パンみみこ

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パンみみこ

noteでは日々の雑感を書き残しています。お仕事依頼はTwitterDM or Gmailまで。 フリーランス|ライター|編集サポート|元・事務職会社員|読む聞く遊ぶ書く|海外生活|海外子育て|主なお仕事 → Mogura VR News、かくたす編集部

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私の呪いをAmazonが解いた日

きっかけはふとしたことからワーママはるさんのVoicy配信が好きだ。毎日、家事をしながら聞いている。鋭い観察眼と豊かな語彙力から生まれる、世の中を面白がりながら潔く話す姿勢がいい。 ある日、はるさんが「日用品の買い出しはすべてAmazonの定期便で管理している」と話していた。 「は〜すごいな、やっぱり稼いでいる人は効率化を優先する」 そう聞き流していた。 ところが数日後、家計簿をエクセルでつけている時。ふとマツモトキヨシのレシートを見ながら、この商品ってAmazonだ

    • 本の声に耳を傾けて

      物心ついた頃から、本を読むのが好きだった。 母はよく本を読む人だったけれど、その影響かどうかは定かではない。 でも小学生になって初めて図書室を見た時、「ここの本を全部読みたい!」と心から思ったことはよく覚えている。 もちろん、そんなことはできるわけはなく。図書室の端から始めた書棚一掃作戦は時にルールを破りながら、5分の3あたりで卒業のリミットを迎えた。 本はいつも私のそばにあった。 大人になって、可処分時間がめっきり減ってからも気になる本は少しずつ読んでいた。 そ

      • 出会いの力でここまで来ました

        出会いは不思議だ。 振り返って「あれが人生の岐路となる出会いだった」と思うことはあれど、その瞬間に気づくことは少ない。 そして私の場合、歳を取るにつれ、そんな運命的な出会いの場がインターネット空間に移ってきた。 メンターを見つけたような感覚2019年の夏、アメリカに住んでいた頃、夫に音声配信アプリのVoicyを教えてもらった。 アプリと一緒に勧められたのは『ワーママはるラジオ』という名のチャンネル。アプリの操作もよく理解しないまま、とりあえず聞いてみた。 その音声コ

        • 私たちのポジティブサムはどこだ

          高校からの友人に、強く勧められてこの本を読んだ。 彼女が特定の本を推すのは稀なこと。「必ず、みみこにも刺さる」と言ってくれたので、数多くの積読を追い抜かして早速手に取った。 結果、めちゃくちゃ刺さった。どこが刺さったのか。 小さな望みを叶えたいだけなのに私と夫は結婚10年目。これまで多くの衝突を繰り返してきた。他のご夫婦と比べる話でもないと思うが、夫婦喧嘩の数は多いと思う(小さなものも含めると月に1回ペースなので、通算120回……? ちょっと反省)。 恋愛結婚だからお

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        私の呪いをAmazonが解いた日

          今週は体調が悪いので、更新お休みします。(このお休みにも、気づきがあったので来週言語化しよう) 追伸。こちらはライチの季節になりました。

          今週は体調が悪いので、更新お休みします。(このお休みにも、気づきがあったので来週言語化しよう) 追伸。こちらはライチの季節になりました。

          眠れない夜におすすめの。

          時々、寝付きの悪い夜がある。 体も疲れて準備万端なのに、なぜか寝られない。 何回寝返りを打ってもしっくりこなくて、「明日も早いのになあ」と妙に焦る。その焦りで目はさらに冴えてしまう。 そんな時、昔から頼っているある習慣がある。自分の人生を生き直す妄想をするのだ。 生き直し始めるスタート地点はどこでもいい。生まれた時からでも、進路選択の時でも。 人生の岐路と思える時点に戻って、違う選択をした自分の人生を思い描く。 この妄想の中では私は神様になる。 常に未来から当時

          眠れない夜におすすめの。

          筋トレの思わぬ恩恵

          1ヶ月前から、パーソナルトレーニングに通い始めた。週に1時間、トレーナーが付きっきりのみっちり筋トレ。 今年35歳、出産を2回経て、毎日PC作業している体には、めちゃくちゃきつい。 何せ、はじめの筋トレメニューのカウントゴールが、100回なのだ。トレーニング初日、私はトレーナーのAさん(女性)の顔を見て「マジですか?」と尋ねた。 筋トレ中は汗ダラダラ、泣きそうな顔で、何か産まれますか?というくらいのうめき声を出しながら、自らの体を追い込む。 少しでもポジションがずれる

          筋トレの思わぬ恩恵

          考えることが苦手

          ライターとして、エディター、ディレクターを目指す身として大きな壁にぶち当たっている。 それは考えることが苦手だという壁。 どうしてこの壁にぶつかったのか、どう乗り越えればいいのか、苦手なりに考えてみた。 文章を書くのは得意でも私は小さい頃から作文が得意で、話すより書く方が自分の意思を的確に伝えられるし、聞くより読む方が相手の伝えたいことが理解できた。 特に文構造を整えることが好きで、推敲は大好きな作業だった。 だから、人よりは文章をきれいに書ける方だと思う。 でも

