歌奈子

ドラマと映画、読書が趣味。20代後半。 お芝居が好き。 【やりたいこと】世界旅行、英語…

歌奈子

ドラマと映画、読書が趣味。20代後半。 お芝居が好き。 【やりたいこと】世界旅行、英語と韓国語を話せるようになる、フィルムカメラを操れるようになる、お芝居の世界に行く

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記事一覧

演劇論の本を読んでいる。最推しの映画がもうすぐ公開する。最推しの今作や過去作のドラマが面白い。キャストの方々の素敵なお芝居を沢山観られる。気温はいつも暖かい。
人生が楽しい。

歌奈子
21時間前
1

数年ぶりに最推しを見つけた話

今から6年前の、20歳の誕生日にはBTSのコンサートに行った。たった1人でコンサートに行くことも、KPOPのコンサートに行くことも初めてだった。大晦日にはリアルタイムで韓…

歌奈子
1日前
1

20代って

20代が一番綺麗とか言うけれど、私は早く30代や40代になりたい。 歳を重ねるごとに、その人個人の内面が見た目に滲み出てくると思うから。 人柄の良さや内面の美しさが外に…

歌奈子
7日前
8

夢の中で、好きな芸能人に言い寄られた。しかも相手の方からガツガツ来られて、私の方からやんわり「奥様のファンなので(奥様も芸能人)、奥様を傷つけることはしたくないです」と断っていた。
朝この話を母にしたら、「はぁ…あり得ない。」と呆れ笑顔で言われました。だから夢だっつってんじゃん!

歌奈子
8日前

君の名前で僕を呼んで

春の柔らかい暖かさが過ぎ、もうすぐ夏かとふと気付くとき、必ずこの映画を思い出す。 映画を見る人たちはよく、自分は何を観るにしても必ず字幕派だとか言う。けどこの映…

歌奈子
12日前
1

ドラマ「なんか」見てないでやることやんなさい、みたいに言う人なに?ドラマは暇つぶしでもただの娯楽でもないんだよな私にとっては
自分の価値観押し付けてきたなーとだけ処理して、なかったことにしておく

歌奈子
2週間前

やりたいことを書いておくって、果たして効果あるの?と半信半疑だった。
でも、「映像作品や舞台を通して色んな人のお芝居を見たい」と書いていたら、ドラマも映画も結構な頻度で観られているし、観劇もここ半月で2回することになった。神保町で演劇についての本も買えた。
効果ありありだった。

歌奈子
2週間前
1

ワンダフルライフ

井浦新さんの映画デビュー作ということで観た。 この頃も今と同じく、綺麗で落ち着いたリズムがあって、静かで、哲学者のような雰囲気を持っている方だ、と感じた。 この…

歌奈子
3週間前
1

アンメット 2話

電車のドア付近にもたれかかりながらスマホで観ていて、泣きそうになってしまった。変なやつになるところだった。 努力できる人間で、努力で自分の人生を切り拓いてきてい…

歌奈子
4週間前

正欲

「地球に留学しとるような感覚なんよね、ずっと」 私がはっとする台詞を、夏月はぽそっと呟いた。視聴者にとっては大事な台詞だけれど、夏月はその感覚をずっと持ち続けて…

歌奈子
4週間前
4

夢、書いておけばいつか半分くらいは叶っているかも

夢を書いておく。 最近誕生日を迎えたので、5年先くらいまでの夢を書き留める。 夢なんて、今までは思いついた時に日記に書くだけだったけど、不特定多数が閲覧可能な状態…

歌奈子
1か月前
6

白河夜船

「明日は午後に仕事に出ればいいんだ」 これを言っちゃう罪な男を井浦新さんが演じていて、感無量というか、生きてて良かったと思った。 岩永は地に足ついた感じがしてて…

歌奈子
1か月前
2

「大丈夫」と言ってくれる人を探していた

自分は自分のことが好きだ。 もう受け入れている。 でも、自分はそうでも、他人は自分のことを「大丈夫じゃない」と思っているかもしれない。 ふと不安になったとき、誰か…

歌奈子
1か月前

考えてていいんじゃないか

物事を考えすぎているということに、私は最近まで気づかなかった。 変わり者風の意見を披露して凄いやつだと思われたいとか、「承認欲求を満たしたい」とか(最近の人って…

