こちらのお店も既にご紹介した店主引退による閉店の危機をお客様だった方が一肌脱いで救ったイズミ教材店に似たほっこりする話です。

　大泉学園というごく普通の郊外の住宅地。

　上のお話同様に、店主が廃業を決めたもののお客様の強い要請で息子さんが加わり営業日を減らして廃業を免れたというちょっと良い話の有る大好きなお店です。

　大泉学園といえば名作を産み続けている東映東京撮影所で有名です。

　特撮や時代劇なども手掛けた東映東京撮影所ですが、同時にアニメーションでも有名。

　最寄り大泉学園駅にはアニメーションのキャラクター達の銅像がその歴史の説明と共に飾られています。

　その名は大泉アニメゲート

　また東映アニメーションに隣接する東映アニメーションミュージアムもコロナ禍での休館を経て今は通常開館となっています。(事前予約制だけは残ってます。)

　また、隣接するする映画館T・ジョイ SEIBU 大泉も賑わって居ます。トップガン·マーヴェリックなども上映されて活気溢れる映画館です。

　そんな元気な東映東京撮影所裏にある町蕎麦屋。それがやぶ重さんです。東映東京撮影所を挟んで反対側には更科さんというお蕎麦屋さんが有りましたが、

更科
03-3922-5813
東京都練馬区東大泉2-38-17

コロナ禍に負けてか閉店となってしまいました。絶滅危惧種である町蕎麦屋さんの1つでした。

　しかし上述の様にお客様からの強い要望で業態を近代化(今どき使わない表現？)し定休日を週2日にして存続。正に働き方改革を実現させたのでした。その配達までされる息子さんという方がまた明るくて溌剌(はつらつ)としていて好印象。街のちょッとした人気者なんです。

やぶ重
03-3922-9377
東京都練馬区大泉町6-6-7

　東映東京撮影所の周辺にあるほっこりする話で存続した素敵なお蕎麦屋さんの紹介でした。

蛇足
　何か草の根レベルが素敵な良い時代ですよね～