          考えることが苦手

          負けん気がリスキリングを支えてる

          リスキリングという言葉がもてはやされて久しい。 リスキリングとは、 と定義されている。 私が新卒で入った会社は部署間異動が頻繁に行われ、バックオフィス業務を軸に、営業、経理、店舗運営などを経験した。その後、紆余曲折を経て独立し、現在はライターとして活動中だ。今も、まだまだ足りないライタースキルをはじめ、テック業界の知識や広報の知見を学んでいる。 そんなキャリアから、社会人になってからというもの、常にリスキリングを求められている感覚がある。そしてふと、ずっとダメ出しをさ

          負けん気がリスキリングを支えてる

          "パンみみこ"名前の由来

          仕事でご一緒した方から「ライターネームのパンみみこって、いい名前ですよね。何か意味はあるんですか?」と聞かれることが結構ある。 正直に言ってしまうと、朝食の食パントーストの耳を食べ残そうとする私に、夫が皮肉まじりに「パンみみ残しっこ」と呼んだことが由来である(いつも子どもに見つかってしまい、大人の面目を保つため最後まで食べる)。 でももう一つ、あるポリシーをこの名前に忍ばせていたりする。今日はそのお話。 複数の居場所を楽しむ人生幼い頃から、同時期に複数のグループに所属す

          "パンみみこ"名前の由来

          今週のnote更新は連休中のためお休みです。 写真は今回の旅先であるベトナム中部・ホイアンの夜景。非日常でした。 明日からの平常運転に備えて、皆さんもゆっくり休めますように🍞

          今週のnote更新は連休中のためお休みです。 写真は今回の旅先であるベトナム中部・ホイアンの夜景。非日常でした。 明日からの平常運転に備えて、皆さんもゆっくり休めますように🍞

          それって本当にあなたの夢?

          2022年から毎年、Wish Listを書いている。Wish Listとはその名の通り、自分の願いや夢リスト。条件はひとつだけ。 私の場合、書き出す夢の数は100コを目標にしている。年末年始休暇を使って書き出すと、だいたい60コくらいは埋まるのだが、そこから先がなかなか埋まらない。 書き出した60コの夢を眺めて、「少ないカテゴリーはないかな、旅行場所ばかり書いているけど、家でしたいことは何かな?」なんて考え、やっとこさ100コになる。 完成したWish Listは、iP

          それって本当にあなたの夢?

          多様性のある社会に必要なのは覚悟

          ここ数年、多様性の豊かな社会をつくろうという明るい雰囲気がある。しかし私には、多様性のある社会づくりはそんな生やさしいことだとは思えない。 "豊かな社会"には清濁を併せ呑む覚悟が必要だ。私は小学校以降の経験から強くそう思っている。今日はちょっと重くて長い文章です。 多様性に揉まれた小中学生時代私は、大阪のとある地域に生まれた。同じ町内に父方の実家があった。私の曽祖父の代から同じ場所で建設業を営んでいるため、祖父は地域の事情をよく知っていた。 幼い頃からそういった話を聞い

          多様性のある社会に必要なのは覚悟

          言い訳

          最近、土日のどちらかに1人タイムをもらって、外に出かけてnoteを書いていたのだけど、今日は諸事情で家にいる。つまり家族4人で家にいる。 ……noteの文章が書けない。 いや文章はこうやって現に書けているのだけど、深い思考がままならない。 スマホのメモにはたくさん書きたいことが溜まっていて、私にしかわからないであろう単語や文章の切れ端が残っている。 このアイデアの中からいつも思考を膨らましているのだけど、どうも誰かの気配を感じる家では思考が進まない。 なぜだろう。

          奨学金地獄から私を救った人

          先日の国会で、日本の奨学金の負担が議題に取り上げられていた。 このニュースを聞き、私は1人の男性を思い出した。 未熟な学生だった私に、利害関係を超えて真摯に向き合ってくれた大人。今日はその人について書こうと思う。 大学進学後の奨学金デビュー 私は大学進学後の3年生になった折に、奨学金を借りた。大学費用と就職活動費用を賄うためだ。 私の家は貧困家庭でなかった。両親は正社員共働きで、旅行もイベントもそれなりに楽しめていた。習い事も部活も通っていた。 ただ余裕はなかった

          奨学金地獄から私を救った人

          夫婦の凹凸が合わないんです。

          私は育児が苦手、夫は育児が得意。なのに私は在宅職、夫は激務職。家事はというと、私に適性があって。さて私たち夫婦はどうしたものか。 育児の凹凸夫は子育てに肩肘を張らない。いつも自然体で子どもに接する。わが子だけでなく、よその子にも。だから本当によく子どもから好かれる。 在宅で仕事をしているときも、ゆっくり寝たいときも、一日中一緒にいるときも。彼は子どもにイライラしない。むしろその時間を楽しんでいる。 もちろん怒らなければならない場面では怒るし、気持ちをまっすぐ伝える。でも

          夫婦の凹凸が合わないんです。