歌奈子
1か月前
1

日常に、ささやかな登場人物がいること

今年のドラマ生活はおっさんずラブから始まった。春田と牧と部長にまた会えるという喜びを噛み締めていたが終盤はもう完全に新キャラの和泉さんと菊様の恋模様に心を持って…

歌奈子
1か月前
4

ダブル•ファンタジー それぞれの男性と奈津

「人は女に生まれるのではない、女になるのだ。」 その印象的な言葉が繰り返されるので、これは母の娘だった女性が男性達との関わりによって女になっていく作品のようだが…

歌奈子
1か月前
1

演劇論の本を読んでいる。最推しの映画がもうすぐ公開する。最推しの今作や過去作のドラマが面白い。キャストの方々の素敵なお芝居を沢山観られる。気温はいつも暖かい。
人生が楽しい。

数年ぶりに最推しを見つけた話

今から6年前の、20歳の誕生日にはBTSのコンサートに行った。たった1人でコンサートに行くことも、KPOPのコンサートに行くことも初めてだった。大晦日にはリアルタイムで韓国の音楽番組を見てキャーキャー言っていた。
それからはBTSに限らず、男女問わず広く浅くいろんなKPOPアイドルにハマっていた。

大学卒業後くらいになると、広く浅くKPOPアイドルを推していくことが私にとっての日常となり、それに

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20代って

20代って

20代が一番綺麗とか言うけれど、私は早く30代や40代になりたい。
歳を重ねるごとに、その人個人の内面が見た目に滲み出てくると思うから。
人柄の良さや内面の美しさが外に出ているような人になることが目標なので、20代は確かに肌つやとかは良いのかもしれないけれど、正直早く過ぎてくれ、と思うことがある。

見た目どうこうの話はいいとして、20代を半分生きた身で考えることは、
20代って何にも持ってないの

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夢の中で、好きな芸能人に言い寄られた。しかも相手の方からガツガツ来られて、私の方からやんわり「奥様のファンなので(奥様も芸能人)、奥様を傷つけることはしたくないです」と断っていた。
朝この話を母にしたら、「はぁ…あり得ない。」と呆れ笑顔で言われました。だから夢だっつってんじゃん!

君の名前で僕を呼んで

君の名前で僕を呼んで

春の柔らかい暖かさが過ぎ、もうすぐ夏かとふと気付くとき、必ずこの映画を思い出す。

映画を見る人たちはよく、自分は何を観るにしても必ず字幕派だとか言う。けどこの映画に関して私は、字幕も吹替も原作本も全て好きだ。吹替は中学の頃から好きな声優の1人だった津田健次郎さんと入野自由さんだし、この映画を観てティモシーシャラメの美しさと普段のインタビュー等の姿とのギャップにやられたし、アーミーハマーもいかにも

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ドラマ「なんか」見てないでやることやんなさい、みたいに言う人なに?ドラマは暇つぶしでもただの娯楽でもないんだよな私にとっては
自分の価値観押し付けてきたなーとだけ処理して、なかったことにしておく

やりたいことを書いておくって、果たして効果あるの?と半信半疑だった。
でも、「映像作品や舞台を通して色んな人のお芝居を見たい」と書いていたら、ドラマも映画も結構な頻度で観られているし、観劇もここ半月で2回することになった。神保町で演劇についての本も買えた。
効果ありありだった。

ワンダフルライフ

ワンダフルライフ

井浦新さんの映画デビュー作ということで観た。
この頃も今と同じく、綺麗で落ち着いたリズムがあって、静かで、哲学者のような雰囲気を持っている方だ、と感じた。

この映画が公開された年、私は生まれた。
私が物心ついていない頃すでに俳優として活躍していた人たちが、今も映画やドラマに出ている。自分が赤ちゃんだった頃、彼らはすでに大人だった。そのことがなんか不思議だった。

小津安二郎監督作品のように真っ正

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アンメット 2話

アンメット 2話

電車のドア付近にもたれかかりながらスマホで観ていて、泣きそうになってしまった。変なやつになるところだった。

努力できる人間で、努力で自分の人生を切り拓いてきていて、そこを皆に認められている亮介くんが、自分の根幹にあるその信念や価値観を揺るがされながら少しずつ、前向きさを取り戻す物語だったと感じた。
努力でどうにもならない事実を突きつけられて、大好きなものと離れなければならなくて。その事実を頭だけ

