「社会的分類」のまなざし。
「社会的分類」は、人々を何らかの基準で「分ける」ものです。例えば、障害の種類だったり障害の程度だったり障害の特性だったり。それはその人は誰かを把握する上である意味「便利」なものでしょうが、「教育」という仕事で人を理解するためには再考を要すると思います。
障害のある人への支援に関わるコンサルテーションを実践していると、現場のスタッフから「〇〇障害だから…」「○○障害の特性から考えると…」という語りを聞くことが多いのです。障害や診断の名称や障害特性など「社会的分類」に支配された