窓の色

あなたは目を閉じて宇宙を作っている
窓に座った柔らかい虹の鉛筆
頬にふれる声のように温かい記憶を見たから

水中に存在しない音色の雨を
薄い光の底に反射するペットボトルを数える
表面だけ消えている色んな空が
あなたの作る窓に浮かんでいく

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ほろ酔い文学