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正欲

正欲

「地球に留学しとるような感覚なんよね、ずっと」
私がはっとする台詞を、夏月はぽそっと呟いた。視聴者にとっては大事な台詞だけれど、夏月はその感覚をずっと持ち続けて葛藤し最適な言葉で言語化できるまで悩んだからこそ、何でもない言葉のように呟けたのだと感じた。
めでたいポジティブな空気感で描かれることの多いプロポーズのシーンや結婚生活は、「嬉」という雰囲気が限りなく削られていたことが印象的だった。本当に、

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夢、書いておけばいつか半分くらいは叶っているかも

夢、書いておけばいつか半分くらいは叶っているかも

夢を書いておく。
最近誕生日を迎えたので、5年先くらいまでの夢を書き留める。
夢なんて、今までは思いついた時に日記に書くだけだったけど、不特定多数が閲覧可能な状態の場所に記しておけば、自分の肝も座るというか本気で目指す気になるんじゃないかと思って。

仕事今転職活動中なので、まずは転職活動を無事終える。
ビジネスマンとして成長しようと思い続けられる職場で、30までに「私はこれができます」と胸を張っ

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白河夜船

白河夜船

「明日は午後に仕事に出ればいいんだ」
これを言っちゃう罪な男を井浦新さんが演じていて、感無量というか、生きてて良かったと思った。

岩永は地に足ついた感じがしてて、寺子の方が酔ってる感じがする、と最初は思った。女性のほうは恋してて、男性の方は典型的に不倫のつもりでいると。
先方の、って言い方がもう、ほんとこの手のこういう種類の男性が言いそうなことだなぁと感じて気持ち悪い(とても好き)。どういう理由

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「大丈夫」と言ってくれる人を探していた

「大丈夫」と言ってくれる人を探していた

自分は自分のことが好きだ。
もう受け入れている。
でも、自分はそうでも、他人は自分のことを「大丈夫じゃない」と思っているかもしれない。
ふと不安になったとき、誰かに「私、これでいいかな?」と聞きたくなる。
そばに誰かいてほしくなる。
「大丈夫」と言ってくれる人を、探す。

本当は自分が自分にそう言ってあげられたらそれでいいのだ。
でも、それができてもなお、まだ他人の「大丈夫」が欲しくなる。
自分ひ

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考えてていいんじゃないか

考えてていいんじゃないか

物事を考えすぎているということに、私は最近まで気づかなかった。
変わり者風の意見を披露して凄いやつだと思われたいとか、「承認欲求を満たしたい」とか(最近の人って他人に対して「承認欲求」って言葉を使い過ぎじゃない?何か、すぐ「承認欲求」って言葉で他人を貶そうとするし、「承認欲求」自体を悪者みたいに捉えてる気がする。まあ目立ちたくて悪いことする人もいるのは事実だけど、マズローの欲求五段階説のうちに含ま

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日常に、ささやかな登場人物がいること

日常に、ささやかな登場人物がいること

今年のドラマ生活はおっさんずラブから始まった。春田と牧と部長にまた会えるという喜びを噛み締めていたが終盤はもう完全に新キャラの和泉さんと菊様の恋模様に心を持っていかれた。あんなドイケメンのおじ様がドイケメンの秋斗を想い続け、そんな彼をドイケメンの菊様が支えている。切ない菊様の片思いの年数は軽く10年以上という。そしてそのドイケメン達は皆公安なのだ。もうやっちゃってますって。完全に私は沼から出られな

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ダブル•ファンタジー それぞれの男性と奈津

ダブル•ファンタジー それぞれの男性と奈津

「人は女に生まれるのではない、女になるのだ。」
その印象的な言葉が繰り返されるので、これは母の娘だった女性が男性達との関わりによって女になっていく作品のようだが、実際は依存関係に縛られていた人間が精神的な自立に向かっていく、そういう物語だったと感じる。不倫ドラマだし、性的な描写とかそういう刺激的なものに目を取られてしまいがちだけれど、シンプルに捉えると、1人の人間の成長物語というだけだったように思

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