持ち帰る京都土産を何にするか。

よーじやの「あぶらとり紙」に始まり、京都祇園辻利の「つじりの里」、鶴屋吉信の「柚子餅」、喜久屋の「ちりめん山椒」、近年は京都北山マールブランシュの「お濃茶ラングドシャ」まで一通りやってきました。

今回はそんな経験を通して見えてきた、絶対喜ばれる選りすぐりの京都土産を3品ご紹介します。

【その1:

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京都人がリピートする美味しいもの5選

京都人がリピートする美味しいもの5選

「旦那さんの実家が京都」と言うと、京都好きの方は大体「京都の美味しい店、教えて」と聞いてくれます。

生粋の京都人が愛用するのは、ズバリ長く続いているお店です。こんな格言もあるそうです。「人気のある飲食店の法則。大阪では安い店、東京では新しい店、名古屋では量の多い店、京都では歴史の長い店、神戸では本当に美味しい店」。これは神戸の人の格言で、京都のくだりはいわゆる皮肉なんですが、いずれにしても「京都

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