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いんちょのつぶやき

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東洋医学のことや、東洋医学「的」な考え方、物事のとらえ方風味のおもいつきを掲載中。
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#いま私にできること

【梅雨時の健康のバロメーター】

【梅雨時の健康のバロメーター】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

いつまでもジメジメしたお天気、憂鬱ですね。

そんな悠長なことばかり言っていられないくらい、全国的に豪雨の被害が広がっているみたいです。

悪天候の影響は人の体にもひとしお。

連日続く豪雨被害ですが、時期的には本州も間もなく梅雨明け。

梅雨前線が太平洋高気圧に押し上げられて北上すれば、すぐに猛暑が訪れるんじゃないかなぁと思います。

長期予報だと、今年の夏はと

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【思考と感情と運動の連動】

【思考と感情と運動の連動】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

人の過去の記憶って、体調と連動しています。

疲れたなぁと実感するとき、過去に経験したことをふと思い出すことがあります。

いやなことがあると、目先の嫌なことではなくて過去に経験した出来事がフィードバックしてくることがあります。

こうした今現在の体調や実感と、過去に経験した体験とともに実感していた体の感覚が同じようなものだと、過去に経験した情景がカラダの記憶とし

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【暑中見舞いと、思うこと】

【暑中見舞いと、思うこと】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

今日は七夕。
そして、二十四節気では小暑をむかえます。
そんなわけで、「暑中お見舞い申し上げます」。

昨年の8月の長雨も厄介でしたが、今年の5月からのジメジメ陽気も、カラダに負担をかけ続けます。

今年はすでに日本の西の方では、大雨の被害で各地大変なことになっていますね。
テレビの報道映像によってしかうかがい知ることができませんが、被害が甚大だなぁと思います。

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【休みたがるカラダを尊重】

【休みたがるカラダを尊重】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

昨日のnote記事に引き続き、カラダのトーンをよく実感してあげることが大事だなぁと思っています。

明日の七夕から、二十四節気では小暑を迎えます。
暑中見舞いのころですね。

梅雨後半戦真っ最中のカラダは、5月から長引くジメジメ湿気に翻弄され疲れています。

湿気で疲労すると、思うようにカラダが動かないことに対してイライラすることが多い。

・痛くて動けない
・重

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【元気がない】

【元気がない】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

古くからおなじみの患者さんから、「先生、元気ですか?」と直球で尋ねられました。

なんでも、前回お会いした時にも、そんなことを気にしていただけたみたい。

そもそも、ぼくはそんなに元気な方じゃありません。

バイタリティというやつが、そんなにあるわけじゃない。

実はそんなあまりパワフルでない自分のことを、僕自身、よく知っているから、以前はあまり患者さんと積極的に

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【今のところは、「占い」】

【今のところは、「占い」】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

緊急事態宣言が解除され、外出自粛要請が緩和され始めてから、博心堂鍼灸院にお越しになられる患者さんたちが増えてきました。

理由は「具合が悪くなった」から。

5月からのジメジメ陽気。
くわえて、「新しい生活様式」をなかば強要される形での人間関係に疲れを感じやすい日常。

学校やお仕事場など、スケジュールも見通しが立たないと、不安やストレスが増すばかりですね。

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【夏バテ予防に梅雨を活用】

【夏バテ予防に梅雨を活用】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

振り返ってみれば、今年は5月からすでにジメジメ雨模様。
梅雨がとっても長く感じます。

湿度の影響で息苦しかったり、カラダがこわばったり。

でも、それじゃ生活に都合が悪いからとばかりに、無理してでもいつも通り動いてみる。
でもでも、もう一度振り返ってみると、世間的には「いつも通り」がどこかにぶっ飛んじゃった緊急事態宣言下。

思うような外出もできず、外出自粛要請

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【小食をすすめてみる】

【小食をすすめてみる】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

朝飯前って言葉があります。
「ほんの朝飯前」。

朝食の前にササっと済ませられるような手軽な取り組みってことですかね。

でも、外山滋比古(とやま・しげひこ)さんという方が描かれた「思考の整理学」という本の中で、一番頭の働く午前中には敢えてわざわざ朝食をとらず、ガッツリタスクに取り組む。
そして、ひとしきり終えてから、「一日で最初の食事=朝食をとる」というようなこ

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【プチ熱中症】

【プチ熱中症】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

プチ熱中症の人、増えるかもしれません。
※「プチ熱中症」って、ぼくが勝手にネーミングしたものです。

久しぶりにバスに乗って外出する機会がありました。
もともとインドア派(インルーム派)なもので、自室からあまり出ることなく、緊急事態宣言下でも全く生活の変わらない僕ですが、用事ともなればやはり外出せざるを得ない。

慣れない外出では、折り畳み傘を忘れそうになったり、

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【人からの多彩な頼られ方】

【人からの多彩な頼られ方】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

ここのところ、ご自分の身近なことでの相談事を話してくださる患者さんが増えています。

雨降りの長引く陽気ですから、季節的な憂鬱も関係あるんじゃないかな。

鍼灸師は鍼施術の技術を施すだけの専門家というわけではない。
鍼を用いて施術ができるというのは、資格を有している最低条件でしかない。
ただの技術屋、専門家、というだけではなく、そもそも患者さんの健康というものに、

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【首の痛みは首が原因じゃない】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

6月は股関節や膝の痛みを訴える人、多かったです。
これもひとえに5月からのジメジメ陽気が強く影響しているんじゃないですかね。

とくに股関節痛があると、歩くときや立ちあがるときに体が思うように支えられないので、イライラもします。
陽気がよくないだけじゃなく、情勢状況もよくないころ。
ストレスもずいぶんたまられたんじゃないかなぁと思います。

原因が湿度の影響だから

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【梅雨はカラダの荷下ろし】

【梅雨はカラダの荷下ろし】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

沖縄は早々に梅雨明け。
だいたいその1か月後が関東地方の梅雨明け。
すでに5月から梅雨のような湿気過剰な時期を過ごしています。
カラダはそんな長期間続く湿気の影響で、すっかり重たくなっているみたい。

別にカラダに水がしみ込んで膨らんでいるわけではないのだけど、気持ち的にはそんな全身がポチャポチャと音を立てているように、むくみやゼロゼロいう咳、足腰の冷えなどを感じ

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【梅雨中盤はお腹の立て直し】

【梅雨中盤はお腹の立て直し】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

九州の方では大雨のようですね。
関東地方も今年は感染症と一緒に水害も心配。

こうした自然災害への備えって、上も下も、あっちもこっちもだから、万全っていうことは、なかなか難しい。

カラダも同様で、梅雨の湿度と夏の暑さと、そして気温差やエアコンの冷気など、文明という社会で過ごす人の体は、いろんなことにいつも備えていないと保ち切れない。

ジメジメする日が続きます。

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【ねじってシェイプ】

【ねじってシェイプ】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

太ってきたから食べる量を減らして、痩せようと思う。
そんな決意を、若い方から聞かされました。

ぼくに言ってもらったのも、きっと何かのご縁。
ちょびっと東洋医学の知識で、そんなダイエットのお手伝い。

梅雨時、食べることをやめたり、食べる量を減らしても、カラダのサイズは大して変わらない。

それよりも、食べないことで、おなかの働きが落ちて体力を消耗したり、カラダが

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