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#コラム
絵本『ビビを見た!』を読んで
ぜひ読んでほしい、と借りた絵本『ビビを見た!』。
福岡アジア美術館で版画展を見たのは、たしか1年前。
その後、下川町から北上して1時間もかからない音威子府村(おといねっぷむら、と読みます)にある彫刻家, 版画家の砂澤ビッキの美術館への訪問が決め手で、木版画の力づよさにノックアウト。
以来、木の質感と彫りの躍動に、すっかり心うばわれてしまっていた。
ゆえに『ビビを見た!』の挿絵の版画たちは、
電力を自給するイーストロンドンの劇場「Arcola theater」(アルコラシアター)のこと
2011年の3月11日に、震災が起きた。
その2週間後くらいに、わたしは池袋の東京芸術劇場にいた。
だいすきな野田秀樹氏の舞台を観るためだ。
今でこそ何もかも忘れて浮かれたような電飾で明るい都内だけれど、当時は節電と、発電所の停止で、広告の電子掲示板やきらびやかな照明などがことごとく消え、くわえて文化芸術にまつわるイベントなどは、軒並み延期や中止になった。
そのさなか、『南へ』という野田秀
「わたしのためのもの」でないなら忘れられてしまう
人間というのは、たいそう弱い。
「絶対に痩せるぞ」と意気込んだその日の夜に、お菓子をつまんでしまったり。
「明日から本気出す」と言っているうちは、本気が出ない。
「小説家になりたい」と言いつつ、一作も小説を書いたことがない人がいるように。
弱さを知っているから、ごまかすように、都合のいいことばかり覚え書きをして。
かく言うわたしも、12月から平日毎日noteを更新しようと決めたのに、出張
学歴コンプレックスは癒せないけれど
11月24日に行われる「文学フリマ」@東京で、ふたたび冊子を出せることになりました。
「創作メルティングポット」のメンバーで、小説を書くのはこれが3作目だ。
・下戸がうらやむ怒りと酒【創作メルティングポット#06】
・「好きだからふれられない」という愛情表現と無限セクシュアリティ
「酒呑みに告ぐ」シリーズは、リライトして再編集版を出そうかと思っている。
自由演技(1回目)、百合(2回目)と
たましいが抜けたあと
noteのアプリを立ち上げたら、こんな企画が始まっていた。
なんてタイミングだ。
しかも、よりによって、アイキャッチ写真がゴールデンレトリバーだ。
わたしたちの家族は、つい1週間前、逝ってしまったばかりだというのに。
カーロは、2008年に我が家にやって来た。
千葉の房総半島出身、英国ゴールデンで毛が白いのが特徴。
くりん、としたまん丸の目は、歳を重ねるほどますますまん丸になっていった
「好きな人」と「好かれたい人」はいつも同じ、ではない
「この人に好かれたい」という欲求は、きっと誰しも一度は持ったことがある。
親に好かれたい。
彼氏に好かれたい。
友達に好かれたい。
憧れているあの人に、好かれたい。
でも、「この人に好かれたい」と思っている相手と「好きな人」は、いつも完全に一致するわけではなかったりする。
「好かれたい」のはつまり「認めてほしい」から──なんてことも、ある。
もっと言えば「あなたに認めてもらいたい」と